世界でたった一つしかないあなただけの家  FPだからできる夢の大空間

  「FPの家」槻岡建設のナビゲーター   トップページ > スポンサー広告> 住まいの医学 > 毛髪検査の結果やいかに?  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

毛髪検査の結果やいかに?

2009 - 08/20 [Thu] - 21:33

某有名人の覚醒剤疑惑が連日報道されています。
さすがにウンザリしてきましたが、
毛髪検査という言葉を聞いて懐かしくなりました。
5年ほど前になりますが、
家内と私も【毛髪検査】をしたことがあるのです。
「えっーーー」って、覚醒剤で取調べを受けたわけじゃないですよ。
毛髪を分析することで、
有害物質が体内に蓄積している度合いを調べることができるのです。

毛髪検査-1
毛髪検査-2

『報告書A』ではミネラルバランスは5段階中の下から2番目。
「注意」が必要と診断されています。
有害ミネラルとしてはアルミニウム、鉛、砒素の濃度がやや高く、
ストレス状況に至っては最悪のCランク。
これは「ストレスに対処できなくなった状態」だそうで、
「要改善」の勧告を受けてしまいました。

一方『報告書B』では鉛、砒素の濃度が若干高いものの、
ミネラルバランスは中程度の「普通」です。
ストレス状況もAランクの「平穏状態」と心配なさそうです。
『報告書A』の方ではカウンセリングを受けるように奨められましたが、
こちらは 全く問題なし とのことでした。

さて。
『報告書A』は家内の……、ではなく私の毛髪の検査結果です。
家内の毛髪検査の結果は『報告書B』の方です。
ちょっと意外ではありませんか?
このとき調べた有害物質は次の6つ。

カドミウム(Cd)、水銀(Hg)、アルミニウム(Al)、鉛(Pb)、砒素(As)、ベリリウム(Be)

中でもカドミウムはイタイイタイ病、水銀(有機水銀)は水俣病の犯人。
鉛や砒素の毒性も多くの方が熟知しているように、
これらの重金属は公害の原因物質としてあまりにも有名です。

戦後の高度経済成長の弊害として、
1960年代には化学物質による健康被害が表面化し始めます。
こうした【公害問題】を解決するため、
1967年には「公害対策基本法」が制定されました。
さらにその監督官庁として、
1971年に発足したのが環境庁、現在の環境省というわけです。

日本の環境庁がモデルにしたのは、
その前年に活動を開始したアメリカの環境保護庁です。
Environmental Protection Agency――略してEPAと呼ばれます。
アメリカの環境行政を一手に取り仕切っていますが、
その設立を促した一冊の本が1962年に出版されています。
邦題を『沈黙の春』、その作者が有名なレイチェル・カーソンです。

       R.カーソン   DDT

カーソンの最大の功績は化学物質による環境汚染を最初に糾弾した点です。
環境汚染は生態系を破壊し、ひいては人間の健康を損なうと警鐘を鳴らしました。
彼女は今日に至る環境運動の”原点”であり、
その後の環境ホルモン問題にもつながっていきます。

カーソンの功績は偉大です。
様々な妨害にも屈しなかったといいます。
しかしカーソンは”神”でないし、『沈黙の春』も”聖書”ではありません。
彼女の活躍した1950~1960年代、問題は非常に単純でした。
化学物質に対する規制は全く行われておらず、
積もり積もった健康被害は誰の目から見ても明らかだったのです。
合成化学物質は悪――正義の美名の下にそう断じるのは簡単でした。

おかげで化学物質規制は大きく前進したのですが、
その一方で化学物質を巡る問題は複雑さを増していきました。
単純に”善”と”悪”の二元論で論じることができなくなったのです。
それにもかかわらずカーソンを神格化し、
「合成化学物質は全て悪」とする風潮が残っていないでしょうか?
カーソンの矛先は主にDDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)に向けられましたが、
その影響で農薬に拒絶反応を示す方がいまだに少なくありません。

カーソンの用いたデータは明らかに一昔前の古いものとなっており、
DDTの使用が人間の健康を損なう懸念は今日ではほぼ払拭されています。
発がん性はIARCの評価では「グループ2B」にとどまり、
その後になって指摘された内分泌かく乱作用も人間に対しては”シロ”。
つまり、環境ホルモンとしての影響も問題視するほどではないということです。

その一方で、DDTの使用禁止によるマイナス効果が浮かび上がってきました。
一時は大きな成功を収めたマラリヤの撲滅が、
1970年代以降、再び急増してしまったというのです。
それに伴う発展途上国の累積死亡者数は 4000万人 に達すると見積もられています。
これは化学物質のリスクを過大視するあまり、
感染症のリスクが軽視されてしまった結果です。

マラリア発生数

合成化学物質を全否定する裏返しとして、
天然成分を過大評価する姿勢もすでにカーソンに伺えます。
『沈黙の春』の中には、ピレトリンロテノンを使えという記述が見えるのです。

ピレトリンは有名な除虫菊の殺虫成分です。
これを模した【合成ピレスロイド】による健康被害が明らかにされていますが、
それは天然成分のピレトリンとて同じこと。
かたやロテノンは熱帯性植物デリスの根や茎に含まれる成分で、
古くから殺虫成分として知られていました。
でもやっぱり、ラットにパーキンソン病様の症状を起こすことが確認されています。
天然成分の方が安全などと一概に言えないのです。

20世紀後半は合成化学物質を断罪する時代でした。
しかし、そろそろ終止符を打たなければいけません。
21世紀は合成化学物質を上手に活用していく時代です。
化学物質が人類の活路を開くのです。
いつまでも全否定し、その裏返しとして天然成分を過大評価するのは、
もはや科学的にも正しくありません。

こうした軌道修正の上に立って、
化学物質過敏症も論じられるべきだと思います。
家内の毛髪から大量の有害物質が検出されなかったように、
かつての公害病とは明らかに違います。
有害とされる典型的重金属が体内に蓄積して発病するというような、
単純な中毒ではありません。

実は、私は覚醒剤のような薬物の作用に大変注目しています。
薬物の摂取を続けていると、
次第に初期の効果が得られなくなるのはご存知でしょう。
これを耐性(tolerance)といい、
そのために使用量が増えて依存も生じてしまうわけです。
ところがこれとは反対に、
薬物の断薬によってより少ない量に過敏に反応する現象もあります。
こちらは逆耐性(reverse tolerance)や再燃現象(flash back)と呼ばれますが、
どこか化学物質過敏症に似た現象だと感じるのです。

ただし、こういう事実も知っておいてください。
覚醒剤というのはアンフェタミン、もしくはメタンフェタミンです。
この内メタンフェタミンを合成したのは日本の化学者で、
かつては「ヒロポン」の商標で販売されていました。
アンフェタミン同様、元気が出る薬として開発されたものだったのです。

みなさんだって滋養強壮剤を飲むでしょ?
基本的にはこれと変わりないのですが、
あまりに強力な作用を持っていることから副作用もまた大きいというだけの違い。
「これは有害であれは無害」なんていう単純な問題ではないのです。

そうそう。
毛髪検査で「要注意」だったのはむしろ私の方でしたが、
その後、特に何か注意したということは”全く”ありません。
でも、元気に生きてます。
デトックス(解毒)の一環として毛髪検査をしても……

あんまり意味なさそう――というのが私の感想。



猫マーク ブログランキングに参加しています。
 ポチッとしていただければ感謝です。

 人気ブログランキングバナーにほんブログ村 猫ブログ ノルウェージャンフォレストキャットへ

完成見学会のご案内

おかげさまで、完成見学会は無事終了しました。

次回は9月初旬、大泉町での開催を予定しております。
詳細が決まり次第ご案内させていただきます。




■ 過去の記事を検索する方法のお知らせ

『月別アーカイブ』、もしくは『カテゴリー』をクリックすると、
最初に一覧が表示されるように改造しました。
タイトルをクリックすると、該当する記事に移動します。
これまで書いた過去の一覧を見たい方は、
『全記事表示』をご利用下さい。

読みやすいブログになるよう、
これからも少しづつ手を加えていきます。

スポンサーサイト

コメントの投稿





管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://fptsukioka555.blog86.fc2.com/tb.php/252-4f0dea89

 | HOME | 

プロフィール

fp-tsukioka

Author:fp-tsukioka
群馬県の「FPの家」施工会社
店舗・工場・公共工事の施工もします

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新記事

全記事表示

月別アーカイブ

カテゴリ

最新コメント

最新トラックバック

いらっしゃいませ

検索フォーム

リンク

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。