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環境と住まいの「マニフェスト」

2009 - 08/13 [Thu] - 23:51

先日、民主党の鳩山由紀夫さんを見ました。
こんな田舎にまで足を運んでいるのですね。
お疲れ様です。

総選挙が間近に迫り、各党のマニフェストが出揃いました。
中でも大きく注目されているのが民主党の子育て支援ですが、
せこい”後出しジャンケン”をした自民党までが右にならえ!
どちらを見ても、”甘い話”のオンパレードです。

ただ新聞等ではあまり取り上げられませんが、
環境政策では違いが鮮明に出ているように感じます。

 自民党の環境政策

1.日本の温室効果ガスを2020年までに15%削減する(2005年比)
2.世界全体の温室効果ガスを2050年には半減することを目指す


 民主党の環境政策

1.日本の温室効果ガスを2020年までに25%削減する(1990年比)
2.さらに2050年までに60%超減(1990年比)を目標とする


自民党の掲げる”約束”は、
先ごろ決定された「中期目標」そのもの。
当然といえば当然です。
「15%削減」というのは2005年比なので、
民主党と同じ”1990年比”に直せば「8%削減」となります。

日本の「中期目標」は世界を失望させましたが、
対する民主党は「25%削減」の実行を”約束”しています。
これは「中期目標」を検討する際にあげられた選択肢の中でも、
最も厳しい削減目標でした。

経済界は1990年比8%削減にも難色を示しています。
経済成長にマイナスになるというのがその理由ですが、
それよりハードルの高い25%削減には猛反対しています。
実は、こうした点に両党の姿勢が端的に表れているのではないでしょうか?

自民党の目指す社会は、あくまでも経済成長を優先する社会です。
「平成22年度後半には年率2%の経済成長を実現」と謳っており、
経済界への配慮が伺えます。
しかし、かつての終身雇用の時代ならいざ知らず。
小泉改革によって雇用形態が多様化してしまった現在では、
経済成長が単純に家計に直結しないことに国民は気付いています。
大企業やお金持ちばかり優遇すると不信を募らせているのです。
今さら子育て支援なんて言い出してもねーーーー

一方、経済成長より環境問題を優先するという民主党の”約束”は、
国民の幸福を最優先する姿勢の裏返しではないでしょうか?
地球温暖化対策税の導入を検討するとしていますが、
企業や家庭の”環境負荷度”に応じての課税なら大賛成です。
もしそうであるならば、
省エネや節約に熱心な方ほど優遇されることになるでしょう。

こうした環境政策の違いは、住宅政策の違いにも色濃く反映されています。
そこで、「中期目標」を策定する際に政府が用意した資料をもう一度見てみましょう。

図をクリックすると拡大します
中期削減目標-必要な対策・政策

1990年比25%削減を実現する場合には、
新築住宅に省エネ基準を”義務化”するだけでは追いつきません。
既築住宅も全て断熱住宅に改修する必要があるとしています。
つまり、フロー(新築)ばかりでなくストック(既築)対策が重要ということです。

国交省は省エネ住宅の普及は順調に進んでいるといいます。
2006年には36%の住宅が【次世代基準】を満たしていますが、
さらに2010年にはこれを「65%」まで引き上げるとしています。
こうした住宅政策の延長上にある自民党のマニフェストでは、
大規模な住宅ローン控除200年住宅推進の継続・強化を謳っています。
ちなみに、「長期優良住宅」をいまだに「200年住宅」と表現するのは、
庶民に”過大な幻想”を抱かせる姑息な手段としか思えません。


ただし、この数字はあくまでも「新築住宅」でのお話しです。
全住宅に占める省エネ住宅の比率はまだまだ低いのが実情。
それこそ”雀の涙”といっても過言ではありません。
ここで藤野順一先生(国立環境研究所)の資料を紹介しましょう。

断熱水準別住宅ストック数の推計

日本には住宅を網羅する統計がないので正確な数字はわかりませんが、
【次世代基準】の家はストック全体の数%に過ぎないようです。
圧倒的に多いのは【旧基準】の家で、
断熱なんかお構いなしの【従来】タイプの家も数多く残っています。
悲しいけれど、これが日本の住宅の実態です。
性能の低すぎる家があまりにもうじゃうじゃしてる……
そこで温室効果ガスの排出量を削減するためには、
ストック住宅対策が不可欠となります。

そこで、再び民主党のマニフェストに注目してみましょう。
「環境に優しく、質の高い住宅の普及を促進する」という”約束”の具体策として、
次のように明記しています。

リフォームを最重点に位置づけ、バリアフリー改修、耐震補強改修、太陽光パネルや断熱材設置などの省エネルギー改修工事を支援する。

ストック住宅を改修するには途方もない時間とお金がかかるでしょう。
しかし、それはこれまでの住宅政策の”つけ”です。
大手ゼネコンやハウスメーカーに配慮して、
新築住宅に省エネ基準を徹底してこなかった結果がこの有り様なんです。

そうはいっても、”つけ”はいつか”清算”しなければなりません。
それも、できるだけ早い方が良い!
あくまでも私個人の考えですが、
家の断熱改修はエコカーや省エネ家電の購入促進より重要ではないでしょうか?
【衣食住】は国民生活の基本だと思うのです。

そういう意味で、私にはもう一つ注目している点があります。

ノンリコース(不遡及)型ローンの普及を促進する

民主党のマニフェストにはそう”約束”されています。
そこで【ノンリコース型ローン】とは何か?

あまり騒がれていませんが、
日本では今年に入って住宅ローン破産が急増しています。
厳しいことをいうようですが、
借り手側の返済計画が甘過ぎると思われるケースも少なくありません。
ローンを返済できなくなったのですから、
マイホームを手放してもう一度再出発してください……

しかし、日本ではそうは問屋が卸さない!
担保になっている不動産は新築当時の価格では売却できません。
不足分もちゃんと返済しろよ――というのが日本の住宅ローンです。
そこでマイホームを手放しても借金を完済できず、
その後もローン返済に苦しめられることになります。

ところが、欧米の住宅ローンは違います。
ローンの返済ができなくなった場合には、
担保になっている資産以外に債権の取りたては及びません。
これをノンリコースローン(Non Recourse Loan)というのです。

日本で問題となるダブルローンなんて、欧米では凡そ考えられない。
マイホームを手放せば借金もチャラ。
それ以上、一銭たりとも請求されることはありません。
人生の失敗を悲しみながらも、
借り手側は安心して人生の再スタートをきることができます。
貸し手側の銀行には不利なことが多く、
借り手側の消費者に優しいローン形態なのです。

もちろん、リスクを負う銀行は融資に慎重にならざるを得ません。
金利も上乗せするでしょう。
こうした理由から消費者のためにはならないという反論もあるのですが、
必ずしもそうとはいえないように思います。
短期間で質の悪い住宅を日本から駆逐し、
”欠陥住宅”の被害を根絶することとなるでしょう。

考えてもみてください!
安普請の家に大金を融資したら、
それこそ危ない橋を渡ることになるのは銀行です。
そうならないよう融資には慎重になりますが、
お金を貸さないことには銀行も商売になりません。
そこで、担保物件を精査した上で融資を決定するはずです。

その結果銀行が貸し渋るということは、
資産価値の低い家だということではありませんか?
何もわからない消費者に代わって、
銀行が厳しくチェックしてくれるってことでしょ?

そうなれば、融資も受けられないような住宅は生き残れません。
結果として住宅の質が向上することになれば、
消費者に益することはあっても損となることはないはずです。
でも……

住宅価格が上昇する?

いえいえ、そんな心配はないでしょう。
販売を促進するためには、
業者がコストダウンの手綱を緩めることはあり得ません。
同じ品質で価格競争を繰り広げるわけですから、
消費者にとってはかえって比較しやすくなるのではないでしょうか?

私は自民党支持者でもないし民主党の支持者でもありません。
いわゆる【無党派】です。
しかし環境政策や住宅政策に限っていえば、
民主党のマニフェストに魅力を感じます。
ただし、”約束”は履行されなければ意味がありません。
果たして信用に足る政党はどちらなのか?
投票日まで、じっくり考えたいと思います。



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