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花粉症はなぜ増えたのか?

2009 - 02/12 [Thu] - 13:23

昨日は免疫のお話をしました。
もうちょっと補足しましょう。

人間に限らず、生命は常に外界の脅威に曝されています。
中でも恐ろしいのは感染症!
これを防ぐために、
植物から動物まであらゆる生命が免疫システムを発達させました。
自然治癒力――っていっても良いでしょう。

中でも、脊椎動物だけが持っているのが獲得免疫です。
最近では適応免疫ともいいます。
一度被害をうけた脅威を”記憶”できるため、
次回以降の侵入に対して迅速かつ的確に対処できるのが特徴。
そしてこの獲得免疫をコントロールする”司令官”が……

Th細胞――っていうわけです。

獲得免疫の重要さは、みなさんもよく知っているはずです。

ウィルスっていう奴はとても賢くて、
こちらが対処できないようにどんどん”進化”していきます。
その中に、Th細胞に感染し、これを破壊するウィルスがあります。

そうなると、さすがの人間もお手上げ(*_*)
 
免疫力が低下して、感染症に無防備な状態になっちゃう。
だから、待っているのは

この恐ろしいウィルスの名前がヒト免疫不全ウィルス(HIV)
でもって、このウィルスによって発症する病気が後天性免疫不全症候群
つまり、エイズ(AIDS)です。

免疫システムがとっても重要だってわかっていただけます?

本来なら身体を護るはずの免疫システム……
これが”暴走”して、
かえって人間に不都合を生じさせてしまうのがアレルギーです。
とりわけⅠ型アレルギー(即時型アレルギー)が有名で、
花粉症はその代表っていうわけ。
今や国民4人に1人が花粉症といわれています。

それにしても、なんでこんなに花粉症が増えたんでしょうか(?_?)

答えを出すためには、
いくつかの原因を複合的に考えなければなりません。

 乳児死亡率の低下

まず、免疫システム自体に大きな変化が起きています。
これが昨日紹介したTh1細胞とTh2細胞のバランスです。
Th2細胞が優勢で、過剰なアレルギー反応を起こしやすい方が増えているんです。

その原因は、皮肉なことに乳児をめぐる衛生環境の改善

かつて日本の乳児死亡率は非常に高かった!
厚生労働省の『人口動態統計』によれば、
1950年(昭和25)には60.1‰(出生1000対)にも達しています。
それが1980年(昭和55)には7.5‰にまで改善されました。
産婦人科で出産することが当たり前となり、生活自体も都市化した――
赤ちゃんを襲う感染症の脅威が劇的に減少したんです。

これはとっても素晴らしいこと\(^o^)/
でもそのおかげで、Th2細胞は優勢になっちゃっう(=_=)


だから「不衛生な方がいい!」なんて簡単にいえないわけで、
アレルギー体質の方が増えるのはある程度仕方がないのかもしれません。

感染症が減って、それだけ安全っていうことの裏返しなんです。
かつては国民病とも恐れられた結核病の感染頻度と
アレルギーの頻度が逆の相関関係にあることもわかっているそうですよ。

 花粉飛散量の増加

そうはいっても花粉症にはなりたくないっていうのが本音……
どうしましょ?
実は、Th2細胞が優位になったからといって、全ての人が発症するわけではない!
アレルギーの原因となる【抗原=アレルゲン】の量が問題なんです。

ここで興味深い事実があります。
戦後間もない1947年(昭和22)、日本を台風が襲いました。
台風史上に有名なカスリン台風です。
死者1077人、行方不明者853人という甚大な被害を出し、
特に関東一円に大きな爪あとを残しました。

この台風は典型的な雨台風だったんですが、
被害を大きくしたのは台風だけが原因ではありませんでした。
戦争中の乱伐によって、山が保水力を失っていたのも災いした!
特に赤城山では大規模な山津波が発生したといわれています。

そこで、1950年代から大規模な植林が行われました。
その際植えられたのがスギでした。
スギは樹齢30年を超えると花粉を飛散し始めるそうです。
ということは……

1980年頃から、スギ花粉の大量飛散が始まる

事実、1976年・1979年・1982年に
スギ花粉の大量飛散が確認されています。

そこで、【乳児死亡率】と【林齢31年以上のスギ林面積】の推移を重ねてみましょう。
林齢31年以上のスギ林面積の推移には、
アレルギー医である三好彰先生の図を使わせていただきました ありがとうございますm(__)m

図をクリックすると拡大します
花粉症増加の背景
1980年の乳児死亡率は、1950年の8分の1に減少します。
一方、花粉を飛散する林齢31年以上のスギ林面積は、
反対に1970年代後半から急激に増えています。
両者は見事に反比例している……

1980年代以降、花粉症患者が急増した――
これは衛生環境の向上だけが原因じゃ~ないんです。

スギ花粉の飛散量が増えた

この事実を見逃してはいけません。

日本の本州には、
ブナなどの常緑広葉樹を中心とする【照葉樹林】が広がっていました。
決してスギはメインではなかった……
花粉症が増えた一因は、
建材需要をあて込んだ国の植林計画にもあるんじゃないでしょうか?
ところが、国産材の利用は思ったように進まない(>_<)

このままじゃ~、木のイメージが悪くなる ますます売れない(T_T) 

”あせった”でしょうね~
『植林計画の失敗』なんてつつかれでもしたら、それこそたまんない!!!

興味深いことに、林野庁は1982年からこんなことを言い出しています。

健康・保養に国内の森林を活用する――

このときに、はじめて森林浴っていう言葉が使われたんです。
さかんにフィトンチッドなんて言われだしたのもちょうどこの頃……
木のイメージアップに必死!
シックハウスが社会問題になるよりも前のお話です。

単なる偶然の一致?

果たして、どうなんでしょう?
私には【単なる偶然】には思えないんですが……


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