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「自然住宅」だけじゃ「健康住宅」になりません

2009 - 02/04 [Wed] - 11:23

シックハウスにならないようにするためには、自然素材を使うのが一番!

木は無垢材が最高\(^o^)/

そう信じている方は多いはずです。
何を隠そう……私もそう思い込んでいました。

ところが

無垢材の匂いはきつすぎて耐えられません――(T_T)

そういう”声”を聞いたときは、信じられませんでした。

まさか~、ウソだろ(?_?)

でも「あなたはおかしい」なんて、間違ってもいっちゃいけない。
その理由を探ろうとして、
まにあっくはどんどん”深み”にはまっちゃいました(>_<)
今になってようやく、
その方の言っていたことが”ウソ”なんかじゃなかったと理解できます。

木の【効能】を謳ったサイトは数多あります。
例えばこんな感じ……

ヒノキのように鎮静作用のある木の香りは、イライラを抑えてストレス解消に。また精神が安らげば元気も出るわけで、ある実験では、トドマツの香りを森林と同じ濃度にしてマウスを飼育したら、マウスの体重増加・摂食が安定し、運動量が2.71倍に増大したそうです。まさに、木は元祖アロマセラピなのです。

この中に”ある実験”が引用されています。
以前紹介した仔マウスの生存率を比べた実験と並んで、
これまた木の【効能】を説明する際にしばしば引用される有名な実験です。

「精油のマウス運動量におよぼす影響とその揮散度について」
   谷田貝光克・土師美恵子
   『木材学会誌』31巻5号(1985年) 

1985年といえばシックハウスが問題になる以前のもので、
これも”古典的論文”といっても良い素晴らしい論文です。
その中の有名な図を紹介しましょう。 私の加筆が加えてあります

図をクリックすると拡大します
精油のマウス運動量に及ぼす効果
実験では容積3㎥の箱の中にマウス1匹ずついれ、
ヒノキとトドマツの葉油を浸したろ紙を使ってテルペン濃度を調整しました。
その上で、マウスの運動量を回転ケージの回転数で調べています。
ただし運動量には個体差があるため無臭での運動量を「1」とし、
これとの相対比で各濃度の運動量を算出しています。
各濃度の運動量から無臭での運動量=1を差し引いた数値が、
精油がマウス運動量に及ぼした【効果】です。

実験では、次のような点が確認されています。

1.ppm以下の低濃度(ppb)では、マウス運動量に対してプラスの効果をあらわす。
2.トドマツの場合には0.08ppm(80ppb)で最大値を示す。
3.ヒノキの場合には0.03ppm(30ppb)以下に最大値があると考えられる。
4.ppm以上になると逆にマイナスの効果があらわれる。

実際の森林内の濃度は、
場所、季節などの条件によって一定ではありません。
多くてもせいぜい数十ppb、
平均すれば数ppb、もしくはそれ以下というのが自然の濃度です。
ちなみに、【ppb】というのは【ppm】の1000分の1の濃度です。
詳しくはこちらをご覧下さい。

ということは……

マウスは森林内のテルペン濃度領域で最も活発に運動する

それよりも高濃度になると、運動量はかえって減ってしまいます。
つまり最適有効濃度があることがわかったのです。

そこで谷田貝先生らは次のように締めくくっています。

濃度が適当な場合には運動量が増加するが、同じ葉油の香りでも濃度が極端に大きい場合には、運動量にマイナスの効果が蓄積されていくことがわかった。

濃度が高いほど良いわけじゃないと、ちゃ~んと明言しています。
自然界の濃度の100倍を超えるとマイナスの効果が上回りだすのです

ところが肝心の”後半部分”は省略して、
プラスの効果があるという点ばかり引用されることが多い!!!
毎度のことながら、都合のいい所だけを”つまみ食い”してる……(>_<)

それでは、無垢材で内総仕上げをしたときの室内濃度はどうだったでしょうか?
再び(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターの実験を思い出してください。
TVOC濃度は3000μg/㎥――
もちろんその全てがテルペンじゃないですが、
α-ピネンだけでも1500μg/㎥を超えています。

α-ピネンの森林中濃度は平均して数μg/㎥ほど。
ピネンとリモネンは「1μg/㎥=0.18ppb」という式で換算できますから、
ppb表示では多くても数ppb程度といったところでしょう。
そこで森林中の濃度を10μg/㎥と仮定すると……

森林中の濃度のナント150倍(+_+)

さすがにそこまで高濃度だと、マイナスの効果が出てしまうのではないか――?

無垢材を使えば健康住宅なんて単純に言えないことが納得していただけますか?
ピネンやリモネンは自然の濃度に近づけてやることが重要なんです。

確かに、自然素材や無垢材を上手に使えば素晴らしいお住まいとなるでしょう。
しかし”対策”を忘れてはなりません。
昔の家はスカスカだったから、
木から放散するテルペン量が多くても問題にならなかった。

ところが、現代の住宅は隙間の少ない高気密住宅になっています。
自然住宅を健康住宅に磨き上げるためには、

機械で24時間換気をきちんと行うこと

この点をゼッタイに忘れてはいけません!

(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターの実験では、
ちゃ~んと機械で換気をしていました。
それでもあれほどの高濃度になってしまう……
では換気がいい加減な家だったらどうなるでしょうか?
さらに高濃度となることは明らかです。

にもかかわらず、こういった”落とし穴”をわきまえていない業者があまりにも多い(=_=)
”対策”はお粗末なまま平気で無垢材を使う。
それで、健康住宅なんて胸を張ってる。
実は……

それこそ住む方の健康を考えていない不健康住宅じゃないでしょうか?



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