世界でたった一つしかないあなただけの家  FPだからできる夢の大空間

  「FPの家」槻岡建設のナビゲーター   トップページ > スポンサー広告> 地球温暖化 > 温暖地でも高断熱しましょう  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

温暖地でも高断熱しましょう

2009 - 05/12 [Tue] - 19:15

こんにちわ。
一度話し出すと止まらないのがまにあっくです。
省エネ住宅について、もうちょっと考えてみましょう。

みなさんは地球温暖化をどんな風にイメージしているんでしょうか?

地球が今よりも熱くなる――

平均気温が上がるというのですから、
大筋はそんな理解で間違いないのでしょう。
ところが地球規模の熱塩循環(海洋大循環)の停滞によって、
ヨーロッパでは急激な寒冷化が起こるという説もあります。

温暖化といっても一律に熱くなるということではなさそうです。
あくまでも平均してということです。

地球温暖化とは気候変化が激しくなること

暖冬が増えるのは間違いないんでしょうが、
ときには今よりも冷え込む冬もあり得るのではないでしょうか?
冬でも【真夏日】があるかと思えば、
翌日には雪が散らつく……
そんな起伏の激しい気候を覚悟した方が良いでしょう。

ただし平均温度が上がっていくのは間違いない。
ということは、こんなイメージになるんでしょうか?

温暖化イメージ

仮に今世紀末の平均気温が2℃上昇した場合、
現在の気温と比較して……

日本列島が約200km南下する――ってことになります。

なんでも、関東地方がみかん栽培に適した気候になるそうです。
野生の植物や昆虫の”移動スピード”では、
これだけ急激な温度変化に対応できません。
だから生態系に深刻なダメージを与えます。

そこでこんな風に考えている方も少なくないのでは……?

今より暖かくなるんだから高断熱住宅なんて無用の長物! 

自分は何も工夫や努力をしていないくせに、
こういっている業者もいるんじゃない? きっと、いるだろうな
高断熱住宅は寒冷地仕様の住宅――こういう”先入観”は根強いのです。

確かに、高断熱住宅が生まれたのは”北国”です。
しかし温暖地に適さないというのは誤り。
正しくは、温暖地への普及がまだまだ少ないだけなんです。

では……
地球が温暖化して暑い日が今より増えても、
北国生まれの高断熱住宅はちゃ~んと対応できるんでしょうか?
いい換えれば、
暖房だけでなく冷房も省エネできるの? どうなの(?_?) 

手前味噌で申し訳ないんですが、
冷房の省エネ効果を考える上で恰好の資料があります。

「温暖地における硬質ウレタンフォームパネル住宅の温熱環境実測調査」
   兒島孝徳・龍有二・香川治美・劉青栄
   『日本建築学会九州支部研究報告 第45号』(2006年3月)
   ※論文を読みたい方はこちら

寒冷地仕様の住宅が温暖地に適用可能かどうか、
龍有二先生(北九州市立大学)の研究室が「FPの家」を対象に実測調査をしています。
対象となったのは九州に建てられた「FPの家」です。
その中から、ここでは対照的な2軒をピックアップしてみましょう。

まず、2軒のデータを紹介すると……

 FP-1(FP2×4)
   →→→福岡県大牟田市
   →→→Q値=1.66W/㎡K

 FP-2(FP2×4)
   →→→熊本県熊本市
   →→→Q値=1.63W/㎡K

比較のために福岡市の一般在来工法の家でも測定が行われています。

2005年6月~2006年9月の長期にわたってデータが集められましたが、
8月1日~8月31日の毎時刻の平均室温の変動は次のようになります。
平均室温の日変動(8月)
【FP-2】では【在来】に比べて高い室温で推移しています。
外気温が上昇する午後にはじりじりと室温が上昇し、
ピーク時には31℃を超えます。
【在来】も同様の傾向を示しますが29℃を超えていません。
ともに夜にかけて室温が下っているのは、おそらく冷房を使用した結果でしょう。
さて、ここまでの話をどう感じます?

やっぱり、九州みたいに暑い地域では昔ながらの家の方がbetterだよ\(^o^)/

これだけなら、そういう声があがるのも仕方ありません。
ただし工務店側は24時間冷房を前提とした生活スタイルを推奨していました。
私も同じ意見です。 ただし、就寝時の冷房は個人のお好み次第だと思います

この”アドバイス”を素直に実践したのが【FP-1】です。
1日を通じて室温は26℃前後を保ち、
他の家とは正反対に午後の時間帯に室温が低下しています。
むしろ、「冷えすぎてない?」と心配なくらい……
冷房の設定温度をもう少し上げても良いのではないでしょうか?

いかがですか? 
これが”寒冷地仕様”の高断熱住宅の実力です。
冬には暖房された室内から外に向かって熱が逃げます。
これとは反対に、夏には暑い外から家の中に熱が侵入してきます。
夏型の熱の侵入を防ぐ上でも、高断熱住宅は力を発揮するのです。

高断熱住宅は温暖地でも快適な暮らしを実現する

しかし、中には失笑されている方がいるかもしれませんね。

1日中冷房すればね。でも、それじゃ~省エネじゃないよ

その点を突かれると……痛い
【FP-1】の快適性を実現しているのは24時間全館空調です。
24時間全館空調をしなければ【FP-2】のような蒸し暑い家になります。
高断熱住宅が暑い夏を快適に過ごすためには、
冷房の長時間使用が大前提なのは事実――

このような暮らしを【次世代基準】の家で行えば、
間違いなくエネルギー消費がかえって増加するでしょう。 だから、省エネにならない
しかし「FPの家」のQ値はともに 1.7 以下。
【次世代基準】のⅡ地域(1.9)に求められる性能をクリアしています。
そのおかげで、【FP-1】の8月の光熱費は2700円しかかかっていません。

この点をもう少し詳細に見てみましょう。
福岡市の一般的な戸建て住宅の年間消費エネルギー量は、
2000年のデータから 47.4GJ と推計されています。
ただ、【GJ】(ギガジュール)なんていう単位は馴染みがないので実感できない(=_=)
そこでオール電化でエネルギーを全て電力で賄っていると仮定すれば、
1GJ≒278kWhですから 47.4GJ は約 13177kWh となります。

これに対して【FP-2】の年間消費エネルギー量は 32.7GJ です。
一般的な戸建て住宅より30%も少なくなっていますが、
快適度はかえってマイナスとなってしまいました。
そうなると、いくら省エネでも私は\(^o^)/とは感じない。

快適な暮らしを犠牲にしちゃいけない――そう思うのです。

【FP-1】の年間消費エネルギー量は 41.1GJ
確かに【FP-2】より消費量は多目ですが、
その分抜群の快適性が実現します。
これから温暖化が進めば、
1日の最高気温が35℃を超える猛暑日が増えていくでしょう。
眠れない熱帯夜も間違いなく増えます。
しかし熱中症の心配もなく、寝苦しい夜とは無縁の暮らしができるメリットは絶大

しかも、一般の戸建て住宅より15%の省エネを実現している
この点が重要です!
節約できたエネルギー量は 47.7-41.1=6.3(GJ) です。
これを電力に換算すれば年間凡そ1750kWhの省エネ。
当然その分CO2も削減してる。
九州電力の2007年度の換算係数【0.387】を用いると……

1750(kWh)×0.387=677(kg-CO2

24時間全館空調なんていうといかにもエネルギーを無駄にしてるようだけど、
少ないエネルギーで実現するのが高性能住宅の真骨頂です。
快適で健康的な暮らしをしながら、
立派にCO2削減にも協力しています。

そして最終ゴールはエネルギーの”自給”です。
【FP-1】は今後の日本が目指すべき家の姿を示しています。
鍵となるのは太陽光発電の利用。

 FP-1のエネルギー自給率
   →→→太陽光発電(4.8kW)の年間発電量=5372(kWh)
   →→→11592(kWh)÷5372(kWh)=0.46

自分の家で消費するエネルギーの半分近くを自給しています。
これによって削減できるCO2の量は……

   →→→5372(kWh)×0.387=2079(kg-CO2

省エネで削減できた 677kg を合計すれば、
一般の戸建て住宅よりも2.8トンもの削減を達成しています。 
これでも、高断熱住宅なんて必要ないと思う?
24時間全館空調は省エネじゃないってバカにする?

もちろん、こんな夢のような話ができるのも高性能だからこそ。
【次世代基準】程度の性能では、残念ながら×
性能をUPすれば”想像以上”に地球に優しい家になります。
そればかりか、住む人にも優しいのです。 ここが大切だよね
Ⅳ地域やⅤ地域のような温暖地でもQ値を厳しくすれば、
省エネと健康な暮らしを無理なく両立できるって納得していただけましたか?

高断熱住宅は温暖地でもCO2削減に貢献する

これが”真実”
興味深いことに、「FPの家」のQ値は 1.661.63
ともに昨日紹介したフランスの省エネ基準(Ⅳ地域相当)を満たしています。
温暖地の方は業者も含めて”真実”を知らなさすぎます(*_*) むしろ、嫌悪感を持ってる?

もう一つ忘れてはならない大切な点があります。
それは住み手の意識改革という問題。
まずは次の【グラフ】をご覧ください。
平均室温の推移
これは7月~翌年1月までの半年間のリビングの平均室温の推移です。
高断熱なら冬は暖かい――と考えるのが普通ですが、
【FP-2】ではむしろ【在来】より室温が低くなっています。
夏は暑くて冬は寒いっていうのですから、
せっかく新居を手に入れたお客様もガッカリでしょう。
ところが、【FP-1】は正反対!
夏は涼しく冬は暖かい暮らしを堪能している――

なぜこんな違いが生じるんでしょう?
私の推測ですが、

1.【FP-2】では冬の暖房が足りない
 高断熱住宅は「暖房しないでも暖かい」と勘違いしているのかも?
2.【FP-2】では夏に窓を開けている
 高断熱住宅には密閉型の暮らしがお似合いなのに……


家の性能は同じでも、その性能を活かすも殺すも住む人次第。
住み手のライフスタイルによって快適性に大きな差が生じます。

特に夏の暮らし方を誤っているケースが多い
昔から日本人は窓を開けて開放的な暮らしをしてきました。
しかし忘れないでね!
一度暖めてしまった高断熱住宅はなかなか冷えません。 蒸し風呂状態になります
だって……高断熱住宅って熱を逃さない住宅なんじゃない
たとえ暑い日でも熱の侵入を最小限に食い止めるために、
窓を開けない密閉型の暮らしに徹する方が得策なんです。

地球温暖化を阻止するためには住宅は進化しなければなりません。
そして住む家に”革命”が起こるんだから……

住み方も変わらなくっちゃ



猫マーク ブログランキングに参加しています。
 ポチッとしていただければ感謝です。

 人気ブログランキングバナーにほんブログ村 猫ブログ ノルウェージャンフォレストキャットへ

■ 過去の記事を検索する方法のお知らせ

『月別アーカイブ』、もしくは『カテゴリー』をクリックすると、
最初に一覧が表示されるように改造しました。
タイトルをクリックすると、該当する記事に移動します。
これまで書いた過去の一覧を見たい方は、
『全記事表示』をご利用下さい。

読みやすいブログになるよう、
これからも少しづつ手を加えていきます。

スポンサーサイト

コメントの投稿





管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://fptsukioka555.blog86.fc2.com/tb.php/171-0cc6055b

 | HOME | 

プロフィール

fp-tsukioka

Author:fp-tsukioka
群馬県の「FPの家」施工会社
店舗・工場・公共工事の施工もします

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最新記事

全記事表示

月別アーカイブ

カテゴリ

最新コメント

最新トラックバック

いらっしゃいませ

検索フォーム

リンク

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。