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猫噺21 猫にタマネギはいけません

2009 - 04/20 [Mon] - 23:32

こんにちわ猫です(=^・^=)

猫は【キャットフード】がご飯です。
でも毎日同じだと飽きちゃう!
たまには野菜でも食べてみたいな~って思います。
そしたら、お父さんに叱られました。


猫は大人しく肉を食ってりゃいいの!
タマネギなんかゼッタイ食べちゃ駄目だよ。

なんで? どうして?

猫21-1

理由がわからなければ納得できません。
猫はお父さんの子です。
だからやっぱりまにあっくきゃっとなのです。
そこでさっそく調べてみました。


ふむ ふむ

『Wikipedia』で調べると、タマネギ中毒っていうのが載ってました。
原因はこれですな。
ありるぷろぴるじするふぁいど 舌を噛んだぞ コイツが身体に悪いんですね。


     アリルプロピルジスルフィド

猫にしてはやるじゃん。 感心、感心
ちなみに、「アリルプロピルジスルフィド」っていっても同じ。
でもね、『Wikipedia』でわかった気になったらまにあっくとはいえんぞ!
もっと”修行”するか?

うん、猫は頑張るぞ!
猫21-2

ネギ属には アルキル-L-システインスルホキシド っていう成分が含まれている。
タマネギの場合、主に”アルキル”の部分がプロペニル基(イソアリル基)のものが多く、
一般にはイソアリインって呼ばれてるんだ。
そして、虫や動物がタマネギをカジカジしたとしよう。
するとアリナーゼっていう酵素が働いてスルフェン酸に変わる……

図をクリックすると拡大します
ジスルフィド

ただスルフェン酸は非常に不安定な化学物質なので、
次から次に”変身”していくわけ。
例えば……、プロパンチアール-S-オキシド。
コイツは非常に刺激が強い。
タマネギを切ったときに目をうるうるさせる催涙物質がこれ!
でもって、最終的にはジスルフィドになるみたいだ。

じするふぃど イテッ!また舌を噛んだぞ ってなんなのさ?

ジスルフィドっていうのはね~
-SH という構造をしたチオール(メルカプタン)が、
2つくっ付いて -S-S- っていう形をした化学物質の総称だよ。
ちなみに硫黄(S)酸素(O)に置き換わって、
-O-O- ってなるとペルオキシド、つまり過酸化物になる。

でも、猫が調べた ありるぷろぴるするふぁいど がないぞ!

タマネギが含んでいるスルホキシドは1種類じゃない。
”アルキル”の部分がいろんなのがあるから、
その組み合わせでアリルプロピルジスルフィドもできるんじゃないかな?

猫21-3
ふ~、単純じゃないんだな。
まにあっくきゃっとの道は険しいのです。
でもまだわからないぞ!


なんで、タマネギを食っちゃいけないの?

それには活性酸素っていう問題が絡んでくる。

かっせいさんそ ……?

酸素を利用する動物は、否が応でも体内に活性酸素が発生する。
これが癌の原因にもなったりするわけだけど、
体内にはちゃ~んと活性酸素の”お掃除屋さん”がいるわけ。
中でも最も重要なのがグルタチオンっていう化学物質。

図をクリックすると拡大します
グルタチオン

グルタチオンは【還元型(GSH)】で待機している。
そこに過酸化水素っていう活性酸素がやってきたとしましょう。
ちなみに、過酸化水素っていうのはオキシドールのこと。

グルタチオンは過酸化水素を還元してやります。
具体的にいうと、
水素(H)を渡して大人しい水に変えちゃうのです。
ただしグルタチオン自身は2分子がくっ付いて、
【酸化型(GSSG)】になってしまう。
このままだと次の”仕事”ができないので、
グルタチオンレダクターゼという酵素の働きで元に戻ります。

ここで注目して欲しいのは、
グルタチオンも -SH という構造を持ったチオール化合物だっていう点!
これがジスルフィドになることで、
身体の中の活性酸素を退治してくれているのです。

ただし化学物質が意思を持っているわけじゃ~ない。
これはあくまでも化学反応だから、
反応しやすいものがあれば活性酸素以外でも反応しちゃうのです。
特に同じ”仲間”のチオールやジスルフィドには敏感!
タマネギから生じたジスルフィドもグルタチオンと反応してしまうので、
【酸化型(GSSH)】のグルタチオンが増えちゃうことになる。

するとどうなる?
赤血球もグルタチオンで護られているんだけど、
活性酸素へのディフェンスが弱くなるとヘモグロビンがやられちゃう(>_<)
その結果、赤血球がこわれて足りなくなるでしょ?
こうして溶血性貧血を起こしちゃうわけ。

ネギ属に限らずアブラナ科の野菜にも、
メチインと呼ばれるスルホキシドが含まれています。
このためキャベツやケールを食べた牛が貧血を起こすこともあるそうです。
もちろん、解毒機能が発達している人間は普通に食べる分には問題ありません。
ただし猫や犬の場合には、要注意――
キャベツが危ないって話は聞かないけど、
タマネギやニンニクは大量のジスルフィドを生じるので食べると危険なのです。

これでわかったかな?
猫21-4

お父さんに説明させておいて、それはないんじゃない?

いやいや、ちゃんと聞いてたぞ!

それなら応用問題を出すけど大丈夫か?

もちろんバッチリOKだぞ

それじゃ~、メチインから生じる主なジスルフィドは何だ?
猫21-5

チッ正解だよ
簡単に答えるなんて、猫のくせに生意気――



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