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緑の森を広げる家

2009 - 05/11 [Mon] - 19:17

こんにちわ。
住宅の省エネ性能をもうちょっとまにあっくしてみましょう。

次世代省エネ基準は1999年に誕生しました。
もう10年も経過しているわけですね。
正式名称は……

 住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する
     建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準

              (平成18年経済産業省・国土交通省告示第3号)     長い(>_<) 

いちいちこんな長い”名前”使ってたら面倒なので、
次世代省エネ基準って呼ばれています。
この【次世代基準】は華々しくデビューしました。

次世代基準によって日本も世界の省エネ基準に追いついた

そういわれており、この点を説明するために持ち出されるのが次の【図】です。

断熱性能に関する省エネ基準の国際比較

横軸は先日お話した暖房デグリーデー(暖房度日)
この値が同じなら、気候も同じくらい”寒い”っていうことになります。
縦軸は熱損失係数Q値のことです。
家の断熱性能を比較するのに”便利な数字”ってことは、
猫にも理解できたようです。 詳しくはこちらをご覧ください
Q値が小さいほど熱を無駄にしないということを意味します。

1992年の【新基準】に比べ、確かに【次世代基準】は世界に”近付いて”います。
ただし「世界と肩を並べた!」って自慢できる”代物”なんでしょうか?
よくドイツを持ち出す方がいますが、
ドイツの暖房デグリーデーは日本のⅢ地域以北に相当しています。
それだけ寒いってことですから、
日本のメインであるⅣ地域と比較することはできません。
Ⅳ地域と暖房デグリーデーが同じような国が都合いいわけで、
そういう意味でフランスと比べるのが一番いいと思います。

そこでわかりやすいように、日本とフランスだけを抜き出してみましょう
それが次の【図】です。

図をクリックすると拡大します
温暖化対策基準

こうしてみると、両国の基準に”開き”があることがわかりませんか?
もしホントに世界水準っていうのなら、
最低限、フランスの省エネ基準に合わせるべきだと思います。
つまり、緑色の線みたいな感じにするんです。
加えてⅣ地域も”きめ細かく”細分化して……

北関東・北陸・山陰地方のQ値はせめて 1.9 にすべき

これが、私がかねてから主張していることです。

もちろんフランスと同じ 1.67 に合わせちゃえば申し分ないですが、
それこそ悲鳴をあげる業者が続出するでしょう。
しかしこのデータは2000年頃のものであり、
欧米各国はさらに基準を強化してるって考えた方が良さそう。 
それを考えれば、
ホントは 1.5 くらいの断熱性能を要求するくらいの方がいいんでしょう。

ここでまにあっくな話についていけない方がいますか?

2.71.9 の差なんてたった 0.8。そんなのどっちだっていいじゃない(>_<)

ところが、そうでもないんです!
Q値が 0.8 違うということは、0.8Wの熱量を無駄にしているということです。
これを補うために、その分より多くの暖房エネルギーを消費します。

でも、たったの 0.8 でしょ(?_?)

ここでQ値を思い出してくださいね。
中と外の温度差が1℃のとき、1㎡当たり1時間に家から逃げる熱量――
それがQ値だったでしょ?
たった 0.8 しか違わなくても、
家全体や全暖房期間を考えると”もの凄い”違いになるんです。

たとえば暖房デグリデーが2000っていうことは、
単純化すれば中と外の温度が1日中10℃違う日が200日あるってことです。
では24時間全館暖房した場合、
たった 0.8 の違いがどうなるでしょう……

 1時間に延べ床面積40坪(約130㎡)の家から失われる熱量の合計は?
   →→→0.8(W/㎡K)×10(℃)×130(㎡)=1040(W)

 これを補うために消費する暖房エネルギーは?(COP=5のエアコンで暖房する場合)
   →→→1040(W)÷5=208(W)

ということで、1時間に約200Wの電気を余分に消費します。
1日では4800Wh(4.8kwh)、200日では960000Wh(960kWh)に達します。

これをCO2に換算するとどうなるでしょうか?
私の住んでいる場所は東京電力管内ですから、
ここでは2007年度の東京電力の換算係数=0.425を使いますね。
するとこうなります。
   →→→960(KWh)×0.425=408(kg-CO2

つまり、Q値がたった 0.8 違うだけでも……

CO2に換算すると約400kgもの差になる――のです。

みなさんがエコバッグを使って削減できるCO2の量は1年間で約50kgですよ。
それを考えれば、「たった 0.8」なんて馬鹿にできないでしょ?

もちろん、これは24時間全館暖房した場合のお話です。
そこで【次世代基準】を解説する旧建設省の方はこうおっしゃいました。

断熱化された住宅における暖冷房方式のひとつの考え方としては、以前の住宅で部分的な(たとえば居間を中心とした)暖冷房をしていた家族であれば、その暖冷房形態をそのまま優れた断熱の住まいにおいて継続してもらうことであろう。

【次世代基準】の家で全館暖房なんかしたら……

省エネにならない――ということです。

同じく【次世代基準】策定の中心として活躍された坂本雄三先生(東京大学大学院)も、
【次世代基準】で地球温暖化は防止できないと認めています。
それじゃ~、いったいどれくらいの性能が必要かというと……

温暖化を防止するためにはⅣ地域でもQ値=2.0W以下、たとえば1.5W程度

これくらいの断熱性能にしてやれば、
24時間全館暖房しながら、同時に地球温暖化も防止できるといってます。

先週紹介した気候ネットワークは、
【”新”次世代基準】の早急な策定と実施、そして義務化を提案していました。
この【”新”次世代基準】に盛り込むべき断熱性能が、
みなさんにはもう見えてきましたね?

Ⅳ地域でもQ値=2.0W以下の断熱性能を義務化する

それくらいの思い切ったことをしないと、
家族の健康と地球の”健康”を両立する家にはならないんです。

ところが、を使うことがエコだって勘違いしてる方が多い。
無垢材をふんだんに使った自然住宅にコロッと騙されちゃうし、
屋上緑化や緑のカーテンも大人気!
あんなのピルの断熱を強化する方が効果的だし、
日射遮蔽だって簾やシェードネットの方が使い勝手がいいのに……
日本人って、つくづくが大好きなんですね(=_=)

それじゃ~、を増やしましょう

みなさんご存知のように、木はCO2を吸収します。
ただし木の種類や樹齢によって吸収量はまちまち。
”お年寄り”の木になると、かえって放出量が吸収量を上回ってしまいます。

そこで木のCO2吸収量はこれくらい――って一概にいえないんですが、
樹齢50年のスギの木の場合には年間の炭素吸収量は約3.8kgになるそうです。
これをCO2に換算すると14kgほど。
樹齢20年のスギ林では1年に12トン/haのCO2を吸収するというデータもあります。

この数字を使えば……
家の断熱性能を上げて400kgのCO2を削減するっていうのはこういうことでしょ?

 400kgのCOを吸収する木の数は?
   →→→400(kg-CO2)÷14(kg/本)=28.6(本)

ほ~ら、ナンと30本近くのスギの木に相当します。
断熱性の良い省エネ住宅を増やすということは、
森を広げるということと同じなんです。
Q値なんていう難しい話はパスだけど、
こんな風にいい換えればご納得いただけるでしょうか?

断熱性能向上の効果

”エコ”の名の下に、実際にはたくさんのが伐採されています。
これを批判するのは簡単ですが、
人類がを伐採することで発展してきた事実も忘れてはなりません。 生きるためにね! 
農業が環境に優しいなんて……あまりにもメルヘンすぎます(>_<)
それこそ、農業が環境破壊の始まりでした。 
牛がゲップして吐き出すメタンガスも立派な温室効果ガスです。

そうはいってもは可能な限り大切にしたいものです。
ただし、実際の森を増やすには途方もない時間がかかる。
それに比べれば、家の断熱性能を上げるなんてたやすいことでしょ?
【次世代基準】を義務化すればそれだけ木を増やすのと同じこと。
ただこれでは不十分ですから、もうちょっと頑張りましょう!
”わずか” 0.8、さらにQ値の良い家を建てていただけば……

家を1軒建てるごとに森が広がっていく――のです。
 
もちろん、これは【仮想森林】です。
でも馬鹿にしちゃいけない!
この”森”を上手に使えば100年間CO2を吸収し続けます。
温暖化を防止するためには、
豊かなイマジネーションを働かせることも大切だと思います。
あなたには街中に広がる”森”が見えますか?
そして、どんな未来が見えますか?

「FPの家」はQ値=2.0以下なんて楽々クリアしています。
どうせ50年以上も住む家を建てるなら、
地球に優しい家を建ててみませんか?

自分の家が”森”を広げCO2を削減する

そう考えると素敵でしょ\(^o^)/


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