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天然由来の安全な覚せい剤?

2009 - 02/28 [Sat] - 16:19

覚せい剤って耳にするはずです。
どんな印象を受けますか?

ひえ~、怖いよ~(+_+)

”シャブ漬け”になったら人生も終わり……?
それなのに、安易に手を出す若者が後を絶ちませんね。 ゼッタイ、手を出しちゃダメだよ 

でもさ~、こういう”お薬”はどう感じる?

 元気が出る、ダイエットに効果がある、天然成分 etc

こう説明されると、「危なそう」って感じないんじゃないの?
だから、ついつい手を出しちゃわない?

覚せい剤っていうのは、『覚せい剤取締法』に定められた化学物質です。
主にアンフェタミンメタンフェタミンのことを指しますが、
その作用はドーパミントランスポーターの働きを阻害する点にあります。

するとどうなる?
ドーパミンが再吸収されないため、
シナプス間隙のドーパミン濃度が高まります。
その結果ドーパミンの作用が強く表れるので……

元気もりもりになって、ハイテンションになれる \(^o^)/ハッピー

実際に、覚せい剤は【滋養強壮剤】の類として販売を開始されたんです。
ところが、後になってあまりにも深刻な副作用が明らかになった(>_<)

メタンフェタミンは【クリスタル】とも呼ばれ、
アメリカで”最も危険なドラッグ”とされている化学物質です。
しかしもともとは『ヒロポン』の名で販売された医薬品で、
1893年、その合成に成功した人物が長井長義でした。

長井長義の名は、日本薬学史上燦然と輝いています。
日本近代薬学の開祖にして、
日本薬学会初代会頭もつとめました。
その彼の最大の功績はエフェドリンの単離といえるのではないでしょうか?

エフェドリンは麻黄に含まれる化学物質です。
麻黄は「葛根湯」や「小青竜湯」にも利用される代表的生薬ですが、
その薬理成分として抽出されたのがエフェドリンでした。
後になってエフェドリンには気管支拡張作用があることが発見され、
多くの気管支喘息に苦しむ患者さんを救うことになります。
現在でも、メチルエフェドリンは”現役”として活躍しています。

このエフェドリンから水酸基(-OH)を外した、
ごくごく簡単な化学物質メタンフェタミンだったのです。

図をクリックすると拡大します
覚せい剤
脳の中で”意欲”や”注意力”をコントロールしているのがドーパミンです。
アンフェタミンやメタンフェタミンはたまたまドーパミンと構造が似ているため、
ドーパミンのごとき振る舞いをして、その働きを乱してしまうのです。
ただし覚せい剤が合成された当時はドーパミンの存在すら知られていなかったため、
その薬理作用のメカニズムはわかりませんでした。
飲むと元気が出る――というだけで、
副作用も調べないまま市場に出回ってしまったのです。

私達は【覚せい剤】って聞いただけで怖いと連想しちゃうのですが、
これを【元気の出る薬】っていいかえると警戒心が薄らいでしまいます。
まして、
天然成分なんて聞くと安心しちゃいませんか?

でも、それが一番危ないんです!
大切なのは……

脳の働きを安易にいじっちゃダメ

っていうことなんですよ!!!

もちろん、医学的な治療に応用されるのは間違いじゃありません。
きちんと管理され、
顕著な”治療効果”が期待できるなら使用されるべきです。
メチルフェニデートは『リタリン』の名で知られ、
注意欠陥多動障害(ADHD)の治療に利用されます。
子供へのリタリンの処方を批判する方もいますが、
覚せい剤に似た化学物質であるという理由だけで批判するのは正しくありません。

むしろ抗うつ剤として気軽に処方されたため、
薬の副作用で薬物依存となる患者さんが後を絶ちませんでした。
こうした被害を防ぐため、
2008年からはうつ病への処方が禁止されています。

脳の働きを左右する”お薬”の効果は絶大です。
しかし安易にその力に頼ろうとすると、
自ら脳をコントロールする力が削がれてしまう”副作用”が避けられません。
利用には、慎重にも慎重であるべきです。
たとえ天然成分であっても、油断は禁物です!!!

すでに紹介したように、エフェドリンは天然由来成分です。
体内のエネルギー消費を盛んにするため、
ダイエット薬として絶大な効果を発揮します。 異常な元気が出ちゃうわけだから…… 
『エフェドラ』の名で有名ですが、

天然由来の安全なダイエット薬――

っていう宣伝文句を目にしたときは、
あまりの無知さ加減に怒りがこみ上げてきました。

フグの毒をテトロドトキシンっていいます。
もともとは細菌毒で、餌の貝を食べることでフグの体内に濃縮されます。
これが天然成分だからって安全っていうお馬鹿さんはいないでしょ?
それと同じことなんです!

エフェドリンの危険は少しは知られるようになったようですが、
シネフリンについても同じことがいえます。
これも漢方の薬理成分の一つで
陳皮橙皮に含まれています。つまり、柑橘類ですね。
もちろんミカンを食べる分には問題ありませんが、
これをダイエット薬や”元気の出るお薬”に使おうなんて考えると、
副作用も出てくることになります。

シネフリンは最初人工的に合成されました。
その後になって、
自然界からも発見された”異色”の化学物質です。

人工合成された化学物質は危険、天然の化学物質は安全

こういう”お題目”のあまりのくだらなさが、
もうみなさんには十分ご理解いただけるんじゃないでしょうか?
だって……

天然の覚せい剤なら安全

っていうのと変わらないわけだから、
どう考えてもおかしいのです。



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