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快適な冷房の目安

2009 - 07/21 [Tue] - 23:55

室内環境を考えるとき、
日本人はとかく【感性】や【感覚】に頼る傾向があるように思えます。
これに比べて合理主義の徹底した欧米では、
目に見える【数値】や【指標】で比較しようとしてきました。

ある室内環境を快適と感じるか不快と感じるか、
その感じ方は個人によって違います。
そういう意味では【感性】や【感覚】も無視できませんが、
非常に曖昧すぎて比較検討の対象にすることはできません。
それでは、いつまで経っても”住まい”が科学の対象にならないでしょ?
より快適な室内環境を実現していくためには、
客観的な【数値】や【指標】で表すことが必要不可欠なんです。

そこで欧米では、
人間を取り巻く温熱環境を数値化する試みが続けられてきました。
有名な不快指数(DI)もアメリカで考案されたものです。
私達には一番馴染み深い数字かもしれませんが、
もう半世紀も前に”誕生”した古い指標となりました。
温度と湿度しか考慮できないことから、精度にも難があります。

温熱感覚(体感温度)を考える際には、
現在ではもっと多くの要素を考慮するように進化しています。
人間の能動的な耐暑メカニズムが明らかになってきたこともあり、
精度は不快指数に比べて格段に向上しました。
取り上げられる環境要素は、
【空気温度】、【放射温度】、【気流】、【湿度】の4つです。
これに【代謝量】や【着衣量】という人間サイドの要素を加味して、
昨日紹介した身体の熱平衡式に基づいて快適性を科学的に評価します。
不快指数に比べ、実際の体感温度により近い評価ができるようになりました。

夏-1
図は「熱と環境」vol.08(2007.夏)より引用

こうした最新の温熱指標の一つが標準新有効温度(SETというもの。
オフィス環境の快適性を判断する指標として用いられることが多く、
標準化して空気温度=放射温度、湿度50%、無風という室内環境を想定します。
問題はどういう服装でどの程度の仕事をするかということですが、
仕事場ですから夏ならワイシャツにズボンという恰好が普通でしょう。
こうした条件下で、
座りながら軽いデスクワークをするときの快適温度は 約22~26℃ となります。
これが額から汗が滴り落ちることもなく、
効率的に仕事がはかどる室温ということです。

図をクリックすると拡大します
夏-2

しかし、家で寛ぐときはもっとラフな服装でしょ?
家の中を一日中動き回っているわけでもありません。
SETを家に当てはめようとする場合、
快適温度はもうちょっと高めに考えて良いのではないでしょうか?

加えて、高温多湿の風土に順応してきた日本人は、
発達した発汗機能のおかげで耐暑能力が高い傾向にあります。
不快指数も欧米では65~75が快適とされますが、
日本では77以上になって不快に感じる人が出始めるそうです。

それでは、
多くの日本人が快適と感じる室内環境はどの程度と考えたらいいんでしょうか?
小峯裕己先生(千葉工業大学)のお考えでは……

室温28℃、相対湿度60%、気流速度0.2~0.3m/秒

これが高温低湿冷房の具体的な目安です。
ここでは微風を想定していますが、
中には風に当たるのを嫌う方もいるでしょう。
もし無風状態がお好みというのであれば、
およそ 室温28℃、相対湿度55% 程度と考えて良いでしょう。

実は……私の家がまさにこの状態です。
これくらいだと、確かに暑さを感じることはありません。
そうかといって、一日中家の中にいても冷えすぎることもありません。
ホンと”いい塩梅”です。
家事に精を出せば軽く汗ばみます。
ただし一仕事終えてソファーに腰を下ろせば、
いつの間にか汗が引っ込んでサラッとした身体に戻ります。

不快指数は精度も低く気流の影響も考慮されませんが、
日常の快適度を判断する目安としてはまだまだ使い回しのいい数字です。
そこで上記の条件を不快指数で表示すると、
室温28℃、湿度60%では77.0、湿度55%なら76.4になります。
自宅のように軽装で寛ぐ環境であれば、
不快指数75~77 が高温低湿冷房の大まかな目安となります。

図をクリックすると拡大します
夏-3

もちろん、この場合の室温と湿度の組み合わせは様々です。
湿度が低ければ室温は高くなり、
室温が低ければもっと高い湿度でも大丈夫です。
ただし、高温多湿という過酷な自然条件ばかりは変えようがない!
省エネを優先しながら快適環境を実現しようと思えば、
【室温28℃-湿度55~60%】というのが最も無理がないでしょう。

反対にいくら28℃が”省エネ温度”だとしても、
湿度が60%を超えると快適感が損なわれます。
耐えて我慢しなくっちゃいけない、
辛い辛い省エネになってしまうわけですね。
もちろん、健康上もいい筈がありません。

団扇を片手に汗をぐっしょりかくのが気持ちいい\(^o^)/

個人の過ごし方は自由であって構いませんが、
こうしたストイックな暮らし方を一般化するのは大間違いです。

ところで、不快指数は非常に単純化された指標です。
難しいデータ処理がなくて使い勝手がいい反面、
”条件”次第で快適性が大きく変動する点は否めません。
数字の上では【室温28℃-湿度55~60%】となっていても、
実際には全然快適じゃないって感じる方も少なくないはずです。
その場合、どこに問題があるんでしょうか?

そこで明日は、
高温低湿冷房を極めるためのより細かな”条件”を考えてみましょう。


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