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もっと断熱したいのに…

2009 - 05/15 [Fri] - 18:59

断熱材を施工する方法は大きく2種類あります。
ご存知の方も多いでしょう。

充填断熱(内断熱)と外張り断熱(外断熱)――がそれです。

今日は断熱工法をまにあっくしてみましょう。

日本の木造住宅の工法は木造軸組工法といい、
古くから受け継がれてきた工法なので【在来工法】とも呼ばれます。
柱や梁などを使って”点と線”で家を支えるのが特徴です。

基本的に【壁】は構造体ではありません。
つまり、耐力壁でない壁はぶち抜いたって家が倒壊しないってことです。
そのため大きな開口部を確保でき、
風通しの良い開放的な家にするにはうってつけの工法といえます。
ライフスタイルの変化にあわせて、
比較的自由にリフォームできるという長所も持っています。

「FPの家」も基本的にはこの木造軸組工法です

図をクリックすると拡大します
木造軸組工法


 充填断熱(内断熱)

昔の家は土壁が主流でした。
1960年ころ建てられた私の実家も赤土を固めた土壁です。
しかし現在では合板や石膏ボードを打ち付けて、
その上に壁紙などの内装材を施工します。
ということは、壁の中は 空洞 になっているわけです。

この 空洞 に断熱材を施工するのが充填断熱です。

ただし、充填断熱には欠点もあります。
柱や間柱の間に”充填”していくため、
柱や間柱の部分は熱的に弱い熱橋(ヒートブリッジ)になります。
断熱材の接合部が多いことから気密性を確保するのも容易ではありません。
気密性が悪いということは隙間が多いということです。
そうすると室内で発生した水蒸気が壁の中に侵入し、
断熱材の中で結露する恐れが生じます。
これを壁内結露といいます。

するとどうなる?
断熱材がカビて真っ黒になります。
挙句の果ては基礎が腐ってしまいます。
すると家は風前の灯……
大地震が来れば真っ先に倒壊するでしょう。

これを防ぐために防湿気密フィルムを張り巡らしますが、
【次世代基準】のレベルで完全に水蒸気を遮断できるのか疑問です。

 外張り断熱(外断熱)

外張り断熱は柱の外側に断熱材を施工します。
そうすれば家をすっぽりと包むので熱橋(ヒートブリッジ)ができません。
気密性も確保しやすくなります。
そうすれば家も腐らないから安心\(^o^)/

良いこと尽くめのようだけど、あらゆるものに一長一短がある――

木造軸組工法では柱の外側に【外壁】を取り付けます。
本来、ここには”広い” 空洞 はありません。
そこに強引に断熱材を突っ込もうというのですから、
多少の無茶を覚悟の”荒業”といっても良いのです。
しかし、無茶にも限度があるのです。

さて……
こんな話をもっと詳しく知りたい方は、他のサイト様を当たってみてください。
嫌というほど詳しい説明が聞けるでしょう。

充填断熱 外張り断熱

果てしない誹謗中傷合戦を10年以上も続けてます。 みんなタフですね
私はもう関心なし
やりたい方は勝手にやっててください。
一般の方はそんなセミプロみたいな議論に加わらず、
真面目で正直な仕事をしてくれる業者さんを探す方が得策ですよ

それに、いつまでもいがみ合ってる場合じゃないと思う!
そろそろ仲良くスクラムを組まないとまずいんじゃない?
特に外張り断熱で満足しちゃってる皆様、
それだけでは生き残れないかもしれませんよ。

ここで外国生まれの家も紹介しておきましょう。
日本で見かけることも多くなってきましたね。
木造軸組工法が”点と線”で支える構造なのに対して、
耐力壁と剛床といった”面”で支えるのが特徴です。
このため木造枠組壁工法と呼ばれます。

木造軸組工法と違い【壁】で家を支えています。
ということは、開口部を無闇に大きくできません。
リフォームも制約を受けます。
木造枠組壁工法の生まれ故郷であるアメリカでは、
ライフスタイルの変化にあわせてわりと気軽に住み替えをするようです。
リハウスしちゃうんだからデメリットにもならないのでしょう。
しかし日本ではそうはいかないよね(>_<)

ただし、省エネの面ではメリットが一杯です。
六面体(キュービック)を基本としているので、
もともと隙間が少なく気密性を確保しやすいのです。
開放型の木造軸組工法に比べ密閉型の工法ですから、
当然といえば当然の結果です。
しかも断熱上も圧倒的に有利

意外にご存じない方もいるんですが、
木造枠組壁工法タイプの「FPの家」も用意されています

図をクリックすると拡大します
木造枠組壁工法
【壁】の構造に注目してください。
スタッドと呼ばれる縦材に構造用合板を打ち付けています。
これらは全て規格材(ディメンションランバー)で、
縦材には寸法「204」の規格材が用いられてきました。
公称寸法が横2インチ、縦4インチの規格材なので、
これを用いる木造枠組壁工法を一般に【2×4工法】と呼んでいるわけです。

木造枠組壁工法の断熱方法も木造軸組工法と基本的に同じです。
ただし外張り断熱をするケースは珍しいようです。
充填断熱をする場合、スタッドの実寸法が断熱材の厚さになります。
「204」の実寸法は38mm×89mmですから、
だいたい90mm程度の断熱材が施工してあるはずです。

なんだ、たいしたことないんだね。がっかりだよ(゜o゜) 

そう感じた方は記憶力がいいんですね。 私とは大違い
昨日お話したとおり、
日本の【次世代基準】ではⅣ地域でも100mm断熱です。

しかし木造枠組壁工法の”本領”はここから――
規格材は「204」だけではないんです!

  204→→→38mm×89mm
    206→→→38mm×140mm
      208→→→38mm×184mm
        210→→→38mm×235mm
          212→→→38mm×286mm

”高性能”を標榜する家は、日本でも「206」がもはや常識です。
「206」を使えば断熱材の厚さは140mmまで可能になります。
【省エネ基準】なんて楽々クリアしちゃうでしょ?

さらに、「212」までの家なら技術的にすぐにでも建てられます
そうなれば壁の中に286mmもの 空洞 が出現します。
このスペースに断熱材をフル充填すれば、
【次世代基準】の凡そ3倍の厚みを確保できちゃう\(^o^)/
これは物凄い潜在能力です。

では日本の木造軸組工法はどうかというと、一般的な柱の太さが「3.5寸」角。
これは105mm×105mmです。
断熱材を施工するスペースを確保するためには、
柱を太くしなければなりません。

  3.5寸→→→105mm×105mm
    4.0寸→→→120mm×120mm
      4.5寸→→→135mm×135mm
        5.0寸→→→150mm×150mm 

どうですか?
豪勢に5寸柱を使っても、「212」のようやく半分程度なんです。

断熱という点では木造枠組壁工法が圧倒的に有利――ってわかりますよね?

いくら断熱性能をUPしたいと思っても、
断熱材を格納するスペースがないことにはお話になりません。
3.5寸の柱が一般的な日本では100mm断熱が”限界”なんです。
その点は、
【次世代基準】を策定した坂本雄三先生(東京大学大学院)も認めていらっしゃる。

次世代省エネ基準は、日本の壁や柱の寸法が9cmとか10.5cmと決まっているので、その壁一杯にグラスウールを入れるということを前提にして決めたものです。温暖化防止云々は、あとで付け足した装飾のための言葉にすぎません。

もう目一杯詰め込んじゃったわけだから、
これ以上断熱材を格納するスペースは残っていません。
恐らくハウスメーカーに多い軽量鉄骨系の家でも事情は同じなんでしょう。
現在施工されている断熱材の厚さを見れば察しが付きます。

そうなれば……
【”新”次世代基準】なんて業界が猛反対するのは目に見えています。
「これ以上は止めてくれ」っていいたいでしょうね~
だから政府も断熱性能の向上に”蓋”をしたんでしょうか(*_*)
昨日のお話の背景には、
こんな問題が横たわっているのかなと感じています。
だからエコキュートやコージェネで話題をはぐらかそうとしている……のかな?
太陽光発電さえ付ければエコ……みたいになっちゃったの?

しかし、断熱性能の更なるUPが技術的に不可能なわけではありません。
そのためには……
【内】と【外】の意地の張り合いなんかしている場合じゃないんです。
仲良くスクラムを組まないと、
”世界性能”と比べて見劣りのする低性能の家になっちゃいます

自動車も家電製品も世界トップなのに、住宅だけは最後尾

もしそんな風になってしまったら、
”住宅”をこよなく愛するまにあっくはとても悲しいです(T_T)



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