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ECOにはお金がかかる・・・?

2009 - 07/03 [Fri] - 23:48

歴史がブームみたいですね。
中でも女性が戦国武将にはまっているそうで、
歴史好きの女性を【歴女】って呼ぶそうです。 読みは「れきじょ」
そんな女性にぜひおススメしたいのが『日本外史』です。
作者は江戸時代後期の学者である頼山陽。
武家の歴史を描いた歴史物語です。
その中にこんな話があります……

甲斐は海に面していない山国です。
そこで困るのが塩の問題。
武田信玄は同盟関係にあった駿河の今川氏から塩を買っていました。
ところが今川義元が有名な桶狭間の戦いで敗れると、
栄華を誇った今川氏の衰退が決定的となります。
この機を見逃さず、武田信玄は駿河侵攻を画策します。

これに対抗するため、
今川氏真は隣国の北条氏康と共謀して【塩留】を行います。
”塩の輸出”をストップしちゃったわけですね。
さて、困ったのは信玄です。
しかしこのとき、意外な人物が救いの手を差し伸べました。
敵国である越後の上杉謙信から書状が届いたんです。

頼山陽の格調高い文章を汚さないよう、あえて原文のまま紹介しますね。

聞く、氏康・氏真、君を苦しむるに塩を以ってすと。不勇・不義なり。我れ、公と争へども、争ふ所は弓箭に在つて米塩に在らず。請ふ、今より以往、塩を我が国に取れ。多寡は唯々命のままなり

こうして信玄は窮地を脱しました。
これが有名な敵に塩を送るという諺の由来です。
『日本外史』って面白いから、歴史に興味ある方はぜひ読んでみては?

ところが現代では、
「敵に塩を送る」なんていう美談はないようです。
エネファーム エコキュートの”抗争”は仁義なき戦い(=_=)
そこで、まずは次の【表】をご覧ください。

図をクリックすると拡大します
エネファームの使用例

これは「東京ガス」のHPに紹介されていたエネファームの実際の使用例です。
平均モデル家庭(4人家族)の約6割の電力を賄える――っていってますが、
こちらに紹介されている【C邸】ではたったの 38% です。
それもエネファームにとっては有利なはずの冬(12月)のデータだから、
夏場はもっと低いだろうと想像できます。

お値段が350万もするのにその程度?

家庭用エネファームの仕様は、発電能力1kw、貯湯タンク容量200ℓです。
発電能力1kwってことは……

  1000(w)÷100(V)=10(A)

「力率」を無視すればたった10Aの電流しか流れません。
家の中に大量の家電製品が溢れる今日この頃、
さすがにこれじゃ~力不足じゃないでしょうか?

それなら発電量を増やせばいい

確かにピーク電力である3~4kwの発電が行えれば、
家庭で消費する電力を100%賄うことも夢じゃないかもしれません。
でも、発電能力をピーク電力に合わせると、
今度は電気が余っちゃうケースが出てきます。
せっかく発電した電力を捨てるのはもったいないでしょ?

太陽光発電みたいに売電すればいい

そうなれば無駄が出ませんね。
ただし今のところ、
電力会社はエネファームの余剰電力を買い取る積もりはないようです。
企業のサバイバルでは、敵に塩なんか送らないんです(=_=) ECOじゃなく、企業のEGOだね
そこでエネファームの発電能力は、
グッと控え目の1kwとなっております。

ただしそれだけじゃなく、エネファーム自身にも大きな欠点がある。

発電と給湯を同時にできる

これがエネファームの強みですが、長所は往々にして短所になります。 
だって、裏返せばこういうことでしょ?

発電と給湯を別々にできない

もっと電気が欲しいと思っても、
貯湯タンクが一杯になれば発電が自動的に停止される設計になってます。
上手い具合にお湯と電気をバランスよく使うなんて、
実際にはそうそうあり得ない”非現実的なお話”じゃないでしょうか?

それなら貯湯タンクを大きくすればいい

えっ(゜o゜) 使いきれないほどお湯を沸かしてどうするんですか?
それこそ無駄じゃないですか!
発電だけしてお湯を沸かさなければいいのかもそれませんが、
そうなったらエネファームのエネルギー効率はがた落ちです。

だから貯湯タンクもいたずらに大きくできないわけ。
従って発電量にも限界がある。
当然のことながら、
お湯の使用量が減る夏場には発電量が減ることになります。

そもそもコージェネレーションの発想にも疑問を感じます。
お湯の使用量が多いほど発電量も増えてお得――ってことでしょ?
それでECOなのかな~~~
できるだけお湯を使わないように節約するのがホントのECOでしょ?
エネファームっていうのはあくまでも給湯機
電気はおまけって考える方がいいみたいですね。

そんなエネファームの欠点を補うために、
最近言われ出したのがW発電……

給湯はエネファームにお任せ、電力は太陽光発電でカバー

わぁ~、とっても環境に優しそうな家\(^o^)/
でも冷静に考えてみて!

  エネファーム→→→約350万円
  太陽光発電 →→→約250万円(4kw)

あわせて600万円ですよ(>_<) 補助金をもらっても400万くらいする 
こんな大金を出さないと省エネにならないんですか?
ECOってお金持ちの方しかできないの?

エネファームもエコエキュートも給湯機です。
お湯を得るためのエネルギーを節約し、
CO2の排出量を減らしたいなら太陽熱温水器でもいいんじゃないでしょうか?
こんな感じで屋根の上に乗っかってる姿を見かけるでしょ?

太陽熱温水器

これなら価格もぐっと安いし、耐久性も抜群です。
ところが、最近はトンと人気がないようです。

太陽熱温水器の販売台数

右肩上がりで販売を伸ばしている最新省エネ機器に比べ、
”元祖省エネ”は右肩下がりの低迷ぶりです。
その理由は……

家の外観を損なう

つまり「ださい」というのが敬遠される理由のようですが、
それなら太陽光発電だって同じはずです。
それなのに、片方はカッコ悪くて片方はカッコイイとなります。
エコバッグを持つのが”今時のお洒落”なのと同じように、
省エネやECOが流行に左右されてるとしたら悲しいことです。

もう一つ写真を紹介しましょう。

太陽熱温水システム

なんだと思いますか?

太陽光発電でしょ(?_?)

いえいえ、違います。
これも太陽熱温水器の一種ですが、
屋根に乗ってるのは太陽熱集熱器で貯湯タンクは地上に設置してあります。
いわゆる【分離型】とか【強制循環式】っていうタイプですが、
屋根に貯湯する太陽熱温水器と区別して太陽熱温水システムともいいます。

給湯エネルギーを節約する手段として、
ヨーロッパではこの太陽熱温水システムが主流です。
上の写真もヨーロッパのもの。
【自然循環式】の太陽熱温水器より高くなりますが、
それでもエコキュートより安上がりです。
エネファームと比べれば、もう比較にならないくらい経済的。
それでいて省エネ度では一番の”優等生”なんです。
しかしガスも電気も使わないから…… 太陽熱温水システムは、循環に多少の電気を使用します

誰も塩を送ってくれない(*_*) 

なにもお金をかけるばかりがECOじゃない!
ハイテクを駆使しないと省エネができないわけでもない!
まにあっくの考えている優先順位はこんな感じです。

  1.できるだけ使わない、無駄にしない 節約
     →→→一生懸命節約している人にこそ奨励金を出すべきじゃない?
  2.できるだけ再生可能な自然エネルギーで自給する 太陽エネルギー
     →→→給湯への太陽熱利用を見直したら?
  3.それで賄えないときは他からエネルギーを買う 原子力
     →→→自然エネルギーは天候に左右されちゃうのが欠点(T_T)

ここまでしてまだ余裕があれば、
最後にエネファームやエコキュートを検討してもいい。 そんなに余裕のある人はごく稀
だって、しょせん給湯機なのに高すぎやしませんか?
こんな高価な住宅機器ばっかり真っ先に”標準装備”になったら、
省エネ住宅はそれこそ一般庶民の手に届かない所にいっちゃいます。
それでコストダウンするために断熱や気密を”省略”したら、
これはもう本末転倒なんじゃないでしょうか?

エネルギーを節約する家こそが根本

大事な点が忘れられつつあるような気がしてなりません。
どこか”ECOブーム”に踊らされているように思えるのです。

ただし、技術革新を否定してるわけじゃ~ありませんよ。
中でも太陽エネルギーを利用する技術には大変注目しています。
というわけで、
来週はいよいよ太陽光発電まにあっくします



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