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二酸化炭素を出さない家

2009 - 05/22 [Fri] - 22:38

地球温暖化を防ぐためにこれからの家が進むべき青写真は、
「IPCC第4次評価報告書」の中に端的に示されています。
「政策決定者向け要約」に掲載された【表SPM.3】の短い文章がそれです。
つまり……

1.断熱性能の向上
2.冷暖房用のパッシブおよびアクティブなソーラー設計

この2点が重要なのであり、
工法が大事――なんていってる人は視野の狭いうぬぼれ屋さんです。

断熱性能の向上は、もう説明するまでもないでしょう。
熱伝導率と厚さで決まる断熱材の熱貫流率(U値)を良くしなさいということです。
そうすれば必然的に、
家全体の断熱性能を表す熱損失係数(Q値)は良くなります。
ここで忘れちゃいけないのは、基本はあくまでも断熱材ってことです。

冷暖房用のパッシブおよびアクティブなソーラー設計というのは、
簡単にいえば冷暖房に太陽の(solar)エネルギーを上手に使いなさいという意味です。
【passive】とは「受動的」という意味。
”受動的な太陽利用”とは、
天の恵みであるお日様を暖房に積極的に活用しましょうということです。
真冬でも日向にいればポカポカ暖かくなるでしょ?

しかし、お日様で暖房はできても冷房はできません
まして温暖化の影響で夏の暑さは厳しさを増していきます。
太陽のエネルギーを冷房に活用するためには、
いったん”違う姿”に変換しなければなりません。
その代表が太陽光発電です。
【active】とは「能動的」という意味であり、
”能動的な太陽利用”の切り札は太陽光発電といっても良いでしょう。

使うエネルギーは少しでも少なく、太陽エネルギーの利用は少しでも多く

支出を抑えて収入は増やすという至極単純な理屈です。

それでは具体的にどうすればいいんでしょうか?
「FPの家」を使ってシュミレートしてみましょう。

昨日紹介した「FPの家」強化タイプを東京に建てたとします。
これが断熱性能の向上ということですね。
オール電化住宅として、
冷暖房にはエアコン(冷房COP=6.29、暖房COP=6.67)を使用します。
給湯器は最新型のエコキュートです。
4人のご家族が生活するとして、
1年間の電気代は約 124000円 となります。 

次のポイントは太陽エネルギーの利用です。
ここではアクティブな太陽利用として4kWのソーラーパネルを設置します。
すると一年間の売電額は約 124000円 になります。

いかがですか?
収支がちょうど同じになり、【電気代のかからない家】となります。
こんなシュミレーションを見ると、

タダなの~\(^o^)/ 

当然、嬉しくなりますよね。

もちろん、あくまでもこれは”仮定上のお話”です。
様々な条件を設定した範囲の計算結果ですから、
実際の暮らしがこの通りになるというわけではありません。
多少の電気代がかかるかもしれませんし、
あるいは逆に、売電額が上回ってプラスになるかもしれません。
太陽光発電の普及を促すため、
2010年から10年間にわたって売電額を2倍にすることも決定されています。
そうなれば、ソーラーパネルを設置した家には有利となるでしょう。

ただし、電気料金で省エネ性は判断できません。
重要なのはあくまでも電気の量です。
そこで1年間の消費電力量とソーラーパネルの発電量を比較してみましょう。

消費電力量→→→4953kWh
発電量→→→→→4724kWh   差し引き ▲229kWh


若干消費電力量の方が多くなりますが、
発電量は消費電力量の約95%にまで達します。
ということは……

家庭で消費するエネルギーを各家庭で自給する

そんな夢みたいな話も現実味を帯びてくるんです。
これによって排出されるCO2の量は 約97kg ―― 
ここでは2007年度の東京電力の排出係数「0.425」を使って計算しましたが、
CO2の年間排出量が100kgを下回ります。
これなら……

地球に優しい家、そして未来の子供たちに優しい家

そういっても構わないでしょ?

しかも重要なポイントは、省エネと快適性を両立してるっていう点!
ちゃ~んと24時間全館冷暖房をした上でのお話ですから、
夏は涼しく冬は暖かい暮らしを十二分に堪能していただけます。
もちろん、まだ導入されていない熱交換型換気システムは条件に加えていません。
これが開発されて90%近い熱を回収することができれば、
「FPの家」は限りなく全てのエネルギーを自給できる家に近付きます。
そうなればゼロエネルギー住宅の実現です。

でも……、やっぱり24時間全館冷暖房には抵抗がありますか?

電気を使わないのが一番のエコじゃないの?

なるほどそうかもしれませんし、
確かにこんな【グラフ】もあります。

ライフスタイルの違いとエネルギー消費量

これは吉野博先生(東北大学大学院)が、
東北地方の戸建住宅の年間エネルギー消費量をシュミレートしたものです。
【現状】というのが実際の消費エネルギー量を示しています。
それでは、
お住まいになっている方の暮らし方でエネルギー消費量がどう変わるでしょうか?
あるいは家の断熱性能が変わった場合と比較してどうなのか?
それを確認してみましょう。

この家の熱損失係数(Q値)1.79 です。
断熱材の厚さを半分にすると 2.19 となり、
年間エネルギー消費量は1.15倍になります。
一方、エネルギーを浪費する暮らしをしたときの増加率は1.19倍です。

削減する方はどうでしょうか?
断熱材の厚さを2倍にしてQ値= 1.52 とすると、
年間のエネルギー消費量は0.89に減少します。
断熱材を厚くするのは効果があるでしょ?
しかし節約を心がけた暮らしの削減効果も侮れません。
【現状】と比較して0.62倍に減少するんです。

これを比べると、確かに節約の方が効果が高いということになります。

断熱性能を変更するよりもライフスタイルを変更した方がエネルギー消費に与える影響が大きいことが伺える。

この研究を踏まえて、
「温暖化防止型ライフスタイル推進のための行動計画」(日本建築学会)の中でも、
建築的な対策だけで地球温暖化を防止できないと提言しています。

エネルギー多消費型の社会やライフスタイルの見直しが必要

確かに、”無駄”のない暮らしを心がけることは重要です。
人のいない部屋まで電気が点けっ放しになっている――
シャワーも流しっ放しでお湯を無駄にしている――
パソコンの電源が入ったままになってる――
いくら家の断熱性能をUPしても、
お住まいになる方が何も考えないで”浪費”したら意味がありません。

ほら、いった通りじゃない。節約が大事なのよ(*^_^*)

しかし、節約だけで温暖化をSTOPするのは並大抵じゃないですよ!
吉野先生が想定している【節約型生活】ってこういうことです。

  ◎ 暖房は朝と晩だけ
  ◎ 冷房は12時から16時の間だけ
  ◎ お風呂は1日おきに入る
  ◎ お風呂に溜めるお湯の量を50ℓ減らし半身浴とする
  ◎ 照明は朝晩1時間づつ短くする
  ◎ 電気ジャー・電気ポットは保温しない
  ◎ しかも沸騰は1日2回までとする
  ◎ テレビを観る時間は1時間減らす
  ◎ ステレオもパソコンも同じ
  ◎ 使わないときはコードを必ず抜く
  ◎ 洗濯は2日に1回のまとめ洗いをする
  ◎ お風呂の残り湯を洗濯に利用する
  ◎ 強・中・弱をこまめに使い分けなが掃除機をかける   etc
  

ふぅ~(=_=)、とても書ききれません。
これを365日、死ぬまで毎日実行するんです……
節約だけで温暖化を防止するのは息が詰まりそうです。
はっきりいって、私には無理!

快適で健康な暮らしを過ごすのに必要なエネルギーは削りたくありません。
もちろん”息の詰まらない程度”で節約は心がけたいと思います。
ただし戦時統制下のような生活は嫌なので、
「FPの家」強化タイプのような家に憧れます。
そうすれば、
24時間全館暖房の心地よい暮らしが堪能できます。
でも決してエネルギーを無駄遣いしてるわけじゃない……
大事なのは何をしたかではなくて結果じゃないでしょうか?

快適で健康に暮らしながら省エネを達成したい

そんなワガママな願いを達成するためには、
東北地方の熱損失係数(Q値)1.52 でも低すぎるということです。
まして【次世代基準】で求めているQ値はたったの 2.4 です。
この程度の断熱性能しかない家で全館冷暖房なんかしちゃいけません!

ワガママな願いをかなえるには、
”一滴の熱”も無駄にしない家にしなければなりません。
だからこそ、寒冷地では競って Q1 を目指しているんです
それは厚さとの戦いです。
家の断熱性能を上げるには、より厚い断熱材を施工するしかないんです。

しかし……
そんな苦労も昔話になる日がやってくるかもしれません。
その鍵を握るのは真空断熱材です。
冷蔵庫の断熱材として開発され、
これを住宅にも応用しようという試みが始まっています。

真空断熱材の最大の利点は熱を”伝導”しないということ。
だから熱伝導率 です。
ただ実際には真空だけで断熱材はできないため、多少の熱伝導が生じます。
それでも 0.01以下 という凄さです。
グラスウール16Kの熱伝導率が 0.045、硬質ウレタンでさえ 0.023 です。

もしこれを「FPの家」に使ったらどうなるでしょうか?

FPの家-真空断熱材

外壁の断熱材の熱貫流率(U値)0.1 を切ります。
現在の厚さ105mmのFPパネルと比べて2.3倍、
厚さ120mmのFPパネルと比べても2.0倍の性能UPです。
そういわれてもピンとこないかもしれませんが、
同じ断熱性能をグラスウール16Kで出そうとすれば……

479mmの厚さが必要!

まさに”桁違い”の性能なんです。
しかも凄いのは、この性能を厚さ105mmでたたき出しちゃうっていう点。
こんな「FPの家」がもし現実になったら……

「FPの家」スペシャル――その名に恥じません。

実際、北海道では真空断熱材を使った家が建てられています。
販売を開始する建材メーカーも現れました。
ただし、まだまだ実験段階といえるのではないでしょうか?
私もおススメするのは躊躇します。 責任が持てません(+_+)

真空断熱材の課題は耐久性です。
空気が入ってしまったら真空断熱材はただの塊――
これからは100年以上住める家にしていこうとしている時代に、
断熱材が途中でくたばったのではお話になりません。
その上、穴でも開こうものなら一気に膨張します。
万一壁の中でこんなことが起こったら、
壁を内側から破壊されかねないのです。

それに価格もめちゃくちゃ高い(>_<)
ちょっと普通の方が手を出せるようなお値段ではありません。
ただし硬質ウレタンも最初は同じでした。
「FPの家」がこれを住宅用断熱材として使おうとしたとき、
周囲の同業者は”キチガイ沙汰”と失笑しました。
それが今ではどうですか?
みんな競って利用しています。
だから、コストの問題はいずれ解消されます。
問題は耐久性。 
それさえクリアできれば……

真空断熱材は新しいイノベーションを起こす――に違いありません。

そうなれば、消費者が【工法】や【断熱】で迷う時代も終わります。
エネルギーを無駄にしない家が欲しい!
でも快適で健康な暮らしも手放したくない!
そう思うなら、真空断熱材の家を選ぶのがベストとなるでしょう。

高断熱化に悪戦苦闘している日本の木造軸組工法も、
いずれ世界トップクラスの高性能住宅の座を手に入れるかもしれません。
プリウスやインサイトを生んだ国なんだから……

きっと実現する\(^o^)/

楽しみに待っていましょうね



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