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No.5 ホルムアルデヒド

2009 - 01/19 [Mon] - 14:04

室内の空気汚染による健康障害――
つまりシックハウス症候群を予防するため、
13物質について室内濃度の指針値が定められていす。
このうち最初に指針値が定められたのがホルムアルデヒドです。

シックハウスの原因物質として、
一般の方が真っ先に思い出すのもホルムアルデヒドでしょう。
それくらい”悪名高い”化学物質です。

ホルムアルデヒド
ヤマアリの蟻塚から強い酸性物質が放散されていることは古くから知られていました。
蟻のラテン語名が【formica】であることから、
これにちなんで【formic acid】、つまり「蟻酸」と命名されました。
この蟻酸が還元してアルデヒドとなった化学物質が【formaldehyde】です。
今日の命名ルールではメタナールとなりますが、
ホルムアルデヒドという名称も許容慣用名として認められています。

ホルムアルデヒドは非常に反応性が高く、
ある意味”とても便利な化学物質”です。

例えば、尿素とホルムアルデヒドを混合してみましょう。
するとただ混ぜるだけで、
次々と化学反応が進行してポリマーが形成されます。
こうしてできるのが尿素樹脂です。
尿素を【urea】いうことからユリア樹脂ともいいます。

尿素樹脂
尿素はアミノ基(-NH)を2ヶ持っており、
その水素(H)とホルムアルデヒドが反応して脱水縮合を起こします。
同様の反応は全ての水素(H)で進行し、
三次元的なポリマーが網の目のように形成されます。
尿素分子が「-CH-」を仲立ちにガッチリと固定されるわけで、
こうした硬化作用が合板の接着剤として利用されます。

尿素の代わりにフェノールという化学物質を使用しても同じ反応が起こります。
こちらはフェノール樹脂となります。
19世紀末、発見者ベークランドはこれをベークライトと命名し、
天然樹脂(resin)に似ていることから合成樹脂(synthetic resin)と呼ばれました。
これが歴史上最初の合成樹脂です。

これらの樹脂を様々に成形したものがプラスチック(plastic)であり、
ギリシア語で「形づくる」という意味の【plastos】に由来します。
かつてはセルロイドが代表的なプラスチックでしたが、
フェノール樹脂の発見によって合成樹脂の時代に突入しました。
現在では、プラスチックといえば合成樹脂を指しているといっても良いでしょう。

ただし、問題点も明らかになってきました。
尿素樹脂中には未反応のホルムアルデヒドも残っており、
これが製品から揮発して室内空気を汚染するのです。

それでは体内に入るとどうなるか?

例えば……
体内にもアミノ基(-NH)を持っている化学物質が存在しています。 それこそ、無数にある
代表的なのがアミノ酸ですよね?
塩基性アミノ酸
タンパク質合成に使用される20種類のアミノ酸は、
α位にアミノ基(-NH)とカルボキシル基(-COOH)が結合したα-アミノ酸です。
ただし、中には側鎖にもアミノ基をもつα-アミノ酸がある。
それが【リシン】と【アルギニン】であり、塩基性アミノ酸に分類されます。

タンパク質からは【リシン】や【アルギニン】のアミノ基が突き出ています。
そこにホルムアルデヒドがやってくる。
するとどうなるか……
架橋反応
尿素樹脂やフェノール樹脂の場合と同じように、
ホルムアルデヒドによってアミノ酸同士の脱水縮合が起こります。
これを【架橋反応】といい、タンパク質は固定化されてしまいます。
これによって生体機能を阻害することから、ホルムアルデヒドは殺菌作用を有します。
ホルマリン液に漬けた生物標本が腐らないのも同様の理由からです。

【架橋反応】はDNAでも生じます。
このようなDNA-タンパク質との架橋形成が、
ホルムアルデヒドの発がん性の原因と考えられています。

2004年、国際がん研究機関(IARC)はホルムアルデヒドを【グループ1】に格上げしました。
これは「ヒトに対して発がん性がある」ということで、
新たに鼻咽頭がんや白血病との強い関連が裏付けられたからとされています。

こんな話を聞くと、

私の家は大丈夫かしら(=_=)

みなさんどっと不安になりますよね~

ただし、シックハウスで問題となっているのは発がん性ではなく刺激性です。
『化学物質の初期リスク評価書 No.71』の50頁には、
「ヒト健康への影響(まとめ)」として次のように整理されています。

ホルムアルデヒドはヒトの眼及び上気道に対して刺激性を示し、呼吸器系に影響を及ぼす。被験者に対する試験では、鼻及び喉への刺激性は0.6mg/㎥、眼への刺激性は1.0mg/㎥でみられた。……室内環境に関する健康調査では、0.12mg/㎥未満の低暴露集団でも眼、鼻及び喉への刺激が認められ、さらに住宅環境の子供の肺機能への影響を調べた調査では、ホルムアルデヒド室内濃度0.072~0.168mg/㎥の住宅に住む子供で慢性の気管支炎や喘息の発生増加がみられた。

こうしたホルムアルデヒドの刺激性を回避するため、
室内濃度の指針値は0.1mg/㎥=0.08ppm とされました。
普通の人が上気道に刺激を感じる最低濃度が0.1mg/㎥という点を根拠にしています。

これでおわかりの通り、
シックハウスで問題となるのはホルムアルデヒドの刺激性です。
発がん性が問題となるのはさらに高い濃度であり、
室内汚染レベルで発がんの心配はまずないでしょう。
わかりやすくいえば、
眼がチカチカしたり喉がヒリヒリするような家をなくそうということです。

そして……
建材のホルムアルデヒド対策はここ数年で劇的に進みました。
指針値を超える新築住宅の割合も、
ピーク時の30%から1%程度に激減しています。
”大問題”と騒がれた危機的状況は、
すでに脱していると考えて良いのではないでしょうか?



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