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暖房のいらない暖かい国・・・かな?

2009 - 05/07 [Thu] - 19:57

こんにちわ、あっという間に連休終わっちゃいましたね。
またガンバッテお仕事してください

さて、昨日も紹介したグラフ

家庭におけるエネルギー消費の比較

これは国交省の資料からの引用ですが、
同じようなグラフは、探せばいくらでも出てきます。
いわゆる【家庭で消費するエネルギーの国際比較】っていうやつ。
その特徴は……

日本は暖房や冷房に消費するエネルギーが少ない――という点です。

その理由は日本が温暖な気候だから……って、ホント(?_?) 

私が住んでいるのは群馬県の大泉町っていう小さな街――
東武鉄道の急行に乗れば、東京にも1時間30分程度でいけます。
”北国”っていうわけじゃないけれど、
やっぱり冬は寒いですよ。 暖房なしでなんか暮らせない(>_<)
本当に、欧米に比べて日本は暖かいのでしょうか?

そこで、まずはアカデミックにケッペンの気候図を確認してみましょう。

図をクリックすると拡大します
日本とヨーロッパの気候比較

確かに、ヨーロッパの中でも北欧は寒冷な気候帯に属します。
しかし大西洋側の西欧諸国は、
北大西洋暖流の恩恵を受けて暖かい【西岸海洋性気候】なのです。
南の地中海に面した地域は【地中海性気候】になります。
いずれも温帯に属します。

日本も【温暖湿潤気候】っていう温帯に属しています。
ただし北海道はいうまでもなく
東北から中部山岳地帯にかけては寒冷な気候帯に属します。

日本とヨーロッパ、気候的には大差ない

これが事実です。

それでは、どうして日本の暖房消費エネルギーが少ないのでしょうか
その理由は日本が温暖な気候だからではありません。
ただ単に、住まいの温熱環境が劣悪なだけです。
つまり……

日本は家の中が寒い――っていうこと!

暖房をしないで暮らせるわけじゃなくて、
寒いのを我慢しながら暮らしているだけなんです。 だから消費エネルギーも少ない
日本の中でも北海道は省エネ住宅の先進地です。
全館暖房をしているから、
よっぽど本州より”暖かい冬”を過ごしています。 もちろん、外は寒いですよ! 

ということは……
日本の家庭が消費する暖房エネルギーは、
今後さらに増大する可能性を秘めているんじゃないでしょうか?
ただそれは暮らしの質の向上であり、
私は有意義なエネルギー消費だと思います。

家中を快適暖房するメリットは数え上げたらキリがありません。
温度差がなくなるので、いわゆるヒートショックを予防できます。
結露もないからカビの発生を防ぐことにも直結します。
シックハウス対策の観点からも、カビ対策はとても意味があります。
この点については、ちょっと前にしつこくまにあっくしました。
まだご覧になっていない方は、とりあえずこちらからお入りください。

健康に暮らすためのエネルギー消費を惜しんじゃいけない

温暖化対策はとても重要ですが、
エネルギーを消費するのは全部ダメ――っていうわけじゃないですよね?
そんな融通のきかないことを言い出したら、
「原始時代の暮らしに戻るのが一番!」ってなりませんか(?_?)
加えて、これからは本格的な高齢化時代に突入します。
お年寄りに我慢しろ!なんていえないでしょ?
私も義母には「どんどん暖房した方がいいよ」っていってます。

というわけで、暖房に消費されるエネルギーは今後も増え続ける可能性――
まして地球が温暖化しているわけですから、
日本では冷房エネルギーの増加も覚悟しなければなりません。
ただし、何も対策を講じなければ温暖化を加速しちゃうでしょ?
それを緩和するために……

住宅の高気密・高断熱化に遅れがあってはならない

そう思いませんか?
そこで次世代省エネ基準の義務化が急がれるわけですが、
この【次世代基準】自体にも”課題”が山積しています。
次世代省エネ基準の地域区分

これは【次世代基準】の地域区分です。
日本を6つの地域に分け、
それぞれの地域の応じた省エネ性能をきめ細かく定めている……というのが建前

区分の目安になっているのは暖房デグリーデー(degree day)という数値です。
日本語では「暖房度日」といいます。
例えば外気温が18℃以下になったら部屋を18℃に暖房する場合、
各日の平均外気温と暖房温度(18℃)の差を1年を通じて積算します。
この場合は D18-18 と表記され、
住宅の省エネ基準ではこの値を用いています。
ただ『理科年表』に掲載されているのは D14-10 っていう数値。
こちらは外気温が10℃以下になったら14℃に暖房するという意味で、
基準が違うので D18-18 の値とは異なってきます。

難しい話はさておき、暖房デグリーデーの値が大きいほど暖房負荷が大きい。
つまり、その分より寒い気候だっていうことを意味しています。
これを頭において、もう一度【次世代基準】の地域区分を見てみましょう。
何か気づく点はありませんか?

Ⅳ地域がやたら広い――そう感じるでしょ?

Ⅲ地域以北は暖房デグリーデーが500刻みになってます。
ところが、Ⅳ地域とⅤ地域は1000刻みなのです。
おかげで関東・北陸から九州が同じⅣ地域になってるんですが……
そんな”大雑把”でいいんですか?

実は、ここに【次世代基準】の問題の一つが隠されてます。
よ~く考えてみてください。
このⅣ地域には太平洋ベルト地帯がスッポリと含まれています。
ここに日本の人口の6割が密集してるんですよ!
Ⅳ地域全体では、下手をすると8割近くに達するかもしれません。
当然のことながら、家もたくさん建ってますよね?
他地域よりも集合住宅に住んでいる方が多いでしょうが、
戸建て住宅だって相当な数になるのは間違いありません。
このⅣ地域こそが住宅の省エネ対策の要なんです。
にしては、Ⅳ地域が広すぎやしないでしょうか。

そこで、次の【グラフ】をご覧ください。

図をクリックすると拡大します
Ⅳ地域の平均気温の比較

これは仙台・金沢・館林・東京・福岡の月毎の平均気温を比較したものです。
仙台は【次世代基準】のⅢ地域。
金沢・館林・東京はⅣ地域。 館林は大泉町のすぐ東に位置します
そして福岡はⅤ地域です。 

これを見て、想像以上に東京が暖かいってことがわかると思います。
恐らくヒートアイランドの影響もあるんだと思いますが、
Ⅴ地域に含まれる福岡の気温と大差ないのです。
同じⅣ地域の金沢・館林は、夏の暑さでは東京と遜色ありません。
ただし、冬は一段と冷え込んでいる!
東京と仙台の”中間”くらいに位置しています。
それなのに……

金沢や館林が東京と同じっていうのは変じゃないの?

あまりにも広すぎるⅣ地域は、
暖房デグリーデー=2000を目安に細分化する方が”きめ細かく”なるのです。

群馬県に住んでいる立場からいえば、
東京のデータを使って日本は温暖な気候なんていって欲しくない
だって、東京は”九州”なんだから!
Ⅳ地域にお住まいでこれから家を建てる方も……

東京と同じ省エネ基準の家だと物足りないかも(@_@。

そう考えておいた方が無難です。



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