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No.9 大麻と麻薬、そしてコカ・コーラ

2009 - 03/02 [Mon] - 16:07

今日お話しするのは大麻麻薬です。
きょうもまたまた……

ひえ~、こわ~(+_+)

本来なら、
こんな”物騒な奴”を【暮らしの中の化学物質】で取り上げたくありません。
しかし昨年来、
大麻の不法所持で検挙される事件が後を絶たない……
いつかお話しなくっちゃと決めておりました。

大麻とは【マリファナ】ともいいますが、
日本でも古くから親しまれてきた麻のことです。
あるいは、医学分野では【カナビス】なんて呼び方もします。
その茎や葉にカンナビノイドと総称される化学物質を含んでおり、
これがドーパミンの分泌を刺激します。
いってみれば、タバコに含まれるニコチンと同じようなものです。

ただしその作用はマイルドで、
精神的・肉体的な依存は非常に弱いとされています。
鎮痛剤として医学上も有用で、
大麻の合法化を主張する声も強いのです。

確かに医学上の利用には大賛成!
でもね~、だからって煙草みたいに”合法化”していいものなんでしょうか?
大麻成分の中でも、
依存を生じるのはΔ9-テトラヒドロカンナビノール(THC)と考えられています。

10年ほど前の大麻では、
このΔ9-テトラヒドロカンナビノールの含有量は1%程度だったそうです。
しかしその後の品種改良で、
現在では4~7%、あるいはそれ以上に高まっているんだそうな……
それだけ依存性が上がっているということです。

ゼッタイに手を出しちゃ~いけません

その上、発癌リスクは煙草の数倍にもなるそうですよ!

こう聞いて大きく頷く人ばっかりでしょうが、
実は天然成分の効果を過信して失敗してしまった”過去”が少なくありません。

シックハウスも同じ轍を踏んでしまうかも(T_T)

まにあっくの心配が杞憂にならなければいいんですが……

大麻は「大麻取締法」で規制されています。
一方、麻薬っていう言葉もありますよね?
こちらは「麻薬及び向精神薬取締法」で規制される薬物ですが、
歴史的に麻薬といえば主に【アヘン】を指します。

アヘンは「アヘン芥子」の実から採取される樹脂です。
同じ芥子の仲間でも、
ヒナゲシや園芸用のポピーの実からは採取できません。
すでにメソポタミアやエジプトで栽培されていたという記録が残されており、
英語では【オピウム】といい、
これが中国に伝わって「アーピェン」、つまり【阿片】と表記されたようです。

その薬理成分はオピオイドと総称され、
中でも特に強力なオピオイドがモルヒネです。
医学分野では【モルフィン】と呼ばれることが多いようです。
その薬理作用は強力な鎮痛作用と催眠効果にあり、
現在でも末期癌の患者さんに処方されています。
古代人も鎮痛剤として利用していたと考えられています。

麻薬ということで多くの方が誤解するのですが、
鎮痛の目的で正しい処方を行えば依存は生じません。
それどころか近年になって、
人も体内でモルヒネを合成しているんじゃないかという説も出てきているようです。
慢性的な疼痛に悩まされる現代人が多いそうですが、
その原因は体内のモルヒネ不足――っていう可能性もあるのです。

ただし、安易に使うとやっぱり依存を生じちゃう(>_<) 脳内物質のさじ加減は微妙なんです
そのミスを最初に犯したのが南北戦争でした。
モルヒネがアヘンから抽出されたのが19世紀初頭です。
そして1861年に勃発した南北戦争で大量に使用され、
約40万人を超える中毒者を出してしまったとされています。

ペンバートンという人物もその一人でした。
折りしもアメリカでは代替医療が一大ブーム!
医師不足と健康志向があいまって民間療法への関心が高まり、
彼も”万能薬”の売り込みに精を出していました。

彼が注目したのは、
モルヒネ中毒に効果があるとされたコカノキです。
そこで、ワインにコカノキとコーラナッツの抽出物をブレンドした”お薬”を完成!
効能はズバリ……

精力増強、頭痛緩和 私だって、飛びつきたくなっちゃう(>_<) 

これがたちまち大ヒット商品\(^o^)/

その後禁酒運動が盛んになってきたので、
ワインを使うのは止めて炭酸水のシロップに”路線変更”します。
これがコカ・コーラだったわけ!!!

図をクリックすると拡大します
大麻
コカインもドーパミントランスポーターの働きを阻害しますが、
その作用は覚せい剤よりも強力だとされています。
一方の大麻やアヘンはGABA神経を抑制し、
ドーパミン神経の活動を活性化します。
モルヒネの2つの水酸基(-OH)をアセチル化したのがヘロインで、
当初ドイツのバイエル社から鎮咳薬として発売されたというからオ・ド・ロ・キです(゜o゜)

コカノキに含まれる薬理成分がコカインです。
当初のコカ・コーラはコカインを含んでいたわけでして、
”ごっくん”すれば元気もりもりだったのも頷けます(=_=)
ただしその後コカインの副作用が問題になったため、
1903年には原液からコカインが取り除かれていますのでご安心を!

こんな歴史をざっと振り返っただけでも、
天然成分を過信することの危うさにおきづきになりませんか?
繰り返すまでもないことだと思いますが、

Δ9-テトラヒドロカンナビノール、モルヒネ、コカイン

これらは全て天然成分なのです。
自然界はこれらの”薬物”さえ活用しています。
しかし節度をこえて目的外に大量使用したときには
おそろしい副作用を生じて人を苦しめることになります。

病気の方はお医者様の指示を守って”お薬”を呑みましょう。
そうでない健康な方は、

元気が出る、リラックス効果がある

なんていう言葉に飛びつかない方がいいかもね!
たとえそれが天然成分であっても……



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ドーパミンについての研究からきました。

生半可な知識により人を恐怖へ煽り陥れるのではなくあなたは事実を述べるべきだ。国が今まで恐怖を煽り続けた結果間違った情報を私達は洗脳のように教えこまれたのだから。
ラットへの薬物投与により誘発されるドーパミンの生産をミクロ透析によって計測する研究においては、アヘン剤、コカイン、アンフェタミン、ニコチン、アルコールの全てがドーパミンの生産に影響を与えたのに対して、大麻は影響を与えないことが証明されている。すなわち、大麻に依存性が無いことが証明されたのである。
Hekenhamらによる米国立精神衛生研究所(National Institute of Mental Health: N IMH)でのラットの対照研究の結果、14日間にわたり最も大量のカンナビノイドを投与したラットが最も早く平常の行動レベルに戻ることが解った。これは、これらのラットの調整機能の働きが非常に活発となり、受容体に対する結合域が減少したためと考えられる。すなわち、大麻の耐性は身体の平衡状態を保つため脳の機能なのであり、「必要以上に摂取すると、受容体はスイッチを切る」のである。
これは、大麻による急性中毒の可能性や、近年における大麻の効力の増強を危惧する指摘も否定するものである。

はじめまして

コメントを頂きありがとうございます。
”ANANDA”さん……
アナンダミドを意識したお名前でしょうか?
なんかとても良くご存知の方のご指摘かと思い、

こりゃ襟を正さなくっちゃ(>_<)

そう肝を冷やしたところ、
そっくり同じ文章をあるサイトで拝見いたしました。
あまり難しい話は止めておくことにしましょう。

確かに、大麻には依存性はない。
だから合法化すべきだ――
こういう意見があるのは承知していますし、
合法化している国があることも知っております。
ただし、大麻の作用メカニズムはまだわからない点が多そうです。
ご指摘のドーパミンとの関係でも、
次のような意見もございます。

大麻およびその活性成分⊿9-THCも他の依存性薬物と同様に、
知覚効果として多幸感や幸福感を起こし、
ラットでの自己投与行動が成立する事も報告されている。
これらの知見から、
内在性カンナビノイドと脳内報酬系との関連性が指摘されている。


2007年に発表された論文からの引用です。
これを見れば、
大麻が「タバコやニコチンより安全」と言い切れる段階でないことがわかります。
安易に合法化すべきではなく、
モルヒネ(アヘン)のように医療的な使用に限定すべき――
というのが私の個人的な考えです。

ちなみに。
CB1受容体の内因性リガンドとして、
アナンダミドや2-AGが知られています。
しかし2002年にNADAがラット脳内より発見され、
これを真の内因性リガンドとする新説も登場しました。
やっぱり、
大麻とドーパミンには何らかの関連性があることを予感させます。

さらに、TRPV1受容体の分布は、
CB1受容体の分布とオーバーラップすることが多い様子で、
発痛との関係を、現在、必死にリサーチしているところです。

私は能力のない人間ですから、
ときには誤りに陥っていることがあるかもしれません。
しかし、できりだけそういう失礼のないよう、
最新の論文に目を通し、
自分なりに理論を組み立てた上で記事を書くよう心がけています。

今回のご指摘に感しては、
ドーパミンと関係あり――
とする説を支持しているとご了承ください。
もちろん、
大麻が安全などという主張には賛成しかねます。

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