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住宅はもっと省エネしなくっちゃ!

2009 - 05/05 [Tue] - 21:11

昨日お話したように、
住宅における”温暖化対策の王道”は高気密・高断熱化です。
これから家を建てようとお考えの方は、
ぜひ地球にも優しい家を建てていただきたいと願っています。
でも、そういわれても悩んじゃう……

省エネ住宅っていわれても、何を基準に判断すればいいの(?_?)

住宅の省エネ性能は、省エネ基準に定められています。
1980年(昭和55)、省エネルギー法に基づき「省エネルギー基準」が定められました。
これを一般に旧基準といいます。
1992年(平成4)には「新省エネルギー基準」に移行し、
こちらは新基準と呼ばれています。

そして、省エネ性能のさらなるアップを図るために1999年(平成11)に告示されたのが、
「住宅に係わるエネルギーの使用の合理化に関する基準」っていうもの。
これが現行の次世代省エネ基準です。

次世代省エネ基準を満たしている家が省エネ住宅

人によっていろいろ意見はあるでしょうが、
一つの目安としてそう考えて良いのではないでしょうか。
地球温暖化を防止するためには、
【次世代基準の家】を”増殖”させていかなくっちゃなりません

政府も【次世代基準の家】の普及を重視しています。
2005年、京都議定書の発効をうけ、
国は「京都議定書目標達成計画」を策定しました。
その中で……

2008年度には新築住宅の50%を次世代基準の家にする

はっきりと目標に掲げています。
それでは、目標は達成できそうなんでしょうか?

新築住宅の省エネ基準適合率
次世代省エネ基準に適合している住宅の割合を【省エネ基準適合率】といいます。
表の数値は、2006年度までは実績値、2007年度以降は予測値を示しています。

実際には2008年度は過ぎているわけですが、
集計作業に時間がかかるようです。
私が確認できた【実績値】は2006年度まででした。
目標は達成できる――国はそう主張し続けてきましたが、
果たして達成できたんでしょうか? 気になるところです

幸い無事目標が達成できていたとしても、
一方で”悪い知らせ”があります。
4月30日、環境省から2007年度の温室効果ガス排出量の確定値が発表されました。
それによれば、
2007年度の温室効果ガス総排出量は13億7400万トン(CO2換算)――
京都議定書の基準年である1990年の総排出量を9.0%上回っていました

図をクリックすると拡大します
温室効果ガス総排出量の推移
図は「2007年度(平成19年度)の温室効果ガス排出量(確定値)について」より引用

ここで、えっ!って絶句しない?

確か、マイナス6%だったはず――

ところが約束の実行年(2008年~2012年)を迎えても、
減るどころかいまだに増えているのが実情……
CO2の排出量は全然減っていないのです!

そこで、再び住宅の話に戻りましょう。
新築住宅の省エネ基準適合率が50%になれば、
2軒に1軒は【次世代基準の家】っていうことになります。
そう聞くと「結構普及してるな~」って錯覚してしまいますが、
よくよく調べてみるとボロが出てくる。

政府が省エネ基準適合率を算出するのに用いている新築住宅の数は、
実は住宅性能評価を受けた住宅だけなんです。
日本中で建てられた”新築住宅の総数”ではありません。
住宅性能評価を受けた住宅数は、
2005年度を例に取れば全体のわずか20%弱にとどまります。

住宅性能評価を受けていない住宅の場合、
受けている住宅よりも省エネ適合率は低いと考えるのが妥当でしょう。
ということは……

省エネ住宅の普及度は思ったよりも低い

これが実態です。
研究者によっては、新築住宅の30%程度がいいところと考えているようです。

さらに”お寒い現実”を見てみましょうか?
少しずつではあっても省エネ住宅の普及が進んでいるとはいえ、
日本の全住宅に占める割合は微々たるものです。
2003年度時点で考えた場合……

戸建て住宅の合計→→→→→→→2649万戸
新基準適合戸建て住宅→→→→→183万戸(6.9%)
次世代基準適合戸建て住宅→→→26万戸(0.9%
 


これは千葉工業大学(工学部建築都市環境学科)小峯裕己先生が推計した数字です。
その後の増加分を考えても、
【次世代基準の家】は全体の数%に過ぎないのではないでしょうか?
一つ古い【新基準】を満たしている家でさえ、
1割に達していないというのが現状なんです。

そこで再び温室効果ガスの排出量です。
温室効果ガスの削減は、ぜ~んぜん進んでいません。
中でも【家庭部門】は目を覆いたくなるような惨状。
基準年と比べて41.2%も多く、前年度と比較しても8.4%も増加しています。
これは全部門の中で最高の伸び率!

こういう実態を直視すると……

国の行動計画が甘すぎるんじゃない?

そう思わざるを得ないのです。

省エネ住宅の普及は計画通り進んでいるから大丈夫――
そんな”トリック”はもう通用しません。
だからといって、
「温暖化防止なんか止~めた」って放り出しちゃう積もりでしょうか?
先日紹介した「中期目標」には、
その”匂い”がぷんぷん漂っているのです。

でも、それじゃ~子供や孫たちに顔向けができない(>_<)
最善は尽くしましょうよ!
そろそろ、みんなで”覚悟”を決めるときがきているんじゃないですか?

早急に、全ての新築住宅に次世代省エネ基準を義務付けるべきである

私はそう考えます。



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