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化学物質とストレスのダブルパンチ

2009 - 09/11 [Fri] - 23:38

こんにちわ。
生きていて”壁”に突き当たらない方はいないと思います。
それこそ、毎日が苦労の連続でしょう。

生きているのが嫌になっちゃう(T_T)

でも、人間はへこたれません。
すぐ気を取り直して、「今日も頑張ろう」って思うはず。
そうです、元気を出しましょう!

ところで。
この”元気”の源は何なのか?
解釈の仕方はいろいろあるでしょうが、
脳を元気にするのは化学物質です。
そして、その一つがドーパミンに他なりません。

MCS-5

ストレスに直面したら、その解決策を考えなければなりません。
つまり、「頭を使う」わけですね。
ストレスが深刻であればあるほど、脳はフル稼働するわけです。
とりわけストレス処理には前頭前野の働きが重要で、
ここで情報を分析して対応策を決定します。
そうしたら、あとは身体中に指令を送るだけです。

しかし、仕方なく嫌々動くのは辛いものです。
長続きもしないでしょう。
そこでドーパミンは【側坐核】という部分も刺激します。
すると快感が生じますから、俄然やる気が出てくる!
もうストレスなんて怖くない\(^o^)/

そこでドーパミンは快楽物質ともいわれるわけですが、
それならどんどん分泌された方が良いのでしょうか?
褒められると嬉しくなりますが、
これもドーパミンが【側坐核】を刺激する仕業です。
そこで「子供は褒めて育てろ」という方もいるのですが、
単純に快感を与え続ければ良いというものではありません。

1954年、オールズとミルナーという研究者が興味深い発見をしました。
2人はネズミの脳に電極を差し込み、
ネズミが自分でレバーを押して電流を流せるようにしました。
これを自己刺激実験といいます。
そして”ある神経”に電流が流れるようにしたとたん、
ネズミが激しくレバーを叩き出したのです。

よくよく調べてみると、
刺激されていたのはドーパミン神経でした。
レバーを押すと脳内には一斉にドーパミンが分泌されていたわけで、
ドーパミンがネズミをレバー押しに駆り立てたことになります。
もちろん、ネズミは自主的に押しているわけですから、
嫌々やっているわけではないでしょう。
ということは、レバーを押すとhappyになる?
ドーパミンは快楽物質――2人はそう考えました。

この説は今でも有名ですが、
それではドーパミンが出れば出るほど良いのか?
ネズミは寝食を忘れて24時間ぶっ通しでレバーを乱打しました。
その回数は1時間に5000回に達したといいます。
そこで計算をしてみましょう。
1時間に5000回ということは、ナンと1秒間に約1.4回!

これを24時間続けるネズミの姿を想像してください。
健康的な姿に見えますか?
どう考えても病的でしょ?
こんな状態が続いたら、あっという間に身体はボロボロになります。
ドーパミンとはまさに諸刃の剣、【体内覚醒剤】みたいなもの。
少なすぎても多すぎても良くありません。
そこでドーパミンの過剰分泌が続く場合には、
ドーパミンの作用を弱める”安全弁”が作動するのです。

確かに、褒められるのは嬉しいものです。
気分も前向きになってやる気が出るでしょう。
それなら、毎日子供を褒めてみましょう。
どんなに悪いことをしても絶対に叱りません。
顔を合わせればとにかく褒めちぎります。

そんなことを100日間も続けたらどうなるでしょうか?
子供は褒められても喜ばないどころか、
下手をすれば「うるせえ!」って嫌われかねません。
最初は嬉しかったことが”不快”方向にずれたのは、
脳の中で何らかの変化が生じた結果です。
その一つは、間違いなくドーパミン神経の下向き調節でしょう。
つまり、脳が”変形”したのです。
いかがですか?

100日あれば脳が変化を起こすには十分

トルエンを吸引したときにも、脳内のドーパミン濃度が高まります。
室内の空気がトルエンに汚染されていれば、
中に住んでいる方は呼吸のたびにトルエンを吸い込むのです。
低い濃度、あるいは一時的であれば心配もないでしょう。
しかし高濃度のトルエンを毎日吸い続けるのはまずい!
こうした場合には、
わずか数ヶ月で耐性を生じてしまってもおかしくありません。

当然、家にいる時間が長い人ほど要注意。
ただそれだけでなく、たくさんストレスを抱えてしまうのも危険です。
だってそうでしょ?
トルエンは脳内のドーパミン濃度を高めます。
その上、ストレスでも大量のドーパミンが分泌されることになる。
まさにダブルパンチを喰らうようなものです。

そういう意味で化学物質過敏症とは、
薬物依存症とうつ病との”隙間の病”といって良いのかもしれません。
化学物質だけでなく、ストレスとの相乗作用に注意すべきです。
ただし化学物質の影響が強いのか、
それともストレスの影響がより強いのか、
それは個人によって千差万別です。
境界線がハッキリしているわけでもありません。
これが多様な患者さんが存在する一因だと思われます。

MCS-6

ただどちらの影響が強いにせよ、
ダメージをできるだけ少なくするのが良いという点は同じです。
いいかえれば、
ドーパミンがあまりにも強烈に作用する事態は避けるべきということ。

ストレスだって強烈になれば短時間で病気になります。
地震や火事などの災害に見舞われたり、
事故や戦争などの非日常的な体験をした方は、
それだけで心に深い傷を負ってしまいます。
これが心的外傷後ストレス障害です。
【Post-traumatic stress disorder】の頭文字をとってPTSDともいいます。
最近問題になっているのは児童虐待で、
こうした子供は環境が改善された後にもストレスに過剰反応します。

さらに、もっと極限状態に置かれたらどうなるか。
人間を光も音も匂いもない部屋の中に閉じ込めると、
全うな精神状態を維持できるのは8時間程度が限界だそうです。
その後は恐怖感が増して凶暴となり、
例外なく80時間以内に死を迎えます。

こうした理由から、
地震の救助活動のタイムリミットも72時間といわれています。
これを過ぎたら捜索活動は打ち切りです。
そんなの可愛そう、まだ生きているかもしれないのに――
そう憤慨するかもしれませんが、
残念ながらその希望はありません。
恐怖と戦うためにドーパミンを出し続けた脳は、
やがて幻覚を見るようになります。
これって覚醒剤の副作用と同じでしょ?
そしてレバーを押し続けたネズミの体力が尽きてしまうように、
終には【死】という破滅に至るのです。

化学物質も全く同じです。
トルエンも高濃度になれば死に至ります。
こうした急性中毒を防ぐため、
労働環境での許容濃度は50ppmとされています。
ただし普通の家がそこまで高濃度になることはなく、
指針値も0.07ppmと非常に低く設定されています。

しかし指針値はあくまでも”推奨値”です。
これを遵守する法的義務はありませんから、
0.07ppmを超える家もまだまだ存在します。
だからといって急性中毒になる心配はないでしょうが、
シックハウス症候群には要注意。
まして知らないうちに耐性が生じてしまうと、
かえって濃度が低下した後になって過敏症状に苦しみます。

では、どの程度の濃度で耐性が生じてしまうのでしょうか?
残念ながら、ハッキリした目安があるわけではありません。
ただ確実にいえることは、
濃度が高いほどリスクは増大し、
しかも短時間で脳は”変形”するということです。

ちなみに。
最初にうつ病を発症する場合には、
70%以上の割合で何らかのストレスが関与しているそうです。
しかし鬱や躁の病相を繰り返すうちに、
再発に占めるストレスの割合は30%程度まで低下します。
つまり、特にストレスが見当たらないのにうつ病を再発する。
これを【自生性】というそうです。

しかも、原因となるストレスにも変化が生じます。
辛いことや苦しいことばかりでなく、
普通の方なら嬉しいと感じる結婚や昇進で気分が塞ぎこみます。
こういう方はマイホームが建っても喜べず、
いろいろ考えすぎて鬱になっちゃうのかもしれません。
まるで、ストレスに敏感になってしまったかのようです。

でもこれって、どこか化学物質過敏症に似ていませんか?
化学物質に敏感になる現象も、
ストレスに敏感になる現象も、
脳の中では同じような変化が生じているのかも……ね。



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