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低炭素社会に未来はない…?

2009 - 06/18 [Thu] - 20:15

テレビを見ていたら、【カビ】の特集を行っていました。

冬には結露、梅雨になったら除湿の特集――

毎年その繰り返しですが、
「FPの家」に住んでいるとホンとこの手の悩みとは無縁になります。
昨晩室内に干した洗濯物も、朝にはしっかり乾いていました。 除湿機を利用します
今日の室内湿度は63%ですが、
室温が24℃と低いのでエアコンのお世話にならなくても快適です。
もちろん、”カビさん”とのお付き合いもいりません。

みなさんも家を建てるときには良く考えましょうね。
性能の差は歴然と現れますよ!

さて、本題です。
【環境】や【安全】に関心の高い人ほど、
えてして石油を目の敵にします。
石油からできた合成品は健康を害する。
だから自然素材や天然成分を使いましょう――っていうのがその典型。

でも、実際はそんなに単純な問題じゃありません!!!
かえって天然物より合成品の方が良い場合だってあります。
それに、もっと石油のあり難さを実感した方がいいんじゃないでしょうか?
どんなにきれい事をいっても……

石油の世話にならずに生きていけない

現代の便利な暮らしは、石油に支えられているといっても過言じゃないでしょ?

人類と石油の出会いは古くまで遡ります。
『日本書紀』の中にも【燃える水】として登場しますが、
石油が本格的に利用されるようになったのは19世紀後半です。
1859年、ドレークがペンシルベニア州で機械による石油採掘を開始しました。
これが”石油時代”の幕開けでした。

実業家ロックフェラーはいち早く石油に注目し、
1870年にスタンダード石油を設立します。
これが後のエクソン・モービル・シェブロンの前身です。
当時はまだ石炭がエネルギー源の主役でしたが、
1876年、オットーが石油(ガソリン)を燃料とする内燃機関を発明します。
これを実用化したのがダイムラーやベンツであり、
石油はまず”燃料”として利用され始めます。
飛行機が登場したのも石油のおかげ。
やがて船舶も石炭から石油へシフトしました。

第2次大戦後の1950年代、中東で大規模な油田の発見が相次ぎます。
こうして、石油は大量に供給される資源になりました。
便利なばかりでなく価格もお手頃になったので発電にも利用され、
石炭から石油へのエネルギー革命が起こったわけです。
さらに工業原料としても活用されるようになり、
安価で質の良い化学製品が次々に開発されて今日に至っています。
まさに石油文明が花開いたわけですね。

しかしアメリカが繁栄の絶頂にあった1956年、
地質学者であるハバート(Hubbert)が学会で一つの論文を発表しました。
彼の主張は単純明快。
地球は有限であり、
その資源には限りがあるという”当たり前のこと”を言ったまでです。

埋蔵量の半分を消費した時点をピークとして、
石油生産量の推移は左右対称の釣鐘型の曲線で表すことができる


これが有名なハバート曲線です。

  M.K.ハバート ハバート曲線

ハバートはこれを当時世界一の石油生産国であったアメリカに当てはめました。
そして「1966年~1971年」の間にピークに達し、
以後石油生産量は減少に転じると”予測”したんです。
彼の主張は猛烈な批判を浴びましたが、
”予測”通り、アメリカの石油生産量は1970年にピークを迎えました。
その年の生産量は二度と達成されず、
それどころか今では石油輸入国に転落しています。

ここで注意していただきたいのは、
彼が”予測”したのは石油資源の枯渇(depletion)ではないという点です。
石油ピーク生産のピーク(maximum production)であり、
いわば”折り返し点”といっても良いでしょう。
ただし……

まだ半分あるから大丈夫だね(*^_^*)

そういうことではありません。
それまでは安定的に供給されていた安い石油が、
ピークを過ぎれば生産が需要に追いつかなります。
そうなれば、価格も上昇に転じるでしょう。
湯水のように石油を使える時代は終わりを告げます。
必然的に社会・経済が甚大な影響を蒙る――って警告しているんです。

ハバートは世界の石油生産のピークも”予測”しています。
それによれば「約半世紀後」、つまり「2006年頃」にピークを迎えることになります。
っていうことは、もうピークを過ぎたってことになりますね(>_<)
このようなハバートの主張に影響を受け、
21世紀早々に石油ピークが訪れると考えるのが石油ピーク論です。
その代表が昨日紹介したASPOのキャンベル(Campbell)というわけ。

キャンベルらはハバート曲線を応用し、ピークは「2004年」と”予測”しました。
ただし、ちょっと”遅れ気味”ということなんでしょうか?
その後も新しいデータで修正を加え続けています。
最新の『2008 Base Case Scenario』を見ると、
ピークは「2010年~2020年の間」にやってくるとなってます。

石油ピーク-2

このような”悲観論”に対し、石油はまだまだ十分あるという”楽観論”もあります。
キャンベルらは究極可採埋蔵量を約2兆バレルと見積もっていますが、
アメリカ地質調査所(USGS)は3兆バレルと推定しました。
2004年のアメリカエネルギー省エネルギー局(EIA)の発表では、
この数値を用いて”予測”しています。
それによれば、石油ピークはまだ先の話となるようです。

図をクリックすると拡大します
石油ピーク-3

EIAの”予測”では、ハバート曲線のような釣鐘型のカーブを描いていません。
需要があれば生産も右肩上がりに上昇すると考えるからで、
可採年数(R/P)が残り10年を切るところで危機意識が高まってピークが訪れます。
それ以後は生産と消費の制限が行われ、需要は急速に減退します。

そこでとんがり帽子型の曲線になりますが、
ピークを迎えたときの衝撃はかえって激しくなるでしょう。
まだ大丈夫なんて油断していると、
急転直下、石油供給が逼迫するっていうわけでしょ?
まさに崖から突き落とされるような事態が起こるわけです。
EIAはそのピークを「2026年~2047年の間」としていますが、
中央値(mean)として「2037年」という数字をはじき出しています。

ここでお気づきでしょう。
”悲観論”と”楽観論”の違いは、たかだか20~30年です。
石油資源は有限――と危惧し、
今世紀中に【ピーク】を迎えると考える点で違いはありません。
競馬の予想じゃないんですから、
「何年がピークになるか?」という問題はさして重要じゃない!
資源は有限だって再認識することこそが大切なんです。

ところが、多くの経済学者は石油ピークを認めたがらない。
いまだに新しい油田が発見される”夢”を見て、
経済が無限に成長すると信じています。
不思議なことに、環境論者も無視するか反対の立場なんだそうです
石油ピークは環境問題にも密接につながっているのに……

なぜ(?_?)

”大人の事情”ってことなんでしょうかね~ 人間の限界かな?
ただし石油ピークを視野に入れるか入れないかで、
温暖化対策は大きく異なってきます。

CO2の排出量を抑えれば”危機”が防げるということなら、
低炭素社会を築けば良いということになります。
IPCCの警告を受け、世界はそう動いているわけですね。
ところが同じ石油に端を発しても、
石油ピーク論では石油が手に入らなくなるのが本質的問題となります。
その場合、低炭素社会では”危機”を乗り切れません。

それではどういう社会を目指さなければいけないのか?

  1.省エネ技術を普及させると同時にエネルギー消費の無駄を省く
  2.将来的な石油需要の伸びを抑え、石油を少しでも長持ちさせる
  3.その間に、代替エネルギーの開発に全力を傾ける

つまり省エネルギー社会にならなければ、
”持続可能な社会”とはいえないわけです。

2度のオイルショックを記憶しているまにあっくは、
世の中が省エネの方向に進んでいるものだと思い込んでいました。
ところがいつの間にか、
【省エネ】ではなく【低炭素】がキーワードに変わっていた!
とられる対策は似ていますが、両者が目指すところは微妙に異なります。

さてさて、みなさんはどちらが”真実”に近いと思いますか?
まにあっくは、オイルショック当時の”初心”に帰るべきだと思うのですが…… 
CO2さえ出さなければいいという【低炭素社会】に未来はありません。
地球の有限性を再認識し、【省エネ社会】に転換しなくっちゃいけないんです。
そうなれば、経済成長を追い求める”夢”から冷めなくっちゃいけない――
お金や物ではない新しい価値観を持たなくっちゃいけません。

そして、家も変わらなくっちゃ!
最優先しなければいけないのは、
やっぱり躯体の断熱性であり気密性だと思います。
いくら木を大量に使っても省エネにはなりません。 低炭素にはなるけど
”省エネ家電”に頼れば大量消費に歯止めがかからないでしょう。
そういう家を【省エネ住宅】と呼ぶにはちょっと違和感を感じます。

何か違う……

可能な限り”省エネ家電”に依存しない家こそ、
まにあっくはホンモノの【省エネ住宅】だと思います。



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