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猛暑を快適に過ごす秘訣

2009 - 07/20 [Mon] - 23:33

暑い日が続きます。
昨日は午後の炎天下に草むしりをしていたら、
気持ちが悪くなってしまいました。
軽い熱中症になってしまったようです。
みなさんも気をつけて下さいね。

【熱中症】と【日射病】を混同している方が少なくないんですが、
真夏の炎天下で運動をしたりしているときに罹りやすいのが日射病。
これは熱中症の一つであって、全てではありません。
では熱中症とはどういう病態なのかというと、
簡単にいえば身体のオーバーヒートだとお考え下さい。

身体はエネルギーを燃やして動く”内燃機関”に喩えられます。
がんがん”燃やす”わけですから、大量の熱が発生します。
この熱が体内に蓄積してしまった状態が熱中症というわけ。
条件さえ揃えば、炎天下でなくてもオーバーヒートを起こします。
真夏の熱帯夜に寝ていて熱中症になることもあるんですよ!

最悪の場合、熱中症は命にかかわります。
もちろんそんな危険な状態になるのはまずいので、
人間には体内の熱を外に逃すメカニズムが備わっています。
そのおかげで、体温は一定の37℃(深部体温)に保たれるんです。
体内環境を一定に保つ働きを恒常性(ホメオスタシス)といいますが、
中でも体温調節は最も重要な一つといって良いでしょう。

「身体の熱収支バランス量」を【S】とした場合、
S=0 であるならば恒常性が保たれていることになります。
それでは、どうやって余分な熱を逃しているんでしょうか?
小峯裕己先生(千葉工業大学)は次のような【式】に整理しています。

  S=M-(W+C+R+E+RES+K)

    M→→→代謝量、体内で発生する熱量
    W→→→身体や内臓を動かす機械的仕事量
    C→→→対流熱損失量、対流による放熱
    R→→→放射熱損失量、放射による放熱
    E→→→蒸発熱損失量、蒸発による放熱
    RES→→呼吸熱損失量、呼吸による放熱
    K→→→伝導熱損失量、伝導による放熱

人体の熱平衡
図は「熱と環境」vol.08(2007.夏)より引用

体温が高くなると、血管が拡張して血流量が増大します。
同時に毛細血管の表面積が大きくなり、
皮膚の表面温度が上昇します。
すると電磁波(赤外線)となって熱が外に逃げることになります。
これが【放射】という現象です。
だから赤外線カメラにも映るわけで、
もし映らなかったら……、その人は幽霊かもしれません

しかし自分を取り囲む環境自体が熱くなってしまうと、
【放射】は効率的に進みません。
上の【図】の中の 1-R2 がマイナスになる、
つまり入ってくる【放射】の方が大きくなってしまうのがこの状態。
血流量の増減で体温調整ができるのは30℃程度までだそうです。
それ以上になると S>0 となり、
熱が体内に蓄積されてオーバーヒートを起こしかねません。
これを防ぐためには……

日陰で静かに休むこと

【代謝量】が増えて熱くなるのを防ぐために、
暑いときは無理をせず、涼しい所で静かにしているのが一番。
間違っても、誰かさんみたいに”草むしり”なんかしちゃいけません(>_<)

暑い日中には、猫ちゃんもじっとしていることが多いはずです。
これってグ~タラしているわけじゃないんです!
カロリーの消費を抑えて、身体が熱くなるのを防いでいるんですね。
玄関のタイルの上で休んでいることも多くありませんか?

猫の暑さ対策

これは熱伝導率の大きいタイルの上に身体を横たえることで、
【伝導】によってほてった身体を冷ましているんです。
微風が吹いていればますますgood!
【対流】による放熱も促されます。

ところが、真夏の暑い日中でも人間様は働いているでしょ?
気温が30℃を超えたら仕事は中止――なんてならない。
どうして人間は大丈夫なんでしょうか?
その秘密は、人間には素晴らしい”冷却装置”があるからです。
それは…… です。

哺乳類は全身に汗腺を持ってますが、
これがアポクリン腺と皮脂腺というものです。
緊張したときに出る”あぶら汗”は皮脂腺から分泌されますが、
本来の目的は皮膚表面を保護することです。
いわば、天然のお化粧ってわけ。
アポクリン腺の分泌物は”フェロモン”として機能します。

ただし、人間は例外的にアポクリン腺が退化した哺乳類です。
それに代わって発達しているのがエクリン腺というもの。
ここから分泌されるのは主に水で、
暑いときに出る”汗”はこのエクリン腺から出てくる水分なんです。

皮膚に分泌された汗は、暑さによって水蒸気に気化します。
その際に奪われる気化熱で身体がクールダウンされるんですね。
これが【蒸発】による放熱で、人間に備わったスペシャル冷却装置です。
このため、汗の原料である水分が不足すると【熱中症】になります。
暑い日にはこまめに水分補給をしましょう!

しかし、この”必殺技”にも弱点があります。
水の【蒸発】を利用するわけですから、
空気中の湿度が高くなると【蒸発】が進まないでしょ?
そうなると【蒸発】できない汗が滴り落ちるようになるわけで、
身体の冷却が上手くいっていない危険サインです。
湿度が高くなる日本の夏は特に要注意

そこでできるだけ【蒸発】を促すため、
私達の祖先が活用してきたのが風通しです。
気流があると人体にまとわり付く水蒸気が拡散され、
結果的に汗の【蒸発】が促進されることになります。
水蒸気の移動量を表す湿気伝達率は、
風速1m/秒になると無風時の約3倍にUPする。
風速2m/秒になると4倍。
その分、汗がどんどん【蒸発】して身体を冷却できるので……

日本の風土には風通しの良い家がむいている

なるほど一理あります。
昔の人はとっても賢いのです。
2m/秒っていうのは木の葉が揺れるそよ風。
確かに、気持ちがいいですね(*^_^*)

でも、風通しにも限界がある。
最高気温が35℃を超えるような猛暑日には、
アスファルトの上を吹きぬける風は”熱風”となります。
体温より熱いわけでしょ?
そうなると身体を冷却するどころか、
さらに熱する事態を招きかねません。

これは【図】の中の 1-C2 がマイナスの状態。
家の周りに田んぼが広がっていたのどかな時代と違い、
現代の風では【対流】による放熱には限界があるんです。
風通しで夏の暑さを凌ぐのは……ちょっと無理 かも

それならどうしたらいいのでしょうか?
小峯裕己先生が奨めているのは冷房。

ECOとかきれいごとを言わないでエアコンを使おう ――っていうことです。

熱中症にならないためには、文明の利器を使わない手はありません。
でも冷房が効き過ぎちゃうと、
今度は S<0 となって身体が冷えてしまいます。
ホルモンバランスも崩れて身体の調子が悪くなる。
これが女性を悩ませるクーラー病の正体です。
電気の消費量が増えるので省エネにも逆行します。
それじゃ~まずい!

できるだけ電気の消費量は増やしたくない。
なおかつ身体も冷やさないようにするためには、
高温低湿冷房――これが小峯先生のおススメです。
そのお考えには、私も全く同感。
現にこういう冷房を実践してますが、
身体にとっても優しく快適に過ごすことができます。
猛暑なんてぜ~んぜん怖くない!
熱帯夜もぐっすり熟睡できちゃうのです。

それにはちゃ~んと理由があります。
部屋の温度はあまり下げず、湿度を下げてやるのが【高温低湿冷房】という発想。
そうすれば、汗の【蒸発】が進むでしょ?
気化熱がどんどん奪われることになり、
体温調節がスムーズに機能することになります。
冷房は自然じゃない――っていうのはとんでもない大誤解なんです。

でも、【高温低湿冷房】を実現できる家には”条件”があります。

  1.断熱性と気密性が高い
  2.窓の日除けをしている
  3.エアコンを長時間連続運転している

風通しを重視する”旧習”を捨てきれない人は、
「とんでもない(・へ・)」ってびっくりするかもしれません。
でもそういう古い考え方は早々に捨てた方がいい。
人間本来の”暑さ対策”をサポートするには、
除湿 してやるのが最も理に叶った方法です。
ということは、健康にも良いということになる!

ところが、ほとんどの家では正反対の”低温高湿冷房”をしています。
もっと正確にいえば、それしかできないのです。

冷房より自然の風がいい

そういってる業者の建てる家が”低温高湿冷房”しかできない家の典型。
冷房と相性の悪い家を建てておきながら、
「冷房はよくない」と一方的に非難するのもいかがかと思うのですが……

最後にお願い。
にゃんこやわんこは汗による体温調節ができません。
人間以上に暑さに弱いので、
猛暑日くらいは冷房の効いた家の中に避難させてやって下さい。 お願いします


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