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菜食主義も程々にしないと危険です

2009 - 09/28 [Mon] - 23:52

こんにちわ。
今日は知り合いの方のご葬儀がありました。
8月に癌であることがわかりましたがすでに手遅れで、
それから1ヶ月ほどでお亡くなりになってしまったそうです。
享年62歳、まだまだお若いのに……(T_T)

もし私も同じ年で冥府に旅立つとすれば、
余生は10年ちょっとしかない勘定になります。
この間に、いったい何ができるでしょう?
家族のため、そして社会のために。
自分の無力さに打ちひしがれ、
珍しくセンチメンタルになった1日でした。

さて。
健康は大事です。
先週に引き続き、葉酸代謝のその後を見てみましょう。

葉酸はCユニットを運搬する非常に多彩な”運送屋”ですが、
他の化学物質にCユニットをくっ付けるのはそうたやすいことではありません。
葉酸はあくまでも【運搬体】であって、【供与体】ではありません。
体内の生化学反応で化学物質にメチル基(-CH3)をくっ付ける、
つまりメチル化(methylation)を行うにはさらに強力な化合物が必要です。
こうしてCサイクルの舞台は、
葉酸回路からメチオニン回路に移っていきます。

図をクリックすると拡大します
葉酸-6

体内を循環する5-メチルテトラヒドロ葉酸(5-THF)は、
ホモシステインにメチル基を渡してテトラヒドロ葉酸(THF)に戻ります。
反対に、メチル基を渡されたホモシステインはメチオニンに再生されます。
メチオニンはタンパク質を構成するアミノ酸の一つで、
ヒトの体内では生合成されない【必須アミノ酸】です。
ただしタンパク質の材料になるだけでなく、
メチオニンには重要な働きが他にもあるのです。

メチオニンは分子中に【S】(硫黄)を持つ含硫アミノ酸です。
硫黄は柔軟性に富んでいますが、基本的には酸素と同じ2価の原子。
わかりやすくいえば、手を2本持っているとお考えください。
ところが、すでに手が2本あるメチオニンの【S】に、
ATP(アデノシン三リン酸)のエネルギーを利用してアデノシンを強引にくっ付けます。
こうして合成されるのがS-アデノシルメチオニン(SAM)です。

見ておわかりのように、
SAM の【S】には手が3本くっ付いています。
つまり、1本多い。 電気的に+となります
そこで手を2本に戻そうとする力が働くことから、
メチル基(-CH3)を他の化合物に結合させる供与能を有しているわけ。
こうして SAM がメチル基供与体となってメチル化反応が成立することから、
SAM のことを【活性メチオニン】と呼ぶこともあります。

メチル基を手放した SAM は、
S-アデノシルホモシステイン(SAH)となり、
さらにアデノシンを放出してホモシステインになります。
ホモシステインにアミノ酸のセリンが結合するとシスタチオニンとなり、
ここからシステインが生じます。
システインはグルタチオンの一部となり、
あるいは「元気一発!」で有名なタウリンに姿を変えていきます。

こうした硫黄移動経路とは別に、
ホモシステインにメチル基をくっ付けるルートも存在します。
この場合はメチオニンに再生されるため、
メチオニン→SAM→SAH→ホモシステイン→メチオニンという、
ひとつの閉鎖回路が成立することになります。
これがメチオニン回路であり、
この回路のおかげで私達はメチル化反応を連続して行えるのです。

ところで。
メチオニンを再生させるメチル基(-CH3)は、5-THFから渡されます。
考えようによっては、これも一種の”メチル化”です。
しかし、ここでは SAM を利用できません。
それではどうやってメチル基を移動させるのか?
そこで、必要となるのがビタミンB12です。

葉酸-7

ビタミンB12の結晶は赤色を呈することから、
別名「赤いビタミン」とも呼ばれています。
その構造中心は薄いピンクで表示した部分で、
このような独特の環状構造を【ポルフィリン環】といいます。
中心部分の窒素(N)が金属元素をキレート(捕捉)し、
安定的な金属錯体を形成している点がその特徴。
ビタミンB12の場合にはコバルト(Co)錯体です。

【Co】の代わりに【Fe】、つまり鉄をキレートした錯体はヘム(heme)として有名です。
このヘムが結合したタンパク質がヘムタンパク質と総称され、
中でも赤血球のヘモグロビンや、
ミトコンドリアの電子伝達を担当するシトクロムが有名。
体内の有害物質を解毒・排出する必殺酸化酵素はシトクロムP450――
これも同じヘムタンパク質の仲間です。

こうしたヘムの強力な反応性からもわかるように、
通常では難しいメチル基の移動もビタミンB12が可能にします。
ただし、そのままでは利用できません。
ビタミンB12は【Co】にシアノ基(-CN)が結合しており、
ここからシアノコバラミン(cyanocobalamin)とも呼ばれます。
このシアノ基が外れてビタミンB12sとなり、
【Co】にメチル基が結合するとメチルコバラミン(methylcobalamin)になります。
このメチルコバラミンの強力な反応力によって、
ホモシステインにメチル基が移動されてメチオニンが再生されるのです。

つまりビタミンB12は、
葉酸回路とメチオニン回路の橋渡しをしてくれるわけです。
そのためビタミンB12の欠乏はメチオニン回路の不調に直結します。
その結果生じる問題は……

  1.悪性貧血
  2.中枢神経系(CNS)の代謝異常
  3.動脈硬化による脳の虚血

脳に重要な問題が生じることが知られています。
これを裏返せば、
メチル化反応が脳の機能維持にとても重要だということがわかると思います。
それじゃ~、【メチル化】って具体的にはどんなこと?
それをお話しするのは、また明日。

ちなみに、ビタミンB12は野菜や果物からは摂取できません
主に肉類に含まれているのです。
ただし1日の必要量はそれほど多くないため、
葉酸のように”不足”が問題となることはほとんどないようです。
ところが肉類をいっさい口にしない極端な菜食主義者では、
ビタミンB12の不足するケースが生じます。

その場合には葉酸欠乏以上に深刻な神経症状を呈することになりますが、
みなさんにはもう理由がわかるでしょ?
ビタミンB12がなければ、
いくら葉酸がメチル基を持ってきてもメチオニンを再生できないからです。

なにごとも、極端すぎるのは×
食事もバランスよく食べるのがgoodというわけですが、
家でも同じことがいえるのではないでしょうか?
自然素材も使えば使うほど良いというものではございません。



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