世界でたった一つしかないあなただけの家  FPだからできる夢の大空間

  「FPの家」槻岡建設のナビゲーター   トップページ > スポンサー広告> 住まいの医学 > 喜んで育児する親と育児を放棄する親  

スポンサーサイト

-- - --/-- [--] - --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

喜んで育児する親と育児を放棄する親

2009 - 10/15 [Thu] - 23:26

これから寒い季節になります。
赤ちゃんを育てているお母さん達には大変な季節です。
なにせ、赤ちゃんは真夜中でも「乳をくれーーー」と催促します。
仕方がないので、
お母さんは眠い目をこすりながらお乳をあげる。
しかし、暖房を止めた部屋は急激に室温が低下します。
冷え冷えとした部屋の中で、肌を露出するのはさぞ辛いと思う……

女性って偉いね~~~~

気づいてはいるものの、
布団の温もりを手放したくない私は狸寝入りしてました。 父親失格です(=_=) 
でも言い訳。
あのとき「FPの家」に住んでいたら、ちゃんとお手伝いしました!
だって、真冬の夜中でも寒くないから。

ただし、家内が特別に”偉かった”わけではなさそう。
出産した女性の脳内では大々的な神経の再編成が起こり、
母性行動が誘発されるというのです。
その結果、子供の世話をするのが気持ち良くなる――
な~んだ、それなら夜中に起きだすのも苦じゃありません。
なぜって? 子育てが楽しいからです。

こんなことをいい出して、世のお母様方のヒンシュクを買っちゃったかな?
ただし、私がいってるんじゃありませんよ (>_<)
研究者の先生方が、そういってるんです。

ということで。
今日は子育てのメカニズムを見ていきましょう。

動物は、基本的に他の個体に恐怖感を覚えます。
人間も同じ。
ところが出産した女性の脳には、
オキシトシン(OXT)が大量に分泌される。
するとあら不思議!
子供が側にいても恐怖を感じないので、
思わず頬をスリスリしてしまうのです。

さらに、バソプレシン(AVP)の作用も見逃せません。
子供のためならたとえ火の中水の中。
未婚ラットなら緊張と恐怖で身動きできなくなってしまう状況でも、
出産を1~2回経験した母ラットは違います。
しきりに辺りを探索し、危険を冒してより多くの餌を手に入れるそうです。
まさに、母は強し――

ただ女性の場合には、
オキシトシンの作用を男性よりも強く受けるようです。
その理由は、女性ホルモン(エストロゲン)が影響するから。
分娩前のエストロゲン刺激でオキシトシン受容体の数は一気に増加して、
女性はオキシトシンへの感受性がアップします。
なんでも、100倍に増えるというから驚きです。

お母さんばかりでなく、
オキシトシンは”大仕事”を前にした赤ちゃんにも働きかけます。
狭い産道を通過するのは、赤ちゃんにとっても命がけ。
このとき低酸素症から守るため、
オキシトシンは赤ちゃんの脳を興奮させないように作用します。
しかも、さらに優しい心配りがあるみたい。
出産時の辛い記憶を和らげている――そう考える研究者もいます。
生命の仕掛けは、巧妙というしかありません。

ただし、オキシトシンやバソプレシンだけで、
お母さんになれるわけではないようです。
もう一つ重要な脳内ケミカルが絶対に欠かせない。
それこそがドーパミン(DA)です。

図をクリックすると拡大します
オキシトシン-5

扁桃体が恐怖を感じると、
そのシグナルは側坐核(NAc)に伝わります。
側坐核は大脳基底核のパーツの一つで、
【腹側線条体】と呼ばれることもあります。
しかしオキシトシンやバソプレシンが恐怖を抑えてくれるので、
赤ちゃんには生体アラームが作動しません。
危険じゃないので、接近しても大丈夫というサインが送られます。
ちなみに。
通常線条体(striatum)という場合には、【背側線条体】を指しています。
主に運動の制御に関わり、
パーキンソン病で問題にされるのはこちらです。

さて問題の側坐核には、
腹側被蓋野(VTA)から伸びるドーパミン神経が input します。
すると【快感】を生じるわけですが、
オキシトシン細胞にもドーパミン受容体があることがわかっています。
つまり、ドーパミンの刺激でオキシトシンが分泌されるというわけ。
確認できないので確かなことはいえませんが、
恐らくバソプレシンも同じでしょう。

オキシトシン細胞に input するのがどこのドーパミン細胞か、
残念ながらまだ詳しいことはわかっていません。
ただし、腹側被蓋野という可能性も十分あるようです。
もしそうであるなら、こんなメカニズムが想定されないでしょうか?

  1.ドーパミンの刺激でオキシトシン、バソプレシンが分泌される
  2.恐怖心が抑えられ、子供に接近してもOKというシグナルが出る
  3.このとき側坐核にもドーパミンが分泌される
  4.脳には快の情動(emotion)、つまり快感が生じる


この2つの情報はまだ別々のシグナルです。
しかし、ここからが重要。
この情報は視床(thalamus)を経由して、
一緒に前頭前野(prefrontal cortex)に転送されます。

では、情報を受けとった前頭前野はいったい何をするのか?
簡単にいえば、情報の編集を行います。
これこそが、連合学習(associative learning)に他なりません。
前頭前野のことを”前頭連合野”と呼ぶ場合もありますが、
それは【連合】が行われる脳だからです。
つまり、次のような情報の足し算が行われるとご理解ください。

  子供に接近 + 快感 = 子供の面倒を見るのは気持ちいい

気持ちがいいなら、すすんで世話を焼きたくなっちゃうでしょ?
これが母性本能の巧妙なメカニズムです。
オキシトシンやバソプレシンだけの作用で生じるわけでなく、
そこにドーパミンのスパイスが加わることが重要なんです。

ここで再びプレーリーハタネズミ君の登場です。 まかせとけ
一夫一婦制をとるプレーリハタネズミと、
そうではないアメリカハタネズミの違いは、
腹側線条体エリアにあるオキシトシンやパソプレシンの受容体の数でした。
つまり、よりたくさんの受容体を持っていたのです。
そこでアメリカハタネズミの受容体の数を増やしてやると、
ナンと交尾相手と寄り添う時間が長くなって親密なつがいを形成しました。
ところがその次にドーパミン受容体をブロックしてしまうと、
本来の浮気性のネズミに戻ってしまう……

こうした動物実験から、ドーパミンが重要だということがわかります。
一夫一婦制をとるプレーリーハタネズミは、
「側にいるだけで幸せ」、さぞ強烈に酔いしれてしまうのでしょう。
だから、他の異性になんか興味なし! 
一生涯連れ添い、固い絆を維持します。
もちろん子育てだって仲良く協力して行いますが、
理由は単純、そうすることが気持ちいいからです。
あなた、育児もちゃんと分担してよ――
強制なんかされなくても、オスは喜んで育児に参加します。

同じ一夫一婦制をとる人間も、
恐らくプレーリーハタネズミの脳内メカニズムと同じなのでしょう。
子供は怖くない、それどころか面倒を見るのはとっても気持ちいい!
その快感は他の動物が感じる比ではなく、
だからこそ生涯続く親密な家族を形成できるというわけ。
でも女性だけではありません。
家族のために身体を張るのは、男だって気持ちがいいはずです。

最後に。
ここまでの話しを踏まえて、次の【グラフ】をご覧ください。

オキシトシン-6

これは、全国の児童相談所に寄せられた児童虐待の相談件数の推移です。
ここには平成18年度までしか紹介されてませんが、
続きはこうです。

   平成19年度→→→40639件
   平成20年度→→→42664件

悲しいことに、さらに増加の一途です。
約4万件ということは、ほぼ平成8年度の10倍。
ということは、10年で10倍という異常なスピードになります。

中でも気になるのは、
ネグレクト(育児放棄)が約40%を占め、
しかも主な虐待者の60%が【実母】だという事実。
宜しいですか?
虐待するのは父親――いえいえ、とんでもない!
お母さんが虐待してしまうのです。

どうして、こんな異常事態が生じているのでしょう?
あくまでも私の想像ですが、
ひょっとしたら、育児が楽しくないんじゃないでしょうか?
その原因はドーパミン神経の異常――というのが私の推測です。
特に心配なのは、前頭前野の機能低下。
いくらオキシトシンが分泌され、
側坐核にドーパミンが発射されていようとも、
前頭前野で【連合】されないと意味がありません。
別々な情報のままでは、育児に喜びを感じなくなってしまうのです。

これは一種の統合失調症(schizophrenia)といっても良いのかも。
【schizophrenia】という言葉を造語したのは、
スイスの精神科医ブロイラーで、1911年のことでした。
ギリシア語で【schizo】は「乖離、分裂」、
【phren】が「精神、心」を意味することに因んでいます。
そこで明治時代の日本人は、これを【精神分裂病】と直訳してしまった。
この世紀の誤訳のため、
”精神が狂う病気”であるかのように誤解されてきました。
現在の【統合失調症】に正式に改称されたのは、
ようやく2002年のことです。

ブロイラーが【schizophrenia】という言葉を用いた本意は、
この病気の本質が連合弛緩(連合障害)にあると考えたからです。
細かい話は控えますが、
簡単にいえば、前頭前野で適切な連合が行えない。
そういう脳の病気だというのです。
そこで【統合失調】という名称も、
【連合失調】という方がもっとわかりやすいかもしれない。
『クレペリン検査』で有名な精神科医のクレペリンは、
患者さんの症状をこう表現しました。
  指揮者のいないオーケストラ
言いえて妙だと思います。

この統合失調症との関わりで注目されるのは、
いわずと知れたドーパミンです。
ただし単純に「ドーパミン過剰」と理解している方が多いのですが、
それは線条体レベルの話しであって、
前頭前野でのドーパミン機能はむしろ低下しています。
このアンバランスこそが問題なのでしょう。

育児を放棄してしまうお母さんの脳でも、
現象的には同じような異常が生じているのかもしれません。
その原因は、主にストレスでしょう。
ストレスが脳に与える影響を軽視してはいけません。
しかしストレスで疲弊した脳に、
更なるダメージを与えるのが室内空気を汚染する化学物質――

だから、私はシックハウスにこだわり続けます。
自然界では稀有ともいえる、家族への細やかな愛情。
これが人類にとって最大の”財産”です。
その大切な”財産”が、
化学物質という目に見えない”砲弾”によって粉々に砕かれてしまう。

そんな悲劇を招きかねない家は、絶対に容認できません。


 
猫マーク ブログランキングに参加しています。
 ポチッとしていただければ感謝です。

 人気ブログランキングバナーにほんブログ村 猫ブログ ノルウェージャンフォレストキャットへ


■ 過去の記事を検索する方法のお知らせ

『月別アーカイブ』、もしくは『カテゴリー』をクリックすると、
最初に一覧が表示されるように改造しました。
タイトルをクリックすると、該当する記事に移動します。
これまで書いた過去の一覧を見たい方は、
『全記事表示』をご利用下さい。

読みやすいブログになるよう、
これからも少しづつ手を加えていきます。

スポンサーサイト

コメントの投稿





管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://fptsukioka555.blog86.fc2.com/tb.php/297-5b90e895

 | HOME | 

プロフィール

fp-tsukioka

Author:fp-tsukioka
群馬県の「FPの家」施工会社
店舗・工場・公共工事の施工もします

カレンダー

11 | 2017/03 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

最新記事

全記事表示

月別アーカイブ

カテゴリ

最新コメント

最新トラックバック

いらっしゃいませ

検索フォーム

リンク

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。