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迷走するアセトアルデヒドの指針値-(1)

2009 - 01/21 [Wed] - 13:20

室内の空気中に含まれる化学物質の種類は膨大ですが、
中でも室内からの発生が顕著な化学物質には建築的対策が講じられるべきです。
これがC/O比という考え方。
屋外濃度(O)と室内濃度(C)の比を割り出せば、
室内で発生している量が多いか少ないかがわかります。
そこで、この値が高い化学物質には特に注意しましょうというわけです。

住宅性能表示制度の「空気環境に関すること」では、
現在5種類の化学物質の濃度を測定するように求めています。
ホルムアルデヒドの測定は必須とされ、
残りのトルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレンは選択です。

ところで、かつてこの中にアセトアルデヒドという化学物質も含まれていました。
しかし今では除外されている。
室内濃度の指針値は48μg/㎥(0.03ppm)とされていますが、
これも”間違い”だといわれています。
でも変更されていない……
指針値をめぐる迷走がひどいのです。

いったいどうなってるの(?_?)

さっそく調べてみましょう φ(..)どれどれ

化学物質による室内汚染の実態を明らかにするため、
国土交通省は平成12年から室内濃度の実態調査を行いました。
当初はホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・エチルベンゼンだけでしたが、
平成13年からスチレンが追加されました。
さらに平成14年から新たに加えられたのがアセトアルデヒドです。
迷走はここから始まる……

図をクリックすると拡大します
化学物質濃度の実態調査
国土交通省は新築住宅の室内濃度調査を全国的に実施し、
指針値を超える住宅の割合を【指針値超過率】として公表しました。
一方、社団法人日本木造住宅産業協会も平成16年に独自調査を行っています。
こちらで調査対象とされている住宅は、
改正基準法以降に建築された木造軸組工法による住宅(首都圏65棟130室)です。


調査によってシックハウスの実態が浮かび上がりました。
ホルムアルデヒドの指針値超過率が28.7%にも達することが判明したのです。
そこでその対策が急がれ、
これが「建築基準法」改正(平成15年)となって具体化されるわけです。
その効果があったとみえ、
平成17年には指針値超過率は1.5%に激減しました。

しかし、これで”幕引き”となるはずではなかった……
ホルムアルデヒド以外に指針値超過率の高い化学物質があれば、
二の矢、三の矢が放たれなければなりません。
それは何か?
素直に【表】を眺めれば、誰にも一目瞭然です

アセトアルデヒドが次の規制物質となる

指針値超過率は10%程度を維持し、
ホルムアルデヒドに代わって”首位”に踊りでています。
日本木造住宅産業協会の調査ではもっと凄い!
調査対象を木造軸組工法の住宅に絞ったことが影響したのか、
指針値超過率は66.9%にも達しています。
これはかつてのホルムアルデヒドよりも”深刻な”数字です。

このような結果に慌てた方々がいたらしい……

ここで、昨日紹介した”実験”を思い出してください。
無垢材で内装仕上げをした部屋でアセトアルデヒドが検出されていたでしょ?

針葉樹を内装仕上げとして施工した実大実験室では、施工直後にアセトアルデヒド濃度は高い値を示したが、0.5回/h換気を連続して行うことで56日目には、50(μg/㎥)以下となった。

それも、ホルムアルデヒドより事態は深刻ーーー
【ヒノキ】と【レッドパイン】で仕上げた部屋では、

指針値を超えちゃった(>_<)

そうなれば、どうなる? みなさん賢いから、いわなくてもわかるよね~

こうした中、平成15年11月に突如として次のようなニュースが駆け巡ります。

世界保健機関(WHO)の『空気質ガイドライン』に誤りが発覚した

アセトアルデヒドの室内許容濃度は、
『空気質ガイドライン』の中で50μg/㎥(0.03ppm)とされていました。
ところがこれは間違いであり、
300μg/㎥(0.17ppm)に訂正するというのです。

こうした事態を受け、珍しく国土交通省が迅速に動いた!
厚生労働省が公表している日本の指針値は、WHOとは別に定められたものです。
WHOのガイドラインが変わろうが関係ありません。
しかし、日本が【48】でWHOが【300】というのではあまりにも違いすぎるーーー

おかしくない?

っていうわけで、
アセトアルデヒドの指針値を見直す動きが始まった!
もし300μg/㎥が”正しい”となると、
指針値を超えている住宅の数は大きく変わってきます。
国土交通省の結果は、次のように修正されなければならない……

平成14年度→→→0件/1390件(修正前 128件/1390件)
平成15年度→→→0件/1491件(修正前 141件/1491件)
平成16年度→→→1件/1780件(修正前 172件/1780件)
平成17年度→→→1件/1181件(修正前 137件/1181件)

日本木造住宅産業協会の結果も同様で、
アセトアルデヒドの指針値超過率は限りなく”0%”となります。

そうなると法律で規制する”根拠”はなくなっちゃう \(^o^)/やれやれ 
それどころかパブリックコメントの”賛成多数”という趨勢をうけ、
国土交通省は住宅性能表示制度の測定対象物質から除外してしまいました。

これで一見落着……?

ところがどっこい、”落着”していない!
迷走はまだ続いています。

厚生労働省が指針値の見直しにとりかかったと報道されましたが、
私の知る限り訂正された事実は確認できません。
WHOの「空気質ガイドライン」は”数ヵ月以内”に修正されるような話だったのに、
何年待っても正式に公表されません。

いったいどうなってるの(?_?)

まにあっくとしては、これじゃ~納得できない!



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