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ウンチの臭いは花の香り・・・?

2009 - 04/13 [Mon] - 19:28

前回のお話……
カビから放散される化学物質の中には、
花の香りや木の香り成分と同じ化学物質が含まれています。
しかし、「」って納得できない方がいたかもしれません。

それなら”いい香り”がするんじゃないの(?_?)

そこで今日のお話です。

ムスクってご存知でしょうか?
雄のジャコウジカの香嚢陰嚢じゃないですよ!に含まれる分泌物を乾燥させたものです。
つまり【麝香】のこと!
雄が雌を惹きつけるための性フェロモンという説もあり、
人間の女性もこの匂いに敏感に反応するそうです。
そこで古代から”媚薬”と信じられ、とても珍重されてきました。

ただしその主成分が単離されたのは20世紀に入って間もなく、
15員環ケトンという非常に珍しい化学物質であることが突き止められました。

ムスコン
化学的には3-メチルシクロペンタデカノンという名前になりますが、
ムスク(musk)のケトン(ketone)に因んで命名された
【ムスコン】という慣用名の方が有名です。
甘い白粉のような香りを放ちます。

ところが、ムスコンだけでは独特の麝香臭にならない――なぜ(?_?)
考えてみれば当然のことで、
香水だって様々な化学物質をブレンドしたものです。
単一成分だけの香りじゃないんですね。

ムスクにはインドール3-メチルインドールも含まれています。
むしろこちらがキー成分かも――っていうのは私の推測。
というのも、インドールは”不思議な力”を持っているからです。
インドール生合成
インドールの”原料”はアミノ酸のトリプトファンです。
食物に含まれていたトリプトファンは、
動物の腸内細菌の働きによってインドール酢酸に変化します。
これが脱炭酸反応をうけて3メチルインドールとなり、
さらにインドールへと変化します。
インドールからは染料(ネイビーブルー)となるインディゴが生合成されるので、
これに因んで命名されました。

実は、インドールは花の香りにも含まれています。
香料(フレグランス)の世界で【三大花香】と重視されるのは、
バラとミュゲ(スズラン)、そしてジャスミン
ジャスミンは香りの王様なのです!
香料以外にも、ジャスミン茶っていう楽しみ方もあります。

ジャスミンの主な香り成分は、
ジャスモン酸メチル、リナロール、酢酸ベンジルなどなど。
そして”隠し味”として……

ごくわずかなインドールや3-メチルインドールが含まれる――のです。

ところが、この化学物質の匂いに人間はとても敏感です。
何かしらの匂いを感知できる最小濃度を【検知閾値】っていいますが、

 ホルムアルデヒド→→→0.50ppm(500ppb)

これに比べてインドールと3-メチルインドールは、

 インドール→→→0.00030ppm(300ppt)
 3-メチルインドール→→→0.0000056ppm(5.6ppt)

pptっていう超低濃度で”察知”しちゃいます。

そこで面白い現象が起きる!
インドールを10000分の1以下に希釈すると、 つまりppmレべル
ジャスミンの香りになります。
これが100分の1程度だとお茶のような香りに変化し、
さらに高濃度になると防虫剤のような匂いになる。
あるいは…… 

非常にくさい大便臭――に変ります(=_=)

幻滅しちゃうかもしれませんが、
実際にインドールは”糞臭”の原因物質の一つです。
3-メチルインドールの別名をスカトールといいますが、
ギリシア語で「糞」を意味する【skato】に因んだ名前なのです。

化学物質からうける匂いの印象は、その濃度によって大きく変化します
花の香りと大便臭じゃ月とスッポン!
それが同じ化学物質の匂いなんだから、匂いってホントに不思議でしょ?

花や森の香りがカビ臭に”変身”しても不思議じゃない――のです。

さらに興味深いことがあります。
インドール酢酸(IAA)は、最も強力なオーキシンとして有名な化学物質です。
オーキシンっていうのは植物の成長(伸長)促すホルモンですが、
不思議なことに、
高濃度になると成長を抑制するという真逆の作用を示します。
つまり、オーキシンとして作用する最適濃度があるのです。

適当な低濃度では気持ちの良い香りが高濃度で悪臭になるという事実は、
インドール酢酸の最適濃度と関係があるような気がしませんか?

トリプトファンからはセロトニンも合成されます。
気分を落ち着かせてくれる脳内物質として注目されており、
抗うつ薬はセロトニンの分泌を増やしてくれるお薬です。
理解しやすいように単純化すれば、
ドーパミンと反対の働きをする神経伝達物質っていえるでしょう。
ところがセロトニンがドバーって出過ぎると、
今度は意欲がなくなってやる気が出ないという副作用が生じちゃう(+_+)

なにごともほどほどが良い!

過ぎたるは及ばざるが如し――なのです。

あれ、どこかでこんな話をしませんでしたっけ(?_?)
そうそう、木の香りにも”最適濃度”がありました。 詳しくはこちら
木の香りを嗅がせたネズミは元気になり、運動量も増えます。
ところが濃度が高くなりすぎると、逆に運動量が落ちる……
つまりマイナスの作用を及ぼします。

無垢材を使えばいいってもんじゃない

そういうお話でした。 覚えてる?

ちなみに、採取したばかりの”高濃度”ムスクはメチャクチャ臭い(>_<)
雌のジャコウジカは、別にいい香りを嗅いでうっとりするわけじゃ~なさそうです。
実はインドールやインドール酢酸は口臭の原因物質なんだそうですが、
こうした匂いを【不潔な悪臭】として忌み嫌うのは人間だけです。
とすると……
そっちの方こそが、むしろ本来の自然の摂理に反した考え方なのかもしれませんね。


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