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No.10 トルエン

2009 - 03/03 [Tue] - 17:05

昨日に引き続き、今日も【暮らしの中の化学物質】の紹介です。
今日の”主人公”はトルエン
シックハウスに関心のある方なら名前くらいは聞いてるでしょう。
主に塗料や接着剤の溶剤として使用されています。

シックハウスっていうとホルムアルデヒドが大騒ぎされるんですが、
私はむしろトルエンが”曲者”と考えています。
法律で規制されて対策の進んだホルムアルデヒドに比べ、
トルエンの場合はまだまだ室内濃度の高い家が多い!
一度紹介したことのある北海道の新築住宅の調査でも、
ホルムアルデヒドよりもトルエン汚染の方が深刻で、
ナント20%近い新築住宅で室内濃度の指針値を超えていました
10軒にほぼ2軒がオーバーっていうことですから、
軽視できない”由々しき問題”じゃないでしょうか?

国立医薬品食品衛生研究所の安藤正典先生らの調査でも、
最高濃度で1000μg/㎥を超えているようなお宅も報告されています。
私が目にした中では3793μg/㎥なんていう凄まじい数字もありました。
室内濃度指針値の凡そ15倍というのだから驚きです。

ちなみに……
トルエンの室内濃度指針値は0.07ppm(もしくは260μg/㎥
槻岡建設の手がけた「FPの家」では、
指針値を超えたケースはありません→→→実際のデータはこちら
トルエンの濃度は調べればわかること。
こうしたちょっとした”気配り”が、

実際にお住まいになるお客様の健康を守ることになる――って考えています。

それじゃ~、トルエンの何が問題なんでしょう?
トルエンは有機溶剤、つまり【シンナー】です。
ここで昨日までの話しを思い出していただきたい!
【シンナー】は最も身近な薬物の一つであり、
現在みたいに薬物が”手軽”に手に入らなかった時代には、
かつては薬物の入り口ともいわれた化学物質なんです。 私と同世代なら知ってるはず

住宅をテーマにしたブログなのに、変な話ばっかり(?_?)

そう指摘されると反省することしきりですが、
無意味にまにあっくになっているわけではないんでして……(+_+)

トルエンが健康に及ぼす影響は、
薬物が健康に及ぼす影響と質的に同じです。
覚せい剤麻薬大麻に手を出してはいけないのと同じように、
トルエンにも十分な注意が必要なんです。
ところが……

家の中で息をするたびに、トルエンを吸っている! 

これって大問題だと思いませんか?

図をクリックすると拡大します
トルエン
トルエンはベンゼンに1ヶのメチル基(-CH3)が結合した【モノメチルベンゼン】です。
同じくキシレンは2ヶのメチル基が結合した【ジメチルベンゼン】です。
キシレンには「オルト体」「メタ体」「パラ体」の異性体がありますが、
3つの異性体のトータルで室内濃度は表示されています。

トルエンもドーパミン神経に影響を及ぼします。
ただし薬物と違って分泌を左右するのではなく、代謝・分解に影響します。
シナプス間隙に放出されたりトランスポーターで再吸収されたドーパミンは、
最終的にホモバニリン酸となって尿中に排出されます。

化学物質の反応は、特殊な場合を除いて【酵素】によって触媒される。
例えば、たとえアミノ酸のチロシンL-DOPAが”似ていて”も
チロシンに水酸基(-OH)を付加する反応を触媒する【酵素】がなければ、
L-DOPAが存在することはありません。
さらに付け加えれば、【酵素】の働きを”サポート”する【補酵素】も必須で、
チロシンをL-DOPAに変えるにはテトラヒドロビオプテリン(BH4)が必要です。

この内、
ドーパミンを酸化的に脱アミノする【酵素】がモノアミン酸化酵素(MAO)です。
精神保健研究所の舩田正彦先生(薬物依存研究部)らの研究によって、
トルエンがMAOの働きを阻害することが明らかにされました。
っていうことは、ドーパミンの分解が進まないから……

ドーパミンの作用が強く現れちゃう(>_<) 

その結果、薬物と同じように依存を生じてしまうわけですが、
明らかな依存を生じていない場合でも、
脳の働きや脳の成長を乱している可能性があるのです。 怖いでしょ?

あくまでも個人的に感じていることですが
ホルムアルデヒドもドーパミン代謝に影響しているのかもしれません。
テトラヒドロビオプテリンの合成にはホルミル基(-CHO)が必要――
ホモバニリン酸の合成にはメチル基(-CH3)が必要――
これって煎じ詰めると、ホルムアルデヒドや蟻酸に”由来”するんです。

そしてもう一つ力説しておきましょう!
現在では、
ほとんどのトルエンが石油から工業的に合成されています。
しかしそもそもトルエンが発見されたのは、
19世紀初頭、【tolu balsam】から抽出されたのが最初だったのです。

【tolu balsam】とは中南米原産のマメ科の Myroxylon balsamum から得られる樹脂で、
現在でも香料として珍重されています。
私は嗅いだことはないのですが、
それはそれはバニラのような甘い香りがするそうです。
その中の一成分としてトルエンが含まれているというわけ……
トルエンだって、もとは天然成分なんですよ!!!

口を酸っぱくして何度も繰り返してきましたが、
もう素直に頷いていただけるんじゃないでしょうか?

合成だから危ない、天然なら安全

これほど非科学的で馬鹿げた主張もありません。
合成でも安全なものは安全だし、
天然でも危険なものはもっの凄く危ない――っていうのが真実なんです。


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