世界でたった一つしかないあなただけの家  FPだからできる夢の大空間

  「FPの家」槻岡建設のナビゲーター   トップページ > スポンサー広告> 地球温暖化 > 温暖化防止で得をする…?  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

温暖化防止で得をする…?

2009 - 06/01 [Mon] - 17:04

こんにちわ。
温暖化防止について話しだしたのは、
政府の「中期目標」を紹介したのがきっかけでした。
締めくくりに、その後の経過をみておきましょう。

「中期目標」は、2020年までの温室効果ガスの削減目標です。
IPCCの第4次報告書は、
先進国全体で2020年までに-25~-40%の削減が必要と警告しています。
ただし、その後も最新の知見が複数発表されている。
危機感はさらに強まり、今世紀末の温度上昇を2℃未満に抑えるには、
40%削減が最低ラインだと認識され始めています。

こうした中、日本がどのような道を進むか決めようとしているわけですね。
政府が提出した最終案には6つの選択肢があります。

図をクリックすると拡大します
地球温暖化対策の中期目標の選択肢

【1】は現状の努力を継続するケースですが、
それでも米国やEUがすでに発表している目標と同レベルの削減努力に匹敵するそうです。
次の【2】は先進国全体で限界削減費用を均等にしたケース
日本は産業界の省エネ化がかなり進んでいるんだから、
米国やEUより目標が低くてもおかしくないっていう”前ふり”ですね。

経済産業省は2008年に「長期エネルギー需給見通し」を発表していますが、
その中で削減に最も頑張ったケースとして提示されたのが最大導入ケース――
これが選択肢【3】に相当します。
政府の財政出動により、
新規導入(フロー)の機器等を最先端のものに入れ替えた場合の削減見通しです。
つまり、フロー対策を強化すればこれくらいはできるっていうわけですね。

【4】は【2】と同様に先進国全体で-25%の達成を想定していますが、
GDPあたりの削減費用を均等割りにするケースです。
でもね~、それは日本に都合のいい主張です。
そもそもそんな国際合意はできていないし、合意を得ようと努力すらしてない。
だから【2】と【4】は”非現実的”な選択肢です。

そこで日本がさらにひとふん張りしたケースが選択肢【5】です。
もはやフロー対策だけでは対応できず、
更新時期前の既存(ストック)の機器等も最先端のものに入れ替えます。
つまり、フロー対策だけでなくストック対策も強化しようっていうわけですね。
この目標を達成するには規制の強化ばかりでなく、
場合によっては導入の義務化も必要になるとされています。

最後の【6】は、IPCCが掲げた最低限の目標を日本独自に達成するケースです。
この場合には炭素の価格付け政策(炭素税など)も止むなしだそうです。

ご丁寧なことに、各選択肢を選んだ場合の経済への影響も解説してくれています。

図をクリックすると拡大します
中期削減目標-経済への影響の分析

くそ真面目にIPCCの警告を守った【6】のケースでは、
現在の努力を継続する【1】の場合に比べて……

  1.実質GDPを-3.2%押し下げる
  2.失業率が1.3%悪化する
  3.1世帯あたりの可処分所得が年間22万円減る
  4.1世帯あたりの光熱費が年間14万円アップする


あらあら、経済や家計が大変なことになりそうです。

温暖化防止をしろっていうならするよ。ただしこうなるんだぜ

まるで脅しみたいですね(*_*)
【3】や【5】のケースでも、やっぱり”痛み”は覚悟しなければないません。

確かに、日本でも環境意識は高まっています。
”一国の大臣”まで持ち出した「YAHOOアンケート」の結果もこうなっている!

YAHOOアンケート調査

経済発展より温暖化対策を優先――っていう頼もしい意見が79%を占めており、
4000人(有効回答1222人)を対象にした政府の世論調査にも同じ傾向が表われています。
それによれば、
現状のままで良しとする【1】案を支持する方はわずか15.3%しかいません。
他の方は経済より温暖化対策を優先しようって考えているわけですね。
面白いほど「YAHOOアンケート」の結果にピタリと一致します。

ただし、どの程度まで”許容”できるかになると意見が分かれる。
【6】案を支持する方はたったの4.9%――。
【5】案を支持するのは13.5%で、
一番多かったのが【3】案の45.4%だったそうです。
ということは、

日本の中期目標は-7%に決定――ってなっちゃうのかな?

でもでも、もう一度冷静になって考えてみてください。
【3】案では1990年比-7%ですよ!
日本は2012年までに-6%を約束していましたよね? 京都議定書
2020年までにたった1%の削減しか上乗せしないっていうお積りですか?

図をクリックすると拡大します
中期削減目標
気候ネットワークの資料より引用

それとも、前進すらしないってことかな?
残念ながら、-6%が達成できそうもないのは誰の目から見ても明らか……(=_=)
それを2020年までには何とかしようってことかな?
でもそれは日本の勝手な言い分ですよね?
そんなことをしたら……

温暖化防止に取り組む意志がない

世界に公言するに等しいんじゃないでしょうか?

そうはいっても、背に腹は代えられない。
所得が減る上に光熱費まで増えるって脅されたら、
誰だってびびっちゃう。
削減目標が高いほど生活が苦しくなる――なんていう資料を目の当たりにしたら、
大幅な削減目標に躊躇するのが当たり前です。

そこで、(?_?)って感じる部分があるんですよね。

温暖化対策にはお金がかかるっていうことですが、
それなら温暖化対策をとらなかった場合の経済損失はどうなんでしょうか?
経営が逼迫するのはエネルギー多消費型の既存産業であって、
環境産業が成長すれば新しい雇用も創出されるんじゃないでしょうか?
アメリカの「グリーンニューディール政策」の日本版っていうわけです。
光熱費も増えるって試算されていますが、これだって一面的な分析でしょ?
パッシブハウスやハイブリッドハウスの普及に力を入れさえすれば、
光熱費はかえって減少するんです。

そう疑いだすと、政府の用意した資料は偏っているような気がしてなりません。

政府が採用したかったのは、最初から【3】案だったのではないでしょうか?
【3】案のベースになっているのは経済産業省が2008年に策定済みのプランであり、
すでに政策も動き始めています!

太陽光発電の導入量を2020年までに10倍にUPする。
そのために補助金を復活し、さらに固定価格買取制度をはじめる。


実は、これは【3】案の目標を達成するための具体策として上げられているものです。

【3】案でいくという方向はすでに決定している。
ただ「国民合意の上」というカモフラージュを施すために、
国民が【3】案を選ぶように”誘導”してるんじゃないでしょうか?

残念ながら、【3】案が日本の「中期目標」として採用された場合、
省エネ住宅の義務化は当面実現しそうありません。
住宅の断熱性能を上げてエネルギーの無駄をなくすのではなく、
省エネ家電の購入に補助金を出して”小手先の省エネ”を進めるようです。
そしてそういう方向へ向かって、
すでに政府の住宅政策はシフトし始めています

な~んだ。 そういうことだったのかーーー(゜o゜)

太陽光発電といい省エネ家電といい、
結局は家電メーカーが”潤う”という図式ですね。
国民に購入支援の補助金を出すっていっても、
最終的には家電メーカーの懐に収まるわけでしょ?
温暖化対策といいながら、
一部の大企業が”国民のお金”を吸い上げるとは上手くできています。
商売優先だから、エネルギー垂れ流しの家も野放ししちゃうんですね。
そうならそうとはっきりいえばいいのに(*^_^*)

環境とかECOなんて美辞麗句を並べながら、
その裏でどす黒いお金がどれくらい動いているんでしょうか?
ところが、”ツケ”だけはしっかり国民に回ってきますよ。
でも後になって文句はいえない……

あのとき、ちゃ~んといったじゃない!

そうです。
温暖化対策をとらなかった場合にどうなるか、
政府も情報だけはしっかり提供してくれています。
それにもかかわらず【3】案を選んだとなれば、
それは国民全体の責任といわれても仕方ないでしょう。

だから、情報にはしっかり目を通しておかなくちゃなりません。
5月29日に環境省から公表された「日本への影響」――
これを見てから、
日本の進むべき道を決めませんか?

というわけで、明日は今世紀末の日本の姿を覗きましょう



猫マーク ブログランキングに参加しています。
 ポチッとしていただければ感謝です。

 人気ブログランキングバナーにほんブログ村 猫ブログ ノルウェージャンフォレストキャットへ

■ 過去の記事を検索する方法のお知らせ

『月別アーカイブ』、もしくは『カテゴリー』をクリックすると、
最初に一覧が表示されるように改造しました。
タイトルをクリックすると、該当する記事に移動します。
これまで書いた過去の一覧を見たい方は、
『全記事表示』をご利用下さい。

読みやすいブログになるよう、
これからも少しづつ手を加えていきます。

スポンサーサイト

コメントの投稿





管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://fptsukioka555.blog86.fc2.com/tb.php/188-4faa49b2

 | HOME | 

プロフィール

fp-tsukioka

Author:fp-tsukioka
群馬県の「FPの家」施工会社
店舗・工場・公共工事の施工もします

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新記事

全記事表示

月別アーカイブ

カテゴリ

最新コメント

最新トラックバック

いらっしゃいませ

検索フォーム

リンク

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。