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化粧品が空気を汚す(その2)

2009 - 03/28 [Sat] - 18:16

化学物質なんていうと特別なもののように身構えちゃいますけど、
それは大間違いです。
それこそ、そこいらじゅうに溢れかえっている!
っていうか……
世の中は化学物質によって支えられています。

偉そうに無添加なんていっても、
厳密にはあり得ないことです。
具体的に「○○は添加していません」と書かなければ正しくない。
大切なのは化学物質を恐れることではなく、
よく理解して上手に活用することなんじゃないでしょうか(?_?)

今回取り上げている2-エチルへキサノール【2EH】も、
まだまだいろんな所で活躍してますよ!

 スルホコハク酸ジ(2-エチルヘキシル)Na

コハク酸にスルホ基(-SO3H)が結合するとスルホコハク酸です。
スルホコハク酸のエステル化合物は陰イオン系界面活性剤として利用されます。
低刺激性・低脱脂性でお肌に優しいとされ、
近年使用量が増加しているそうです。
泡立ちとの関係から、
シャンプーには炭素(C)数が12~15程度のアルコールや脂肪酸が好まれます。
例えばスルホコハク酸に1ヶのラウリルアルコール(C=12)をくっ付けると、
このエステルのナトリウム塩の表示名称がスルホコハク酸ラウリル2Naです。
みなさんが使っている石けんやシャンプーにも含まれているかもしれませんよ。

【補足】
化学物質の説明は、いつもわかりやすくお話しすることを心がけています。
それなのに、言葉だけじゃ~チンプンカンプンだったかも…… 反省してます

2EH-8 スルホコハク酸系洗浄剤

エチレンオキシド(酸化エチレン)とラウリルアルコールを結合させたものを
ポリオキシエチレンラウリルエーテルといいます。
これをスルホコハク酸とくっ付けたエステルがスルホコハク酸ラウレス2Naです。
上側に紹介したのはその一例で、ここではエチレンオキシドが1ヶ。 
ってことは、厳密にいえば”モノオキシエチレン”ですね。
アルコールの部分がC12~C14の混合物の場合には、
スルホコハク酸(C12-C14)パレス2Naと呼ばれます。
そしてスルホコハク酸にラウリルアルコールだけをエステル結合させれば、
これがスルホコハク酸ラウリル2Naというわけです。
”業界用語”の表示名称を並べられても、ホントよくわかんない(>_<)

次に、スルホコハク酸に2ヶの2-エチルへキサノールをくっ付けましょう。
するとエステル結合が2つあるジエステルができ、
これがスルホコハク酸ジ(2-エチルヘキシル)です。
さらにそのナトリウム塩がスルホコハク酸ジ(2-エチルヘキシル)Naであり、
スルホコハク酸ジエチルヘキシルNaと表示されます。
2EH-4 スルホコハク酸ジエチルヘキシルNa

界面活性剤は水と油を混ぜる作用を持っています。
主に洗浄成分としての利用が知られていますが、
スルホコハク酸ジ(2-エチルヘキシル)Naは乳化剤起泡剤として利用されます。

ただし、含まれているのは化粧品ばかりじゃありません!
安全性が高いとされるスルホコハク酸ジ(2-エチルヘキシル)Naは、
食品添加物や医薬品にも使用されています
興味深いのは紙製品への活用――。
表面張力を下げてインクの湿潤性を上げてくれることから、 つまり、にじまないってこと
紙の表面処理剤なんていう利用方法もあるのです。

化学物質の活躍するフィールドは、それこそ際限がない!

 パラメトキシケイヒ酸2-エチルヘキシル

紫外線による日焼けを防ぐために使われるのがUV吸収剤です。
ここにも2-エチルへキサノールが顔を覗かせます。
パラメトキシケイヒ酸2-エチルヘキシルもその一つ――
表示名称はメトキシケイヒ酸エチルヘキシルです。
2EH-5 メトキシケイヒ酸エチルヘキシル

ケイヒ酸に水酸基(-OH)が結合するとヒドロキシケイヒ酸(クマル酸)になります。
ただし水酸基は反応性が高いので、
ここにメチル基(-CH3)をくっ付けて【-OCH3】としたのがメトキシ基です。
ケイヒ酸のパラ位がメトキシ化されているのでパラメトキシケイヒ酸――
それに2-エチルへキサノールが結合したエステルが、
パラメトキシケイヒ酸2-エチルヘキシルとなります。

 サリチル酸2-エチルヘキシル

紫外線防止というと、日焼け止めクリームを思い出しますよね?
ただし紫外線の影響を受けるのは人間だけじゃ~ないわけで、
お日様に当たると化粧品も品質が劣化します。
これを防ぐために、UV吸収剤が配合されることも多いのです。

サリチル酸2-エチルへキシルもUV吸収剤の一つで、
表示名称はサリチル酸エチルヘキシルです。
安息香酸のオルト位に水酸基(-OH)が結合したのがサリチル酸で、
これに2-エチルへキサノールが結合したエステルです。
2EH-6 サリチル酸エチルヘキシル

このように、2-エチルへキサノールは様々なものに含まれています
可塑剤だけに使われてるわけじゃ~ありません。
名札も付けてないわけだから、
空気中に漂う2-エチルへキサノールがどこの”出身”かなんてわからない(p_-)
少なくとも、
その全てが建材に由来するわけじゃない――っていうのは間違いありません。

もちろん、2-エチルへキサノールは低毒性の物質です。
よくよく調べていくと自然界にも存在し、これを含む植物もあります。
ただしどんなものでも体内に入った”異物”は排出しないといけないわけで、
2-エチルへキサノールを過剰摂取すれば腎臓に負担をかけます。
高濃度になれば不快な異臭を放ち、鼻の粘膜を刺激します。
そして頭痛や吐き気をひきおこす……(*_*)

どんなに安全でも、曝露量が多くなるのは好ましくない――のです。

【追記】
後日、2-エチルへキサノールが意外な問題に関係していることがわかりました。
詳しくはこちらをご覧ください。


最後に、ついでのお話。
安息香酸のパラ位に水酸基(-OH)が付くとパラオキシ安息香酸になります。
そのエステル化合物はパラベンと総称されています。
例えばエタノールが結合すればパラオキシ安息香酸エチル――
またはエチルパラベンといいます。
エチルパラベン

パラベンは化粧品や食品の【防腐剤】として使用され、
非常に有害な化学物質の代表として嫌われている化学物質です。
ある本によれば、その危険度は最高ランク!

こんな危ないものが入った化粧品は使っちゃダメ(>_<)

もうボロクソにいわれてます。

でも、サリチル酸2-エチルヘキシルとよく似てない?
パラベンはダメなのに、こちらはOKなんでしょうか?

日焼けを防いでお肌を守ってくれるんならいいじゃない\(^o^)/

そうですよね。
上手に活用すればいいんだと思います。
パラベンだって、

少しでも入っていたら危ない――

って、そこまで怖がる必要はありません。
それよりも、腐っちゃう方がよほど危険です(>_<)


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