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断熱は効果なし?

2009 - 05/06 [Wed] - 19:17

地球温暖化を阻止するために、住宅の高断熱化は非常に有効な手段です。

次世代省エネ基準は義務化すべき――

そう考えている人はたくさんいます。
しかし、国交省にその積もりは微塵もなかったようです。 

すでに2004年の段階で、国交省は次のような説明をしています。

1.住宅金融公庫融資、住宅性能表示制度の活用等の誘導措置により、
 着実に省エネ基準に適合する住宅が普及しつつある
2.2008年度に新築住宅の5割を省エネ基準に適合させることが目標であり、
 この目標を達成すれば十分である
3.ストック住宅の省エネ性能向上も含めて、バランスよく推進すべきである 


計画は順調に進んでいる――だから義務化する必要はないというわけですね。

ところが”計画通り進んでいる”はずなのに、
ここにきて削減目標を達成できそうにないことが明らかになってきた!
そこで尻に火がついたんでしょう。
是が非でも”帳尻”をあわせるために、
住宅の断熱化自体が脇に追いやられようとしています

2007年あたりから、政府は”目先の削減”を重視する姿勢に変化したようです。
一言で表現すれば……

断熱よりも家電・給湯器の省エネ

そういって良いでしょう。
国交省が作成した資料に目を通せば一目瞭然!
例えば、『住宅・建築分野における地球温暖化対策について』という資料があります。
この中には、断熱が重要でない理由がくどいくらいに羅列されています。

今日は、その中身を検証してみましょう。
まず最初に質問しますね。

 家庭で消費するエネルギーのうち、冷暖房は何%を占めていますか?

答えは次の【図】に紹介されています。

図をクリックすると拡大します
エネルギー消費の実態と認識

アンケート調査では「7割」って回答しているそうです。 
ところが、実際はもっと少ない。
当然、地域や世帯によって違いはありますが、
たった30%程度に過ぎないって気づいて欲しいようです。 東京の場合です

こんなデータをわざわざ持ち出している理由は明らか。

冷暖房は意外にエネルギーを消費していない――

この点をしっかり脳裏に焼き付けたいのでしょう。
あわせて、欧米と比較することも忘れてません。

家庭におけるエネルギー消費の比較

家庭で消費されるエネルギーの内訳を比較すると、
欧米では暖房の占める割合がとても大きいのが特徴です。
ドイツにいたっては75.0%、アメリカでも50.6%――
これに比べ、”温暖地”である日本の暖房比重は比較にならないほど低く
たった27.1%を占めるに過ぎません。 もちろん、東京の場合です

ここまでくれば、いいたいことの察しが付くでしょ?
日本では、暖房に消費しているエネルギーのウェートが低い。
ということは、お金をかけて高断熱住宅にしても……

あんまりCO2削減効果がない

だってそうなるでしょ?
高断熱住宅のもともとの目的は暖房エネルギーを”省エネ”することです
暖房エネルギーの消費が大きいほど、その効果も大きくなるのが当然!
その点、日本は高断熱住宅のメリットが少ないといいたいのです。

そして本題
日本の家庭で最もエネルギーを消費しているのは【動力】、
つまり家電製品(冷暖房器具は除く)や照明です。
ちなみに、消費電力量の多い電化製品のトップ3はエアコン・冷蔵庫・照明――
使用時間の多い分、消費電力量もしちゃうのです。

消費電力が多いってことは、当然CO2排出量も多い。
それはデータでもはっきりと裏付けられます。

家庭部門におけるCO2排出量の増加

特に注目して欲しいのは増加量。
【家庭部門】からの排出量が増加の一途を辿っているといわれますが、
増加分の70%を【動力他】が占めています。
原因は、1990年にはなかった様々な電化製品の普及です。
生活が便利になった反面、CO2排出量が増加してしまったのです。

じゃあ、どうすればいい?
もう答えは出ているでしょ?

省エネ家電への買い替え促進――こちらに力を入れる方が効果的というわけです。

そうわれれば、確かに筋が通っているように思えます。
でもよくよく考えると なのです。

なぜ”買い替え促進”なんでしょうか?
一番効果があるのは、家庭の中から無駄な家電製品をなくすことですよね?
しかし、ゼッタイにそうはいわない!
だって、家電業界が猛反対するに決まってる。

家電製品をたくさん作り、それをドバッーっと売ることで経済が成長しました。
ところが、CO2排出量はグングン増加(>_<)
そしたら今度は省エネ家電への買い替えを推進するという名目で、
またまた家電業界が潤うのです。 なんか変じゃない? 
そして10年後には交換時期が来るでしょ?
地球のためにまた買い換えましょう――っていうわけですか?

これじゃ~まるで、温暖化対策というより景気対策です。
症状を抑えるために薬を飲み続けろっていうことでしょうか?

もうお薬なしで生きていけない(*_*)

もちろん、温暖化対策は、総合的に推進されなければなりません。
新築住宅の省エネ性能を高めるだけでなく、
ストック住宅の断熱改修にも力を入れなければなりません。
住宅機器の高効率化も大事です。

しかし、IPCCの報告書を思い出していただきたい!
最大の削減効果を秘めているのは外部の改修、断熱であり、
省エネ家電の普及は最も安価で費用対効果の大きい即効性の対策です。
しかしメインではなくあくまでも補助的な緩和策という位置づけであり、
住宅躯体の断熱化と相まって最大効果を発揮します。

なにより、地球温暖化は従来の経済システムとの決別を迫っていた筈です。
将来にわたって大量消費を繰り返すことを前提にしたような対策が、
果たして地球に優しいことなんでしょうか?
外国人が「 MOTTAINAI 」っていい始めたのに、
日本人は「勿体ない」という精神を忘れてしまったのでしょうか?

京都議定書の約束を果たすために必死だというのもわかりますが、
マイナス6%を達成することが最終ゴールじゃない! そこを忘れちゃいけないよね

血圧が上がり心臓が破裂しそうなときには薬に頼るしかないでしょう。
しかしいつまでも”対症療法”に依存するのではなく、
薬なんか必要としない”健康な身体”に改善することが【最終ゴール】です。
早々と抜本的な”根治療法”を放棄するのは、
結果的に寿命を縮めることになりかねないんじゃないでしょうか?
そう考えると……

住宅の高断熱化を怠ってはいけない

やっぱり、温暖化対策の王道なのです。

でも日本は温暖地だからあまり効果がないんでしょ(?_?)

ホントにそうなんでしょうか?
この問題を考えるのは、また明日



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