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怖いのは地震、それとも水害

2009 - 08/12 [Wed] - 20:16

今日は晴天です
午後3時の気温は36℃、夏の暑さが戻ってきました。

同時刻、「FPの家」のリビングは温度26℃、湿度60%でした。
子供室も26℃-60%で全く同じ。
子供室は2階の西南角にあります。
普通なら家の中で一番暑くなる部屋ですが、
快適さは1階のリビングと変わりありません。
西面に大きな窓をとらなかったのも幸いしているのでしょう。

もちろんエアコンで弱冷房除湿(設定温度27℃)していますが、
晴天日が少ないせいか、室温は相変わらず低めです。
ただし絶対湿度は14.64g/㎥ですから、
高温低湿冷房の目指す「15g/㎥」はしっかり実現されています。

一方、窓を開けて過ごしたプレハブの仕事部屋は、
午後2時の段階で室温33℃、湿度56%でした。
「夏の絶対湿度はほぼ20g/㎥」と紹介しましたが、
本日の絶対湿度も19.99g/㎥となります。
ホンと、絶対湿度は一定です。

さすがに耐えられなくなったので、
窓を閉めて冷房を始めました。
設定温度27℃で強冷房した結果、
1時間後には室温30℃、湿度55%になりました。
「FPの家」より”相対湿度”は低くなりましたが、
絶対湿度は16.72g/㎥なのでこちらの方が蒸しっとします
しかし”低温高湿冷房”に走ると身体が参ってしまうので、
この程度で妥協するしかありません。

さて。
昨日は東海地方で大きな地震がありました。
震源地付近の震度は「6弱」でしたが、
死亡された方は意外に少なく1名でした。
この方は崩れた本によって窒息死してしまったようです。
私も学生時代には大量の本に囲まれて寝ていましたが、
本は意外に固くて重量もあるのでご注意ください。

それに比べて、雨による被害は甚大です。
台風9号による死者・行方不明は30名近くに達します。
特に兵庫県作用町では街中が濁流に飲み込まれたようです。
それ以前の九州・中国地方集中豪雨でも、
死者・行方不明はやっぱり30名を超えています。
考えようによっては、地震より水害の方が恐ろしいといえないでしょうか?

ところで、今年は【冷夏】だといわれています。
そこで気象庁のデータから気温を確認してみましょう。

20日間平均-気温

これは7月21日から8月9日までの20日間の気温の【平年差】を表したものです。
赤色が濃くなるほど「平年値」より高くなり、
青色が濃くなるほど低いということを意味します。
今年は軒並み青色に覆われ、なるほど【冷夏】というのも頷けます。
その原因は日照不足でしょう。

20日間平均-日照時間

赤色が濃くなるほど平年に比べて日照時間が多いとなりますが、
ここ直近の20日間の日本列島は、日照時間が少ないことを示す灰色一色です。
「平年値」のわずか40%以下という濃い黒色も少なくありません。
そのせいで気温は「平年値」を下回り、
農作物の生育にも影響が出ているわけです。
すでに野菜の価格が上昇していますが、
秋以降になると米の価格が急騰するのではないかと心配です。

しかし、簡単に【冷夏】といってしまうのが正しいのか?
ちょっと考えてしまう点もあります。
そこで期間を広げて、6月11日から8月9日の60日間に気温を見てみましょう。

60日間平均-気温

すると意外にも、「平年値」より高いことを示す赤色が多いでしょ?
特に関東や関西などの人口密集地ではその傾向が顕著で、
【冷夏】と思われがちな今年でさえ温暖化傾向に変わりないことがわかります。
暦の上ではすでに「立秋」が過ぎましたが、
9月や10月には暑さがぶり返して厳しい残暑になりそうです。

甲信越地方-3ヶ月予報

関東甲信越地方では、「平年値」より高くなる可能性が高いと予想されてます。
そうなると、暑さで体調をくずす方が続出するのではないでしょうか?
8月が涼しかったのを喜んでばかりはいられない、
このおかげで身体は暑さに対して下方修正されている可能性があります。

考えようによっては”天然の冷房”の効きすぎで、
日本全体が【冷房病】になったようなものです。
このような状態で暑さが戻ってくると、
身体には想像以上の熱ストレスが加わってしまう可能性があるのです。
熱中症に十分ご注意ください。

このように、今年の夏を単純に【冷夏】と呼ぶには何か違和感を感じます。
とりわけ気になるのが降水量の異常な多さです。

20日間平均-降水量

緑色が濃くなるほど降水量が「平年値」より多いことを示します。
反対に茶色が濃くなるほど雨が少なかったということです。
今年は梅雨があけないまま8月に突入し、
直近の20日間の多雨傾向がはっきりと現れています。
中でも太平洋ベルト地帯は記録的な豪雨に見舞われており、
「平年値」の 300% を超える濃い緑色に覆われています。

このまま地球温暖化が進行した場合、
最も深刻な被害をもたらすのは水害ではないか?
そして、太平洋ベルト地帯が最もハイリスクなのではないか?

以前、私はこのような問題提起をしました。 こちらを参照ください
今年の異常気象は、まさにその”前兆”なのかもしれません。

温暖化によって8月の【猛暑日】が単純に増えるわけでなく、
梅雨が長引く可能性も考えられるのでしょう。
あるいは”梅雨”などという生易しいものではなく、
もはや熱帯地方のスコール(Squall)と考える方が正しいかもしれません。
日本の夏は【雨期】になるのです。

「平年値」を大幅に上回る降水量は、国土を変貌させます。
これまでは大丈夫だった傾斜地も、
保水能力の限界を超えて土砂崩れを多発させるでしょう。
小さな河川に集中する雨水は、
もはや低すぎる堤防を超えて街中に氾濫するでしょう。
これは”仮定のお話”ではありません。
全て、現実に起こっている現象です。
気候が変われば地形も変わる――それが自然の摂理。

日本の建築には関東大震災の教訓が反映され、
耐震性については世界トップクラスの水準を有しています。
今回の東海地方の地震でも倒壊家屋の話は耳にしません。
死者もわずか1名です。
地震の揺れ周期が短かったという点が幸いしたようですが、
日本建築の耐震性の優秀さを物語っているといえるでしょう。

しかし、耐震性の基準をどこまで高めれば安心できるのでしょう。
自分が生きている間に発生するのかさえわからない地震に怯え、
直下型地震にさえびくともしない家を求める……
果たして、それが”賢い投資”といえるのでしょうか?

それに比べ、温暖化は確実に進んでいます。
今年の集中豪雨を”例外”と考えるべきではありません。
一度被害が発生すれば、地震以上の甚大な被害が発生します。
構造的にはなんら問題がなくても、
一度濁流に浸かってしまった家を復旧するのは容易ではありません。

建築学会は、そろそろ頭を切り替えるべきではないでしょうか?
地震以上に重要な問題は温暖化なんです!
温暖化に対処し、温暖化を抑制する建築を真剣に考えるべきです。
国民の生命と財産を守るためにも、
早急に家の最優先課題を断熱気密に転換すべきだと思います。

しかし現状はというと、
【次世代基準】Ⅳ地域の断熱性能・気密性能はお粗末そのもの。
Ⅳ地域には太平洋ベルト地帯がすっぽり包まれ、
ここには日本の人口の80%が集中します。
当然、家も集中します。
寒い北海道や東北地方の基準をいくら厳しくしても、
日本全体に及ぼす省エネ効果は微々たるものでしょう。
それよりもⅣ地域の基準を厳しくしてこそ、絶大な効果が得られるのです。
そしてそれを怠った場合……

温暖化による甚大な被害が集中するのもⅣ地域――だと覚悟して!

ちなみに。
【スコール】といえば、日本では激しいにわか雨を想像します。
しかし正しくは、突然襲ってくる強風を指すようです。
恐らく、ダウンバーストのようなものなのでしょう。
そういえば、今年は強風や竜巻の被害も相次ぎました。
日本の夏は、熱帯気候に近付いているのかもしれません。



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